20ダイビング器材の最近のブログ記事
2009年12月24日
ドライスーツの修理・手入れ 「これで冬の海も快適」
ZERO RD2を購入して早くも1年が経過しました。
この1年間で潜った本数は・・・さてどれくらいでしょうか?250本程度でしょうか?
ZEROのRD2がいかに快適だったか・・・なんと今年ウェットスーツで潜った本数は、計6本。
その他は全てZEROのドライスーツで過ごしたのでした。
毎回お世話になるドライスーツのメンテナンスは以下のようにきっちり行ってきました。
ドライスーツのお手入れ手順
- 毎回エグジット後に裏返して汗を乾燥させる
- ダイビング後の浄水による洗浄(特に防水ジッパー部分、バルブ)
- 陰干し
- 帰宅後はハンガーにかけて涼しいところで保管
- 出発前には必ず防水ジッパーへのワックス掛け
- 防水ジッパーを傷つけないように運搬
それでも250本も潜ると、いろいろと綻びが出てきます。
今回、オーバーホールを兼ねて修理部品交換を実施いたしました。
メンテナンスを依頼したのは、ドライスーツを購入した「リトルリッツ」さん。
器材全般の知識が深く、やる気満々、サービス精神旺盛な富戸の注目ガイドさんが経営するショップです。
メンテナンス中の毎週のダイビングは、別に保有しているドライスーツを使用して凌ぐ予定でしたが、来年年明け早々に企画している東北の海には、どうしてもZERO RD2が必要でした。10度を切る低水温の海では、ドライスーツ自体の性能はもちろん重要ですが、中に着込むインナーの量で保温性能を確保しなければなりません。
多くのダイビングスーツメーカーが規格品として販売しているドライスーツは、スポーツタイプと呼ばれ、身体の寸法にピッタリサイズで作られています。その為、インナーに厚手の中綿タイプ・・・例えばIW-3000のようなものを着こんで保温する事ができないのです。
冬場の水温が12度~16度の伊豆の海でしたら、一般的なドライスーツ用インナーに、ユニクロのヒートテックを重ね着する事で、60分のダイビングに耐えることができます。しかし、できれば伊豆でもIW-3000を使用し、海から上がった後の吹きさらしの海岸でも快適に過ごせるようにしたいものです。
海から上がった後、なぜ寒くなるのか?
水中は10度以上あるのに、陸上は0度近い気温、しかも風が吹いていれば、スーツ表面の水滴が急激に蒸発し、気化熱と共に体感気温はグッと下がります。冬のダイビングが苦手とおっしゃる方のほとんどが、ドライスーツが苦手な方です。ウェットスーツで晩秋の伊豆の海に潜ると、水中は20度あるのに気温が5度しかないなんて日が良くあります。ウェットスーツにするのか、ドライスーツにすべきかを水温で判断してはいけません。裸でいても平気な気温・・・すなわち、気温が26度を下回ったら躊躇なくドライスーツを着用される事をオススメします。どんなに寒くないから平気だといっても、体温を維持する為にどんどんとカロリー消費が進み、2本~3本とダイビングをする内に、血中糖度が低下します。早い方でしたら2本目には寒さを感じ、体温維持が出来ない状態=低体温症(ハイポサーミア)を発症する危険性が高まります。ハイポサーミアによるトラブル発生は、良く晴れた真夏におきやすいという事を認識しましょう。
こうしたリスクから身体を守り、楽しく一年中ダイビングを続けるには、ドライスーツの着用が必須です。言い換えれば、一年中着ていても苦にならない上出来なドライスーツ選びが必須なのです。
海から上がった後、寒くならないコツ
- フードは顎まで隠れる完全なものを選びましょう
- グローブは、5mm厚の保温性が高いものが必要です(自分は夏でもこれです)
- エグジット後、フードやグローブは最後まで脱ぎません(毛細血管が集まる頭皮や指先から体温が奪われます)
- 器材洗浄はフード、グローブをつけたまま行います
- 最後に熱いシャワーを浴びて全身の塩分を落とした後、フード、グローブ、スーツを脱ぎます
- スーツを脱ぐ時は出来れば室内で脱げば完璧です
なんだ、こんな事か・・・数分だったら寒くても平気、と思われている方は特にご注意下さい。また、体脂肪率の高い方は、毛細血管からの体温の低下に気がつかないことが多く、数分程度なら風に吹かれても平気なつもりでいます。しかし、体脂肪率が高いという事は、日頃から代謝率が低いと言い換えることが出来、血中糖度の低下にも気がつかないことが多いのです。したがって、寒くなかったつもりが、急に振るえが止まらず、ハイポサーミアになってしまう可能性が高いと思えます。
ということで、年中、あったかインナーを着用したい私としては、どうしてもRD2を長い期間手放すのが嫌だったのでした。リトルリッツさんとZEROさんが迅速な対応をしていただき、通常メンテ作業プラス部品交換をたったの2週間で行ってくれました。感謝感激です!
