イソギンチャクのマクロ撮影
海の生物では、特にウミウシやサンゴ、イソギンチャクがとても好きだ。
陸上ではお目にかかれないような特異な姿にも興味深いが、しかしなんといってもその艶かしい動きがたまらない。
イソギンチャクの長い触手が水の流れで漂う姿を肉眼で見ても、ハッとするわけではないが、ところがこうやってカメラのファインダー越しに覗いてあげると、なんと妖艶な姿だろうと心打たれる。
真正面から、バッチリと焦点が合うように写すのも手だが、こうして何本かの触手にピントを合わせると、なぜか艶かしさが際立つ。
微風で乱れる女性の髪をイメージする。
顔がはっきり写るのもいいが、乱れた髪を手で振り払って欲しい、そうすれば良く顔が見えるのに・・・
そんな感じが、艶かしいのかもしれない。
このグリーンの輝きが美しいイソギンチャクは、なんという名前なのだろう。
手持ちの図鑑には似たような種は記載されていなかった。
名前が分からないほうが艶かしさも倍増するか・・・そう考える事にしよう。
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