初めての水中一眼レフカメラ ハウジングをセットする
長年、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)を使ってきたのですが、数mmサイズの小さなウミウシや、すぐに逃げてしまうすばしっこい魚を撮影する場合など、どうしてもコンデジでは限界があり、不満がつのっていました。
かといって、一眼レフカメラは、本体の価格よりも、ハウジングの価格がはるかに高価で、どうも納得がいきません。
せっかく数十万円もはたいてハウジングを購入しても、毎年のように中身の一眼レフは新機種が発表され、とてもじゃないが、その都度、ハウジングを購入するなどできっこない話。
そんな時に、水中撮影では、私よりも断然経験が深い身内より、中古のハウジングを借りる事ができました。ラッキ~~!
SEA&SEA DX-400D
ハウジングはこんな感じ
SEA&SEAのハウジング。Canon DigitalX用のハウジングです。
このハウジングはアルミ合金削り出し。とっても重いのです。
オレンジ色の丸いものは、漁業用の浮き。
これをつける事で、水中での浮力をプラスさせ、水中でのバランスを改善させます。
ターゲットライトの取り付け
まずは、ターゲットライトを取り付けてみます。
予備に買っておいたハンディタイプの水中ライトを装着してみます。
こんな感じ・・・
かっこいいですねぇ~。
BCにしまいっぱなしだった、予備のライト。
ようやく活躍する日がやってきたんですね!
カラビナフックの取り付け
かなり重たい一眼のハウジング。
こんなのを持って海に入るのですから、いざという時のためにフックを取り付けます。
このフックを、つける事で、いざ両手を使いたいとき、BCのフックにハウジングを固定しようという作戦です。もちろん、普段は手で持ち歩くのですが、ちょっと手を開けたいときなどに便利かも、と思って用意しました。
一応、左右つけておきました。
果たして思い通りに機能するかどうかは・・・やってみないとわかりませんね。
アームの取り付け
SEA&SEAのハウジングですので、SEA&SEAのアーム「シーアームVII 」を2セット、取り付けることにしました。
左右に取り付けます。
取り付け完了
まあ、最初ということで・・・。
SEA&SEAのストロボをシンクロコードNで接続。
そのスレーブとしてINON D2000を発光させようという計画です。
テスト撮影
さて、いよいよテスト撮影。
ストロボの電池もOK!
被写体は、約5mmほどの精密ネジ。
テスト写真1
左右のストロボがちゃんと発光してくれたようです。
影が左右に伸びているのが分かると思います。
100mmマクロレンズもいい感じ。
オートフォーカスで撮影してみました。
良く見ると、右上と真ん中上部にゴミが写ってますね。
ハウジングについた埃と思えます。
テスト写真2
今度は、片側のストロボの角度を変えてみました。
長く影が映って、これも雰囲気がありますね。
実際には水中では、こんなに余裕持って撮影できないので、いろいろ練習しておかないと。
さてさて、いつ海に行こうか??
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