水中撮影と寒冷地対策のドライスーツ改良
今回のメンテナンスでは、排気バルブ、吸気バルブの交換と、ネックシール、リストシールの交換を行いました。
ネックシールとリストシールはZEROが新しく開発したフレキシブルネックシールに交換しました。0度近くの気温では、ドライスーツの脱着時のスムースさがとても重要です。その理由は、前記したとおり、できるだけ外気温で身体を冷やさない為です。このフレキシブルネックシールは、通常のネックシールに対して特別柔軟性が高いZEROのネック素材をさらに、蛇腹加工し、柔軟性と伸縮性をアップさせたパーツです。首がきつくてドライスーツは苦手だとおっしゃる方は、このZEROのフレキシブルネックシールをお試し下さい。全く圧迫感を感じません。もちろん、柔軟性が高いということは、密着度が高いということですから、水が浸入してくる確率も大幅に低下していると思えます。
DIVEWAYS社製 クリップ式吸気バルブ
DIVEWAYS社は1974年から純国産のダイビング器材開発を続けてられる匠集団です。その匠の技が集結した360度回転クリップ式吸気バルブを今回装着しました。これまでは、同じDIVEWAYS社のプッシュタイプのものを使用しておりましたが、寒冷地での使用ではどちらもゆるぎない信頼感があるものの、いざトラブルが発生した時の回避策があるかどうかという点で、見直しを行いました。
つまり、寒冷地では、この吸気バルブが凍ってしまう可能性があるということです。外気温が0度以下の場合、ほぼ確実に凍結します。5度前後でも、風が強い場合には凍結する可能性があります。これらの凍結は、どんなバルブを使用しても回避できないことです。凍結したバルブでダイビングに挑んだ場合、運よく水温が高ければ自然に解凍します。しかし、5度以下の海の場合、解凍しない場合も考えられます。その時に吸気を行うと、バルブが戻らず、フリーフローしてしまう事が考えられます。実際に寒冷地でのダイビングでは良く耳にするトラブルです。その時、慌てずドライホースを抜く事ができればいいのですが、それもならなかった場合、クリップ式の場合、クリップを手で引き戻す事ができます。一つでも回避策が多いパーツの方がよかろうということで、今回部品交換を行いました。
DIVEWAYS社製オート排気バルブ
これまでは、常時ロック式の排気バルブを使用しておりました。マクロ撮影中心のダイビングでは、特に問題を感じなかったのですが、ワイド撮影や、中層を泳ぐ魚類の撮影の時には、浮上と共に膨張するエアーを抜かなければならず、その度ごとにカメラから手を離さなくてはならない煩わしさがありました。オートモードにしておく事によって、中層での撮影にも手間がかからないであろうという計算です。
「真冬の海に潜らないなんて、ダイビングの楽しさの80%を捨てているようなものだ・・・」どなたかのブログで読んだ一言ですが、全く同感です。これから春濁りの始まる4月までが、どのポイントでも透明度が良く、海洋生物も海藻類を中心に活発に活動を始めます。もっとも海が生き生きとしている時期なのです。是非、冬の海を恐がらず、一人でも多くの方々にその美しさを味わっていただきたいと思います。
2009年11月16日
2009年6月 5日
ZERO ゼロ・ドライスーツインナー「IW-3000」購入!
