大瀬崎ダイビングハウスマンボウ さんにて、画期的な企画が催されます。
第1回 高砂淳二 水中写真撮影セミナー 開催決定
なんとあの、自然写真家「高砂淳二」先生と一緒にダイビング!
さらにプロフェッショナル・フォトグラファーの撮影シーンを目の前で見る事が出来る!
さらに、さらに…自分の写真にワンポイントアドバイスもしてくれるのだそうです!
凄い!
これはもう、早速申込みですね!!
数年前に発売されたCanon MP-E 65mm f2.8 1-5というマクロレンズがあります。
このレンズは、フォーカスが固定されており、ズーム変更しかできない構造になっている、とても特殊なレンズです。
その代り、5倍まで拡大撮影ができるという優れもの。
もしこのレンズを、海中で使いこなすことができたら、とんでもない世界が撮れるだろうと思って練習を始めました。
【EF100mm F2.8 マクロ USM】
いつも海で使用しているレンズで撮影した蟻です。
【Canon MP-E 65mm f2.8 1-5】
これが、Canon MP-E 65mm f2.8 1-5で撮影した映像です。素早い動きの蟻をとらえる事は、ほぼ不可能に近く、倍率も最大の5倍まで上げる事ができませんでした。
じっと動かない生物なら、もしかしたら最大の5倍まで拡大してもピントを合わせる事が出来るかもしれません。
なにせ、このレンズ、フォーカスが固定されているので、カメラ自体を数mm単位で前後させてピントを合わせなければなりません。
至難の業です。
また、虫の動きを止めるには、1/600以上のシャッタースピードが欲しいところですので、ISO感度も大幅に上げてあげなければなりません。
長年、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)を使ってきたのですが、数mmサイズの小さなウミウシや、すぐに逃げてしまうすばしっこい魚を撮影する場合など、どうしてもコンデジでは限界があり、不満がつのっていました。
かといって、一眼レフカメラは、本体の価格よりも、ハウジングの価格がはるかに高価で、どうも納得がいきません。
せっかく数十万円もはたいてハウジングを購入しても、毎年のように中身の一眼レフは新機種が発表され、とてもじゃないが、その都度、ハウジングを購入するなどできっこない話。
そんな時に、水中撮影では、私よりも断然経験が深い身内より、中古のハウジングを借りる事ができました。ラッキ~~!
SEA&SEA DX-400D
ハウジングはこんな感じ
SEA&SEAのハウジング。Canon DigitalX用のハウジングです。
このハウジングはアルミ合金削り出し。とっても重いのです。
オレンジ色の丸いものは、漁業用の浮き。
これをつける事で、水中での浮力をプラスさせ、水中でのバランスを改善させます。
ターゲットライトの取り付け
まずは、ターゲットライトを取り付けてみます。
予備に買っておいたハンディタイプの水中ライトを装着してみます。
こんな感じ・・・
かっこいいですねぇ~。
BCにしまいっぱなしだった、予備のライト。
ようやく活躍する日がやってきたんですね!
カラビナフックの取り付け
かなり重たい一眼のハウジング。
こんなのを持って海に入るのですから、いざという時のためにフックを取り付けます。
このフックを、つける事で、いざ両手を使いたいとき、BCのフックにハウジングを固定しようという作戦です。もちろん、普段は手で持ち歩くのですが、ちょっと手を開けたいときなどに便利かも、と思って用意しました。
一応、左右つけておきました。
果たして思い通りに機能するかどうかは・・・やってみないとわかりませんね。
アームの取り付け
SEA&SEAのハウジングですので、SEA&SEAのアーム「シーアームVII 」を2セット、取り付けることにしました。
左右に取り付けます。
取り付け完了
まあ、最初ということで・・・。
SEA&SEAのストロボをシンクロコードNで接続。
そのスレーブとしてINON D2000を発光させようという計画です。
テスト撮影
さて、いよいよテスト撮影。
ストロボの電池もOK!
