佐渡島ダイビング エチゼンクラゲ Nemopilema nomurai
佐渡島でのダイビング
佐渡ダイビングセンターの本間さんにガイドをしていただきました。本間さんといえば、知る人とぞ知る名ガイドさんで、来年公開されるフランス映画「OCEANS オーシャンズ」に使用されているコブダイ(弁慶という名前が付いています)の素晴らしい映像をサポートした方です。2010年1月公開の「OCEANS オーシャンズ」。是非見に行きましょう!
エチゼンクラゲとの遭遇
エチゼンクラゲは、東シナ海、黄海、渤海から日本海にかけて分布するクラゲで、対馬海流に乗り日本海に広く分布しているのですが、津軽海峡を超えて、太平洋に流入することもあるようです。実際に、志津川のダイビングサービスでも、エチゼンクラゲを鑑賞するツアーを組んでいるようです。
エチゼンクラゲは、食用になるクラゲなのですが、非常に大型になるのと、大量発生して漁業用の網などを破ってしまったり、捕獲した魚に傷をつけてしまうなど、厄介者扱いされているクラゲです。
まあ、せめて我々ダイバーくらいは、エチゼンクラゲの幽玄な姿を楽しみ、敬意を表したいと思っております。
この日は、なぜか大量にいるはずのエチゼンクラゲになかなか会うことができませんでした。通常のダイビングポイントでは、全く見つけることが出来ませんでした。
しかし、そこは本間さんのスペシャルガイド。
沖合いを船で探索し、見つけた時点で飛び込み、ドリフトしながら撮影しようという事になりました。
エチゼンクラゲの動画
(Canon EOS 5D mark IIで撮影)
沖合いを船で走ると、すぐにエチゼンクラゲを見つけることが出来ました。
真青な、濃いブルーの海流に、飛び込むといるいる!
沢山のエチゼンクラゲを発見する事ができました。
水深0mから25~6mまで、見渡す限りブルーの海なのですが、幾つものエチゼンクラゲを発見する事ができます。ふわりふわり、と漂うようなイメージを持っていたのですが、実際に見てみるととても力強く、ぐいぐいと傘を動かして、パワフルに泳いでいるようです。良く見ると、4本の細い触手が長く伸びています。紫色の2mはあるかという長い触手です。この紫色の触手には猛毒があるようで、絶対に触れてはいけません。
エチゼンクラゲを食べるカワハギ
なんと、カワハギの仲間は、エチゼンクラゲが好物なのだそうです。
触手を一本ずつ食べてます。
一体のエチゼンクラゲに、数十匹のカワハギが群れています。
もし、傘を破られてしまうと、エチゼンクラゲは逃げる事ができません。
どんなに泳いでも、進むことが出来ないのです。
傘を破られてしまったエチゼンクラゲは、ゆっくりと海底に落ちていきます。
そして、カワハギたちが群れで襲ってくるのです。
海底に落ちたエチゼンクラゲは、ただ死を待つのみなのです。
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ついにムービー一眼デビュー!!ですね。
ワクワクしながら見せて頂きました。 凄ーくきれいな画像に感激です。 動画も静止画も!
エチゼンクラゲってグロテスクなイメージがありましたが 妖艶な雰囲気もありますね。。撮る方の気持ちが入っているからなのかな・・一昨年佐渡の本間さんにガイドして頂き弁慶に逢いました。 懐かしいです。
大量発生で最近は嫌われ者の代表
エチゼンクラゲですね・・・
その存在感と写真栄えする感じは
他の追随を許さぬ巨体ですね^^
Mamiさん:
どうもです。
ついにEOS 5D Mark2のハウジングが手に入りました!
思ったより軽くて使いやすいです。
動画ですが、基本的にAFが効かないので起きピンになります。
ウミウシ撮影用かな~~?
もう少し手慣れてくれば、もうちょっとましな映像が撮れるかもしれませんね;;;;
とたみんさん:
どうもです!
八丈島に行かれてたんですね~。
いいですねぇ!
エチゼンクラゲは初めて見ました。
とても興奮しましたよ。
すごい!
かっこいい!
美しい!!