食べログ・グルメ情報
時間をずらせば静かに美味しいものを 銀座「おおつき」 - 2009.04.06
銀座8丁目「ソニー通り」のビル地下にある『おおつき』。
高級店が連なる8丁目の繁華街で、気軽に入ることのできる割烹料理屋です。
このお店は、7時前後~8時頃までは、銀座のクラブのホステスとの同伴客でいっぱいで、なかなか席が取れない事が多いと思います。もちろん、予約をしておけば対応してくれますので、この時間帯に行かれる方は、電話で予約しておくとよいでしょう。
8時半を過ぎると、ほとんどの同伴客がクラブに出かけますので、一気にお店はガラガラになります。『おおつき』での食事をメインで考えられている方は、8時半以降に入店すれば、まず予約なしでも席が取れますし、ゆっくりと食事を楽しむことができます。
【ジュンサイと生海苔の酢の物】
このジュンサイの酢の物、生海苔の酢の物は是非味わってみてほしい。酢加減が絶妙で、ジュンサイの爽やかな香り、野性的な苦味、海苔の香りが犠牲にならず、とても美味しい。
【刺身の盛り合わせ】
銀座周辺の高級な鮨屋にも劣らない、新鮮で厳選された食材。ネタも素晴らしいが、調理技術も素晴らしい。手頃な料金の魚料理で、これほど納得させるお店は銀座では貴重な存在。
ちなみに、この店は全てカウンター席で、店の内装も和風の落ち着いた雰囲気。静かに商談をするには最適なお店です。料理ですが、まず何を注文されても美味しい。特に魚料理は、近所の高級な鮨屋に行くよりも新鮮な魚がお安くいただけると思います。
その他、お気に入りのメニューとしては、ジュンサイの酢の物、生海苔の酢の物、お晩菜の品々、水ナスなどの漬物がお勧めです。また、このお店の屋号は、以前は「汁へい」と言ったように、お味噌汁が大変美味しい。お酒を飲んだ最後の締めには、自慢の炊き込みご飯とお味噌汁をいただけば、お腹一杯で満足できると思いますよ。
神田のランチ大人気行列店『神田きくかわ』イロハの鰻重 - 2009.04.03
非常に懐かしいお店です。
社会人になりたての頃、給料日にはこの『神田きくかわ』の行列に並んで、鰻を食べました。
その頃は、ここの鰻がとっても大好きで、毎月、給料日になるのが楽しみでした。
もうかれこれ、20年以上も前になってしまいますが、その頃は、鰻を焼く煙がそのまま歩道に流れており、もう居ても立ってもいられない匂い。その香ばしい匂いを嗅ぎながら行列に並んだものです。
イロハの鰻重
ここのメニューは、イの鰻重、ロの鰻重、ハの鰻重と、イ・ロ・ハで等級が区別されています。
その他に、大串うな丼もあります。
最近になってひつまぶしの様なメニューもできたようです。
このお店は、12時過ぎから2時近くまでいつも満席で、階段や入口に行列が出来てしまいます。
ですので、ゆっくりと食べたい人は、平日の御昼時をはずして行かれた方がいいと思います。
ちなみに、2階席を含めて、ランチ時の混雑時は、相席になりますのでご注意。
さて、お味ですが、どうも昔の印象が強かったのか、あるいは自分の舌が肥えてしまったのか、それほどの感動はありませんでした。もっとトロリととろけるような感覚があったと思うのですが、気のせいでしょうか?以前は、店内の壁にフランス産のウナギを掛け合わせて作った養殖ウナギと説明があった気がしますが、見かけませんでした。
やっぱり、煙がもくもくの時代の方が美味しかったのかなぁ・・・
銀座並木通りの大人の隠れ家「Wine Bar 池田」 シャトー・マルゴーの夜 - 2009.03.28
高級店の立ち並ぶ銀座8丁目並木通り
ここ、銀座並木通りは、おそらく世界で最も客単価が高額なお店が立ち並ぶ一角ではないでしょうか。特に並木通り、銀座8丁目付近は、ルイ・ヴィトンなどの高級ブティックに並んで、『レストラン ロオジエ』があり、夕方からは高級車で渋滞になる特別な地域です。20時近くになると、高級クラブの同伴客達が、周囲のソシアル・ビルに飲み込まれるように入っていきます。
