2007年6月に、北川温泉で有名な、伊豆北川(ほっかわ)の定置網に「メガマウス」が入ったと報じられ、日本中のダイバーが興奮しました。
伊豆北川でのメガマウス出現状況を調べると以下のようなものでした。
少しでも出会える確率が上がるといいな。
・・ナンチャッテ
まず、東京湾から相模湾は古来よりサメの宝庫だったのではないかという仮説。
「美しい海が永遠でありますように」サイト記事から…
【2007年6月初旬の日本近海表水温】
次に、メガマウス出現の条件を探るために近海の表水温を調べてみましょう。
気象庁データベースで調べた、当時の日本近海の表水温。
北川近辺は15度前後。

【2007年6月初旬の海流図】
海流の様子はどうだったのか?

【2007年6月初旬の海況状況】
黒潮の流れはどうだったのか?

【2007年6月上旬に発生していた台風6号】
台風を含めた天気状況はどうだったのか?
『東京湾〜相模湾の海底地形』
相当に複雑な地形になっていることが分かります。
あくまで、仮説なのですが、この時期、黒潮の大きな蛇行により、下の図のように大きな冷水塊が発生していたのではないか?(緑色の円)
黒潮の蛇行は、コリオリ力によって(参考記事:黒潮の一生〜2000年の命の海流)巨大な渦を形成し、1000mを超える深海から上昇海流を生み出します。
この上昇海流にのって、外洋の深海にすむ生物たちが表層に上がってくるのではないか。
さらに、南シナ海、フィリピン近海に「遠い台風」が発生していると、その土用波の影響により、表層に浮かび上がって体力を消耗した深海性の生物たちが、再び深海に戻ることができず、駿河湾湾奥、あるいは相模湾〜東京湾の沿岸部に寄せられてしまい、ダイバーの目にとまったり、漁業用の定置網に捕獲されたりという現象になるのではないか?
ミツクリザメが東京湾湾口部で多く発見されること、相模湾には、多くのサメやクジラが生息すること、世界的にも珍しい深海魚が水揚げされる地域の特性として、上記のようなことが考えられるのではないかと思いました。