被写体は、約5mmほどの精密ネジ。
テスト写真1
左右のストロボがちゃんと発光してくれたようです。
影が左右に伸びているのが分かると思います。
100mmマクロレンズもいい感じ。
オートフォーカスで撮影してみました。
良く見ると、右上と真ん中上部にゴミが写ってますね。
ハウジングについた埃と思えます。
テスト写真2
今度は、片側のストロボの角度を変えてみました。
長く影が映って、これも雰囲気がありますね。
実際には水中では、こんなに余裕持って撮影できないので、いろいろ練習しておかないと。
さてさて、いつ海に行こうか??
巨大ゲジゲジ?キモスな謎の生物
西伊豆・大瀬崎、湾内ポイントでのダイビング中に発見した、生き物。
体長は約20cmくらいか?
ゲジゲジ?
ムカデ?
毛虫?
謎の生物・・・後日、詳しい方に教えていただきました。
ウミケムシ
- 門 : 環形動物門 Annelida
- 綱 : 多毛綱 Polychaeta
- 目 : ウミケムシ目 Amphinomida
- 科 : ウミケムシ科 Amphinomidae Savigny, 1818
- ウミケムシ Chloeia flava
※ 猛毒があるので触ってはいけません。
恐らく、死んだ魚の死体を貪っていたと思えます。
左側に写っている、貝が群がっているのが魚の死体です。
水中ライトで照らすと、なんと、光に向って歩いてきました。
しかも速い!
うわぁあああ~!
砂の中に潜っていきます。
キ、キモス・・・
第26回 水中映像祭が開催されます。
日時: 2009年4月11日(土) 14:00~17:30
場所: 江東文化センター ホール
テーマ: 「Dive Up!」
ムービー&スライドショーが上映されます。
東京メトロ東西線 「東陽町」駅下車
1番出口より徒歩5分
東京都江東区東陽4-11-3
電話03-3644-8111(代)
入場料 : 無料
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久しぶりに西伊豆の井田にダイビングに行きました。
手前の大瀬崎には良くダイビングに行くのですが、なかなか井田まで足を伸ばす事が少なく、約2年ぶりではないでしょうか。
この日は、前日からの雷雨、暴風で海は大荒れ。
本当は、東伊豆の富戸に行く予定でしたが、雨は朝になっても一向に弱まらず、東伊豆の各ダイビングポイントはどこもCloseしてしまったのでした。なので、急遽、伊豆高原から「リトルリッツ」さんの車に乗り、西伊豆にポイントを変更する事になったわけです。
西伊豆に到着する頃は、雨もすっかり止み、晴れ間が見えてきました。井田の村落には、大きな菜の花畑があり、連日の大雨で濡れた花が陽の光に輝いてとても美しく、もう春の訪れをささやいているかのようでした。
満開の菜の花。
素晴らしい春の景色ですね。
「音のヨーロー堂」と聞いて、雷門より8件目・・・と出てきた方はかなりの浅草通ですな。
私が幼少だったころは勿論この場所にありました。
大正元年に創業した由緒正しきレコード屋さんです。
その「音のヨーロー堂」の店先で不思議なものを発見。
しぶい!
しぶすぎる!
今では懐かしいリアカーを自転車のサイドカーに仕立てた宣伝車?
足でこいでも絶対に点灯しないであろう大型のヘッドライト。
しかもフォグライトまでついている。
左右が逆であるが、まるでドイツ軍仕様BMW R75サイドカーのようだ。
ラッパやら拡声器やらは、まるで昭和の豆腐屋か納豆売りを彷彿とさせる。
浅草ジンタと書かれた小田原提燈が謎である。
どうも調べてみると「浅草ジンタ」とは、ハードマーチングバンド「デスマーチ艦隊」と名乗っていたバンドだそうで、その後、落語芸術協会客員となり三遊亭小遊三師匠からバンド名『浅草ジンタ』を襲名したのだそうです。
かっこいいですねぇ。