この『Wine Bar 池田』も、そんなソシアルビルの6階という絶妙な位置にあります。中は、分厚い立派なカウンターとテーブル席が数卓、奥にはシガー用のバーも設置されています。さらに、入口にはワインカーヴが設置されていて、オーナーのワインへの力の入れようが伝わるようです。
この『Wine Bar 池田』は、栃木県宇都宮を拠点とする池田グループの経営で、オーナー自ら采配を摂るお店。すぐ近くに系列の『銀座池田』、宇都宮に同じく『Wine Bar 池田』の支店があります。
サービスという感動を売るお店『Wine Bar 池田』
私がこの『Wine Bar 池田』に通うようになって、もう10年近く(開店から10年)経ってしまいましたが、バーの中では高級なお店でありながらも、こうして魅力を感じるのはどんな時でもお客への気配り、心配りが素晴らしく、来てよかった、楽しかったと思わせてくれるサービスを与えてくれることにあります。
バーマンの方々は、いずれも世界中のコンペティションで入賞経験を多数保有する筋金入りのバーマン達ばかり。グラスの手入れ、ボトル磨き、氷の準備やカクテル用の素材のカッティング技術、もちろん食器の手入れに至るまで完璧なまでに準備を整えていることが良くわかります。
一つ一つの動作の全てがエンターテイメントであるバーでは、例えばグラス一つへの思い入れがお客に伝われば、同じ酒でも数倍の味となって生きてくるわけで、だからこそ、わざわざバーに出向いてお酒を飲むわけです。
シャトー・マルゴー 1987
今日は幸運なことに、写真のシャトー・マルゴーを飲むことができました。1987年のヴィンテージですが、市場価格より数パーセント高い程度の値段。
本当にその価格でいいのかと、何度も聞きなおしたのですが、高騰前に仕入れたものなのだという。あまりに安いと事故品ではないかと疑うものだが、この『Wine Bar 池田』との付き合いは10年近くにもなり、品質には絶大な信頼をしている。
飲みかけだった、ボランジェを飲み乾し、前菜にも手をつけずデカンタージュを待った。
流石、ワインの女王と呼ばれるにふさわしい。
重厚でありながらもやわらかな噛みごたえは、マルゴーの真骨頂。
つまみなど本来いらないのだが、幸運を与えてくれたお店には、それでは失礼というもの。
『Wine Bar 池田』では、世界各国のチーズから常に20種類位を取りそろえて注文する事が出来るのですが、アロマが花開く頃、チーズを注文することとし、まずは、メニューの中から、美味しそうなものをいくつか注文した。
プロシュット
オードブル(付出し)
付き出しとして出されたオードブル。趣味の良さが分かります。
キャビア ベルーガ
ベルーガです。ワシントン条約の問題や、地域紛争の問題などで手に入りにくくなってますね。いずれは輸入品は、かなり規制されることになるでしょう。国産のキャビアの品質が上がることをひたすら望みます。
Lustau Almacenista Oloroso Pata de Gallina 1/38 Jarana
最後の締めは、シェリー酒。このシェリーは、「アルマセニスタ」という名前が付けられています。
アルマセニスタとは、ボデガ(ワインの熟成庫)を持ち、家族代々受け継がれてきたシェリーを200樽以上所有している人々の事で、ワインの愛好家以上の熱狂的なファンの事を言います。
多くのアルマセニスタは個人の実業家や医者などの職業の方で、ボデガを個人で所有しているという超裕福層です。
この「アルマセニスタ・オロロソ・パタ・デ・ガリーニャ・1/38・エミリオ・ルスタウ」は、アルマセニスタの一員だったエミリオ・ルスタウのブランドで、アルマセニスタから買い付けたシェリーを用いて製品化し、一切ブレンドを行わないため、樽のナンバーが「1/38」のように記されているのだそうです。
こういったお酒に関するお話をうかがいながら、極上のひと時が過ぎていくのでした。
花椒麻婆豆腐と黒豚餃子 「天鴻餃子房の激辛マーボードーフ」 - 2009.03.23
飯田橋の駅のすぐそばにある餃子のチェーン店です。
ランチタイムのメニューを見ると「花椒麻婆豆腐(ホアジャオマーボードウフ)」がありました。