もう初夏だというのに、ドライスーツの準備をしています。
ええっ!?
どうして!?
今年の6月は志津川(しづがわ:宮城県南三陸町)に行こうと計画中だからです。
志津川といえば、そう・・・「ダンゴウオ」。
あの可愛いダンゴウオのハッチアウトが6月に集中するという事なので、以前から行ってみたいと思ったわけです。
で、この時期の水温は、平均10℃前後。
水深は12~13mと深くはないのですが、カメラ持って長時間潜るには、それなりの装備が必要という事で、ZEROの流氷セットを思い出しました。
ZERO RD2 流氷スペシャル
これまで、極寒の海用にはW社の5.5mmラジアルドライを使用していました。確かに、5.5mmという厚さでは水温が0度近くとも寒さ知らずなのですが、なにせ、動きにくい。・・・というより、泳げません。
その点、2mmというとても薄手の生地で作られているRD2は、とてもしなやかで動きやすいのです。
真冬の伊豆の海では、10℃を切ることはなかなかないので、RD2の下に、ユニクロヒートテックを2枚着て、さらに通常のドライスーツ用インナーを着れば汗をかくくらいの快適さです。
しかし、10℃以下の海ではそうもいきません。
なので、今回、ZEROが勧めるインナー「IW-3000」を購入してみました。
購入先はもちろんいつもの「リトルリッツ」さん。
いつも安くしてくれてありがとう~~~!!
ZERO IW-3000
ZEROのホームページに記載されている説明文
表面は防風、耐水性かつ通気性に優れたパーティクスを使用、内側のスエード状の特殊ポリエステル素材は保温と通気性が抜群、さらに中綿には発汗を素早く拡散、蒸発させることのできる疎水性繊維を使用した、高品質の優れたインナーです。さらに手洗いでも洗濯機でも洗えます。
送られてきたIW-3000は思ったより小さな段ボール箱に入ってきました。30×20×15cmの箱を開けると、中から出てきたのはこんな丸っこい・・・そう、寝袋ですね。あれ、といっしょですね。
ジッパーを開けて、中を取り出すと、ぶわ~~~って感じで、インナーウェアが膨らんできます。
「Snugpak」という製品のOEMのようです。
僕は、身長が170cm、中肉中背タイプですが、サイズは「S」を選択しました。
ちょうど、ぴったりという感じです。
普通の衣料品でしたら、ゆとりがほしくなるのでしょうが、ドライスーツのインナーの場合は、あまりだぶついてしまうと空気を含むために、装着するウェイト量を多くしなければならない欠点が出てしまいます。
なので、きつくならない程度のぴったり感が重要です。
ZERO IW-3000の着心地
外の生地はさらさら、中の裏地はしっとりした感じで、このまま、お休みなさい・・・まるで毛布にくるまれているかのような温かさです。
とっても気持ちいい!
とても軽いので、このまま部屋着にしたくなります。
首のネック周りもしっかり襟が立っているので、全く寒くありません。
これは凄いインナーですね。
きっと寒がりの女性ダイバーには、バカウケしてしまうのではないでしょうか?
そうそう、女性には嬉しい、お尻ジッパー付です。(男性はあんまり関係ないか・・・)
さて、防寒対策はこれで完璧!
流氷ダイビングでも間違いなく大丈夫でしょう。
残る課題は、このインナースーツを着ると、はたして何キロのウェイトが必要になるか・・・ですね。
その課題については、今週末に早速試してみたいと思います。
さあ、志津川に出陣!!
2009年2月23日
Apollo Bio Metal Mask Pro 日本潜水機の最新最高マスク
先日、リトルリッツさんのガイドで、IOP伊豆海洋公園にダイビングに行きました。
2本目を潜ろうとした時に「ブチッ!」
ありゃ?
