マンタのクリーニングステーション

川平湾　クラブメッド前のマンタスクランブル

沖縄県石垣島のダイビングポイントといえば、一番人気は川平湾の「マンタスクランブル」ですよね。

今回は、珊瑚の産卵を見に行こう！というツアーだったのですが、残念ながら産卵はならず、代わりにマンタ三昧となりました。

地中海クラブ（クラブメッド：Club Med）のカビラバカンス村のすぐ前が、有名な「マンタスクランブル」のポイントです。

広々とした台形の珊瑚礁が、多くの魚達の休憩場になっている他、いわゆるクリーニングステーションになっているのです。

クリーニングステーションとは、普段、外洋で生活している大型の魚達が、体表についた寄生虫をクリーニングするために、クリーニングフィッシュ（ホンソメワケベラなど）が沢山いる珊瑚礁に立ち寄る場所の事で、特徴としては、すぐに外洋あるいは深海につながる逃げ道が用意されていて、開けた珊瑚礁や岩礁帯であることが多いようです。

マンタスクランブル一帯には、沢山のマンタ（オニイトマキエイ,Manta birostris）が集まっていました。

沢山のダイバーが見守る中、悠々と、悠然と・・・何も気にしないかの如く泳いでいます。

何度も何度も珊瑚礁すれすれに体を寄せつけ、クリーニングを促しています。

きっと、とても気持ちがいいんでしょうね！