普通の麻婆豆腐はよく見ますが、本格的に花山椒を用いた花椒麻婆豆腐は、高級店に行かないとありません。喜んで入ってみました。
なぜかお店の中はガラガラ
店員の方は全て中国の方でした。まだ12時30分なのに、席はガラガラ・・飯田橋という土地柄のせいなのでしょうか。この飯田橋には中華料理、餃子専門店が集中しているので、競争が激しいのかなと思いました。
天鴻餃子房の黒豚餃子
ランチセットの餃子です。3個ついているのですが結構大きめなのでおなかが膨れます。
もっちりとした皮が特徴です。餡は野菜がたっぷりと入っていて、なかなか美味しい。
残念なのは、お皿が冷えているので、お皿に触れている部分が冷めてしまっている事、おそらく冷蔵庫から出して、すぐに調理したのでしょうか、中の温度が少し低い気がしました。
天鴻餃子房の花椒麻婆豆腐
花山椒の香りが立ち込めます。お店の方が、流暢な日本語で「からいですよ・・」と言いながら運んでくれました。黒豚のミンチは包丁で細かく切られた本格的なもので、いわゆる挽肉ではありません。粉をふって、油に通し、それから調理したのでしょう。しっかりと味が絡んでとても美味しかったです。
しかし、これほど美味しい花椒麻婆豆腐を出すのに、なぜお客さんが少ないのでしょうね。
不思議な気がしました。
美味しいもの見つけた! 飯田橋・九段下の「時代寿し」の牡蠣とじ丼 - 2009.03.20
ランチタイムの穴場 時代寿し
飯田橋の東京大神宮近辺。平日の御昼時となれば、どの店も満員。行列のできるお店も少なくない。この時代寿しは、以前から知ってはいたのだが、なかなか入りにくい雰囲気があり、いつも暖簾をくぐらずにいたお店です。
かきとじとは?
いろいろ想像しました、牡蠣の事だと思うのですが、卵でとじるのか?
しかし、そんな事してなまぐさかったり、固くなってしまったり、美味しくないのでは?
考えれば、考えるほど気になってしまい、勇気をもって入ってみる事にしました。
店内は意外と広く、10名ほど座れるカウンター席と、広めの座敷・個室があります。想像通り、満員ではなく、半分くらい埋まっている状況でしょうか。
カウンター席の隅に座らせていただきました。
注文したのは勿論、「かきとじ丼」です。
さて、どんなものが出てくるのか?
予想をはるかに超えた美味しさ「かきとじ丼」
待つこと15分。かなり待ちました。良く考えてみれば、鮨屋ですので、目の前のカウンターで仕事をしている大将は、お寿司のメニューを担当しているわけで、私が注文した「かきとじ丼」は別の場所にある厨房で作っているわけです。
熱いお茶を飲みながら待っていると、出てきました「かきとじ丼」。サラダと小鉢、甘エビのお味噌汁がついて1050円!
やっぱり、生臭くなってしまうんじゃ・・恐る恐る食べると、これがとんでもない。
生臭いどころか、出汁のうまみと牡蠣の甘みが絶妙に絡み合って、これがうまい!
しかも牡蠣がたくさん、いったい何粒入っているのだろう?
10粒くらい?かなりたくさん入ってます。
卵がふんわりしていて、くどさがない。
これは何か秘密が?
・・・じっくりと分析・・・もしかしたら、間違っているかもしれませんが、揚げ玉が入っている?
ほのかに胡麻油の香りがするのはそのせいでしょうか。
揚げ玉が、牡蠣の煮汁を吸いこんでふくらみ、それが卵でとじられる事で、ねっとり、ふんわりとした独特の仕上がりになっているのでは?
違うかなぁ?たぶん揚げ玉だと思います。
いや、それにしても、これは美味しいものを見つけてしまいました。
しかも、周囲は激混みなのに全然空いてる!
こうしてブログに書いてしまうと、一気に有名になってしまいそうですが、何といってんも季節限定ですから。早くいかないと、この美味しい「かきとじ丼」は食べれなくなってしまいますよ。
ちなみに、カウンターの別の席のお客さんが注文していた、「穴子天丼」や「煮魚定食」もすごく美味しそうでした。煮魚は、大きなカレイの煮付けが丸一匹!
うまそうでした!
次は絶対、煮魚定食にしよう!