見てみると、マスクのストラップが根元から切れてしまっています。
これはもう、2本目は無理かな?と思ったのですが、リトルリッツの佐藤さん。
「じゃあ、自分の使ってください。自分は、マスクなしで潜ります・・」
ええええっ?
マスクなしで?
しかも、大波が打ち寄せるIOPで?
「以前は、ずっとマスクなしで潜ってましたから・・・」
意味不明の返事を聞きながら、であれば、ということで、お言葉に甘えて自分のマスクと、彼のマスクを交換。ストラップの切れたマスクをフードに押し込みながら、「さあ、行きましょう。」と彼が言います。
・・・う~ん。
普通のコンディションならともかく、この大波のIOPですから。
しかも、経験本数10本くらいの初心者も一緒だし・・・
結果的には、何事もなくダイビングが終了しました。
鼻に水が入ったといってましたが、難なく終了。
さすがだなぁと思いました。
その感動を感謝に表そうと注文したのがこれ。
アポロ バイオメタルマスク・プロ
今まではOceanicの並行輸入品を使用していました。
日本のどの製品よりも容積が小さいそのマスクは、この数年間のお気に入りでした。
しかし、残念ながら交換できるストラップが手に入らない為、同等以上の性能のマスクを探していました。見つけたのが、これ!
丁寧に、一つ一つを手で磨いた鏡面仕上げ。
最高級のシリコン。
セラミックコーティング処理。
内容量最少の60cc。
どのデータを見ても世界最高級。
これ以上のマスクはありません。
こういう製品が、日本にあることがとても誇りに思えます。
発注日の翌日、即発送してくれた「リトルリッツ」さんに感謝しながら、歯磨き粉で、レンズを磨いたのでした。
2009年2月22日
ダイビング ドライスーツのメンテナンス ZERO RD2
『ドライスーツを着たままシャワーを浴びる』
『ドライスーツを干したほうがいい理由』
『カビが生えるのを防ぐ』
『ダイビングが終わったら表面も乾かす』
『次のダイビングのために』
『器材のメンテナンスはダイビング技術の向上に不可欠』
2009年2月16日
HALCYON ハルシオン ウェイトバッグ
テックダイビング用の機材で有名なハルシオン。
そのハルシオンのウェイトバッグを購入しました。
BCのタンクベルトに装着するウェイトバッグ。1Kg玉がそれぞれ一つずつ入ります。
左右で2Kg。アルミタンクをカバーするのに最適なグッズ。
これさえあれば、アルミタンクのときでも、1kgのウェイトを2個入れる事で、スチールタンクと同じ程度の重さを確保できます。アルミタンクがお嫌いな方にはお勧めグッズです。タンクの重さが減った分のウェイトをウェイトベルトへ増量すると、どうしても腰に負担がかかり過ぎてしまいますし、バランスが悪くなってしまいます。
このハルシオンのウェイトバッグを、タンクベルトにつけることで、タンクの位置にウェイトを増量することができます。
おススメです。
2009年1月25日
2009年1月19日
YKKの防水チャックが値上がり?ZEROドライスーツを買うなら早めに!
いつもお世話になっている、伊豆高原「リトルリッツ」さんから連絡がありました。
「どうも、YKKの防水チャックが値上がりするらしい...ZEROをはじめドライスーツも春先には値上がりするだろう・・・」
なるほど~。
ドライスーツの要である防水チャック。
この防水チャックのおかげで、ドライスーツは中に一滴の水も侵入させることなく、ダイビングをたのしむことができるのです。
そして、Endlessblueが絶対的におススメしているドライスーツが、これ...
ZERO RD2 ラジアルドライ
ZEROの匠の技が実現した、なんと2mm厚のドライスーツ。
厳冬期の伊豆や、あるいは流氷ダイビングでも、インナーを重ね着することで対応可能。
このZERO RD2にもYKKの世界最高性能防水チャックが装備されている。
これがないと、着れない。
それほど重要な部品なのです。
写真を見て分かるように、通常のドライスーツにはない、防水チャックのカバー部分にベルクロテープが付けられていますでしょ。
このベルクロテープで、防水チャックの上からカバーを固定し、チャックの故障、損傷を防いでいるわけです。
それほどまでに、防水チャックはドライスーツにとって大切なものです。
マリンダイビングフェアが、今年も4月に実施されます。
その時には、おそらく新価格になっていることでしょう。
ZEROに興味のある方、今のうちにGETしてくださいね!
