伊豆の死滅回遊魚 ツバメウオ Platax teira
2009年の秋頃から、大瀬崎の湾内に住み着いたツバメウオ。南方系の魚なので、もちろん伊豆では死滅回遊魚です。
この日は、水温が15度まで下がっておりました。
いよいよ元気がない様子です。
顔を見るとたくさんの傷跡が付いています。
ダイバーが原因なのでしょうか?それとも別の理由なのでしょうか?
数十枚の写真を撮りながら、このツバメウオのことを考えていたら、なんだか悲しくなってきてしまいました。
まだ、あどけなさが少し残っている若魚です。
群れからはぐれ、遠い日本のこの地まで台風と黒潮に流されてやってきました。
寒さに耐えながら、その日を待つだけの毎日です。
次にこの場所に行ったときには会えるのでしょうか。
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顔の傷が痛々しい、思ったより、魚は素早いので
タイバーが原因だとは、思いたくないですけど
人間が捨てたゴミとか、ここにたどりつくまでの長い
間に、ぶつかったのかも知れません。
悲しい呼び名が、季節来遊魚となったけど、E様のブログでも昨年く
らい紹介されてましたね。温暖化で、台風が多くなり
本当は、いないはずの魚が多く存在するようになりました。
人間は、どこまで罪深い生き物なのかしら。
みきさん>
痛々しい傷ですよね。
人間の愚かさは止め処がないけれど、この子の不憫さには心打たれます。せめてこうして、たくさん写真を撮ってあげて、人間へなんらかのメッセージを伝える役目を果たしていただければと思いました。