なんと海中は、アマモがびっしり。とても美しい海です。
これだけのアマモの密生地は非常に貴重。まだダイビングスポットとして開拓中ですが、沖合には東京湾屈指のサンゴ礁もあるらしいです。
他にもたくさん。とても載せきれません。
そしてお待ちかね。ダイビング後は、地元食材を使った魚地司郎さん手作り料理で、一杯(笑。
漁船上で神経抜きによる活き〆を行った、超高級食材!
こんなん食べちゃっていいの~~?
とっても充実した一日でございました。改めてパロパロアクアティックさんのサービスに感動。そして魚地司郎さんに惚れこんでしまいました。
昨年、株式会社ゼロの五月女社長様との深夜にまで及ぶ怪しい会議を行い、2013年の新製品コンセプトは「Spider」であると熱く語り合ったのでした。五月女社長様が熱く語っておられたのは、つまり従来の技術では、ドライスーツの主たる素材であるラジアル生地(ブチルゴム)には、黒や赤い色でしか着色することができなかったのですが、カラフルな色彩で着色することができるようになったとのこと。
ゼロさん、老舗メーカーなのに商品開発力やアイディアはベンチャー企業並みの素晴らしい柔軟性ですね!
いかにもプロっぽくて、渋い路線のドライスーツから一気にカラフルなデザインに挑戦するとは、流石です!
どうせ作っていただくのなら、そのカラフルな色彩を堪能しようと、全色を使ってこんなドライスーツを作っていただきました。
じゃ~~~~~~~ん!
見よ!
この前代未聞の5色使い。
最高ですね。
このブログでは、いかにZeroのドライスーツが優秀であるか、何度もご紹介してきました。お陰様で、ホームグラウンドの西伊豆大瀬崎は、ZEROのドライスーツを着たダイバーさんたちがとても増えましたね!仲間が増えるっていいですね~。
今回発表になったRD-2 Spiderでは、素材生地以外の機能は、初代RD-2と同等の高性能さを誇っています。
従来の金属製防水ジッパーよりも、軽さや柔軟性、女性の腕力でも軽々と脱着できるスムーズさが売りのTIZIP。従来のRD-2よりも取り付け寸法が調整されているようで、より扱いやすくなっています。外側のシェルのジッパーを閉める際に、誤って内側のジッパーが引きずられて開いてしまうといった浸水事故も圧倒的に少なくなりました。いいですね~。
今や常識となった、クリップ式の吸気バルブ(オプション)。流氷ダイビングで仮に凍りついたとしてもクリップを手で引き抜く事ができ、事故を防ぐ事ができます。
そして、絶大的な信頼性を誇るDIVEWAYS社製の排気バルブが、左腕に付けられています。この位置がまたもや改良されていて、初代RD-2と比較すると微妙に手首から離されて装着されています。さらに手首周りの採寸も二周りは太くなっており、これによってバルブが手首に当たって痛くなってしまったりすることを防ぐだけでなく、排気性能をさらに向上させているのです。
どうすごいか?そりゃもう...自分の場合は、カメラを構えたまま水深をキープしたり、あるいは被写体を追って移動することが多いのですが、その時に、いちいち排気バルブに手を伸ばさなくても、「AUTOモード」にしておけば勝手に排気されるんです。
カメラのファインダーに集中していても、勝手にプクプクと排気されますから、急浮上などの事故を防ぐこともできますし、なにより吸排気に意識を咲かなくていいのでとても楽ちんなんです。
今回新しく生まれ変わったZERO RD-2 SPIDERの最も「すごい!」と思った点は...
ネックシールの柔らかさが半端じゃないことなんです!
シルクのような滑らかな手触り...
マシュマロみたいな柔らかさ...
これならドライスーツの脱着にてこずっていたロングヘアーの女性でも「スルッ!スポッ!!」ってな感じで脱げますね。
この記事の最初に乗せた私の写真...柔らかネックと、柔らかフードに感動して雄叫び(笑)をあげているシーンです。
素晴らしいです。
いかがです?
ZEROの新しいRD-2 SPIDER。カラフルになってよりダイビングが明るく楽しくなるんじゃないかなと思うのですが、この新製品、是非ともビギナーダイバーの方々に購入してもらいたいですね。
僕らのようなプロライセンス保有者だと、どっちかというと渋めのデザインを選びがちなんですが、そもそもダイビングはレクリエーション・スポーツですから、もっとデザインに拘るべきじゃないかなと思うんです。
そういう意味では、これまで着色が限定的だったラジアル生地に革命を行ったZEROさんの功績は大きいですね。
このRD-2 SPIDERなら、日本全国どこに行っても目立つこと間違いなし!ビギナーダイバーさん。いつまでもレンタルスーツじゃ、上達しませんよ~。自分の体に合った最高のダイビングギアを是非とも手に入れてください。これ以上のドライスーツは、世界広しといえどもなかなかないのではないでしょうか。
]]>久しぶりに見たセトミノカサゴ
湾内の砂地で寒そうにしていました;;
久しぶりにハクセンミノウミウシを見ました。
妖艶な姿と模様。
美しいウミウシですね。
巻貝を住処にしたミジンベニハゼのペアです。
このミジンベニハゼには思いがいっぱい・・・。
ここでは理由があってご説明できないのですが、ようやく撮影しました・・・って感じです。
比較的浅い場所にこのミジンベニハゼの棲家はあるものですから、ここにはビギナーダイバーさんがたくさん訪れます。
ビギナーの方々には、もっと大瀬崎の自然を知っていただき、楽しんでいただきたいので、たくさん観察していただきたいのですが、是非守っていただきたい注意点があります。
自然を自然のままに残し、我々ダイバーが破壊者にならないために絶対に守らなければならないマナーです。
ここでビギナーダイバーといっているのは、経験した潜水本数が少ない方のことを指しているのではなく、十分な「中性浮力のスキル」を身に着けていないダイバーの事を指しております。何千本という経験を持ちながらも中性浮力が十分にできず(あるいはできるのにしない?)、砂煙を巻き上げている「ビギナーダイバー」をよく見かけます。
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
2012年は辰年ということで、大瀬崎湾内のオオウミウマを撮影してきました。
ヨウジウオ科 タツノオトシゴ属(Hippocampus)の中で最も大きくなる種族がこの「オオウミウマ(大海馬)」です。
大きいものでは30cmにもなる個体もいるそうな・・・。
しかも、タツノオトシゴ属の中で、唯一、汽水域でも生息できるんだそうです。
すごいですねぇ。
大きいだけじゃなくて、生息範囲も広いんですね。
さすがタツノオトシゴの王様ですね。
黄金色に輝く、タツノオトシゴ。
今年は幸先がいいですね!
チョウチョウウオの仲間って、真正面から撮影するのって難しい・・・
何度もチャレンジしてようやくこの一枚。
というか、真正面からだと何のチョウチョウウオか分かりませんね(汗;
2011年12月23日。
年末も差し迫った師走というのに、大瀬崎の水温は20度。
透視度は15mを軽く超えていました。
黒潮が流入したことによって急激に水温が上昇したものと思えます。
季節来遊漁のハタタテハゼも元気に泳いでいました。
1月になっても元気で泳いでいてほしいですね。