2009年1月 6日
ZERO ラジアル ドライスーツの隠れた裏技! ええっ!?
ZERO RD2
ダイビング界に衝撃を与える新世代ドライスーツ。
ドライスーツの常識を破るZEROの匠の技術
柔らかい。首が締め付けられて悩む事がない。
とても動きやすい。ウェットスーツよりも泳ぎやすいという意見もあります。
薄い=潜りやすい。ウェイト量を少なくする事が出来ます。
ラジアルコーティングのため耐久性が非常に高い。
足首の柔軟性が非常に高くフィンキックがとても楽。
軽い。持ち運びが非常に楽。
表面がコーティングされているため、すぐに乾く。
そして今回、新たなる発見!
なんと・・
つま先まで裏返しにする事が出来るんです!
えっえ~~~~~!?!?
どうして?
ドライスーツの足の部分って硬くて裏返せないじゃないですか?
なのにどうして?
そう、ZEROのドライスーツは独自の「Zブーツ」。ZERO式ブーツの形状をとっており、通常のコンフォートタイプの長靴みたいなブーツではありません。足袋のような作りになっていると考えていただければいいと思います。
そして、写真のようにつま先までひっくり返すことができるんです。
(そんな・・・ひっくり返すだなんて・・・必要ないんじゃん?)
ここまで読まれて、必要ないとお考えの、あ・な・た・・・
あなたのドライスーツ・・・とってもいい香りがしますよ(笑)
たまには日光で消毒しましょうね。
2008年12月21日
ZEROドライスーツ 匠の技がなせる脅威の2mm厚!
ZERO RD2 ドライスーツの新技術
伊豆高原のリトルリッツさんにお願いして、オーダーさせていただいたZERO RD2ドライスーツの詳細をご報告します。
ZERO純正排気バルブ
ZERO純正の排気バルブです。
すごく薄く作られているのがわかりますでしょうか。
プロフェッショナルユースを前提に開発されているので、とてもしっかりと作られています。
オートバルブがお好きな方は交換が可能です。
ZERO純正吸気バルブ
ZERO純正の吸気バルブです。
一層強固なつくりになっています。
吸気バルブのオーバーフロー事故を未然に防ぐ為に、考え抜かれたZEROの技術が採用されています。
そんじょそこらのオシャレなバルブとは訳が違います。
亀甲文様のラジアル
脇の下の部分には、摩擦による磨耗や損傷を防ぎながら、かつ運動性能を損なわない為の工夫がなされています。
それがこの亀甲文様のラジアル生地です。
排水性能、運動性能、耐摩耗性を実現したZEROだけのオリジナルです。
すごいなぁ。実際に触ってみると、とっても柔らかいんです。
素晴らしい。
ラテックス製のリスト
そして、これはオプションで注文したのですが、手首部分をラテックスゴムにしていただきました。
この事で、手首の周囲を細くする事が出来、ダイビングコンピュータやダイバーウォッチの装着が楽になります。
また、ドライスーツを脱ぐ時、この手首が必ず引っかかるのですが、ラテックスゴムにすることで、スポッ!と簡単に脱ぐ事ができます。
ちなみに手首の開口部は、鋏で簡単に切る事ができます。
開口部が擦り切れたら、ちょっとずつ鋏で切って補修する事が出来ます。
YKK防水チャック
YKK8番の防水チャックが使用されています。
世界で最も信頼性の高い防水チャックです。
もちろん、流氷ダイビングにも対応可能です。
えっ!?どうして?
2mmの厚さなのに流氷ダイビングが可能なの????
