Pleurobranchus mamillatatus 大瀬崎激レアウミウシ「プレウロブランクス・マミラートゥス」
2009年4月25日。
つい数日前、西伊豆大瀬崎に黒潮が流れ込んだといいます。
水温は、15℃から一気に19℃まで上昇。春濁りに悩まされていた海が、一気にブルーになってしまいました。
ところが、今日は、台風並みの暴風雨。
せっかく上がった水温も、また17℃近くまで下降。透視度は5~8mくらいだったのではないでしょうか。
そんな、悪天候の中、ダイビングハウスマンボウさんのガイドで、外海「門下」ポイントへ。
かなり強い流れにドリフトしながら、門下ポイントから、一本松方面に流します。そして、エグジット寸前に見たこれ・・・
Pleurobranchus mamillatatus プレウロブランクス・マミラートゥス
体長が20cm近い大型のウミウシです。
おそらくは、黒潮が運んできた使者なのでしょう。本来は遥か南の海のウミウシで、本州で見られることはまず稀であるそうです。
極めて珍しいこのウミウシには、まだ和名がつけられていません。
体表に紫がかったブルーのラインが。
背中の突起がにゅ~~~と伸びたり、縮んだり。
とても地球上の生物とは思えない体つきですね。
このまま、水温が低くならなければ、暫く観察する事が出来るものと思えます。
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