そう、ZERO RD2はインナーを選択する事で、日本全国どこでもダイビングできるのが魅力です。
インナーを流氷用のものを使うことで、機動性を失うことなく保温性能を高める事ができるのです。
ヒート2000
そして、ドライスーツの裏面生地には、全面「ヒート2000」が使用されています。
このピンク色の生地が「ヒート2000」です。
ドライスーツの裏面全てがこのヒート2000が使用されています。
贅沢ですよね。
ヒート2000は、汗などの水分を吸収して発熱する新素材です。
このヒート2000の出現によって、ZERO RD2の2mmという脅威の薄さを実現する事が出来たといっても過言ではないでしょう。
私のような寒がりダイバーには、とっても嬉しい仕様です!
ベルクロ付き防水チャックカバー
これもZEROならではのアイディアでしょう。
YKKのチャックをカバーする部分には、ベルクロテープがつけられていて、チャックを閉じた後、蓋をピッタリと密着する事が出来ます。
この事で、BCの脱着時にチャックカバーが引っかかったり、あるいは、小石や砂がチャックを損傷させる事を防ぎます。
プロフェッショナル仕様ならではの、質実剛健なつくりといえます。
頑丈で柔軟なニーパッド
膝の部分には、とてもぶ厚くコーティングがされています。
岩場でのこすれを防ぐニーパッドが装着されているのですが、これがとても柔らかい。
屈伸運動をしてもなんの違和感もない素晴らしいできばえです。
あらゆる工夫が凝らされたZERO式ブーツ
そして、考えられるあらゆる工夫が凝らされているのが、ZERO式ブーツ(通称:Zブーツ、ゼットブーツ)です。
普通のドライスーツには、長靴のようなコンフォートブーツがつけられていますが、この長靴のようなブーツは、足首部分が直角に固定されている為、歩きやすい反面、とても泳ぎにくいのです。
しかし、ZERO RD2には、独自のデザインであるZERO式ブーツがつけられています。
写真を見てお分かりのように、足首部分には角度がつけられており、しかもとても柔らかな素材が使用されているため、足首が固定されません。
その為、非常にフィンキックがやりやすく、泳ぎやすい構造になっているのです。
踵の部分は、全く引っ掛かりがなく、スムースに加工されています。
この工夫が、フィンの脱着をとても楽にしてくれるのです。
ボートダイビングでのエクジット。サーフダイビングでの素早いフィンの脱着を可能にします。
ふくらみのないブーツ
Zブーツのもうひとつの特徴は「足のサイズが大きくならない」事です。
ドライスーツを着たら、足のサイズが大きくなってフィンが入らなくなった経験がありませんか?
ZERO式ブーツは、足袋のように足全体をくるむように作られており、スニーカーや長靴のような無用なソールはありません。
ご覧になって分かるように、非常にスムースに加工されており、引っかかる部分がありません。
これによって、足のサイズが大きくなってしまったり、ブーツ部分に不要な空間を作ってしまうことを防止しています。
ドライスーツビギナーの方が良くやってしまう「エビフライ状態」(=足の部分に空気が溜まり、宙吊り状態で水面に浮上してしまう事)を防いでいます。
もちろん、足に排気バルブを装着する事も可能なのですが、もはや必要ないでしょう。
柔らかいネック部分
最後にご紹介したいのは、このネックの部分のつくりです。
自由に伸縮するとても柔らかい生地で作られています。
首がきつくて苦しむ事は全くなくなりました。
お聞きしたところによると、普通のメーカーでは、「首の周囲の長さマイナス4cm」の大きさでネック部分をデザインするのだそうです。
4cmも小さくて、かつ硬いゴムで首を絞められたら、そりゃ苦しいに決まってます。
ZEROでは、他社の使用している素材より遥かに伸縮性の高い素材を使用し、かつ「首の周囲の長さマイナス1cm」の長さで作っているのだそうです。
伸縮性の高い素材を使用する事で、浸水を完全に防ぎながら、かつ首の締め付けを防いでいるのだそうです。
触った感触は、シルキータッチでとても滑らかです。これで、ドライスーツで苦しい思いをする事はなくなりました。
最近のコメント