MONTES ALPHA MERLOT 2006
チリのMONTESが世界に誇る「Colochagua Valley コルチャグア・ヴァレー」が産み出す極上のメルロー。
フレンチオークの樽で1年なかされた後、ボトリングされている。
このボトルは2006年だから、本当は数年~10年ほど寝かせれば、それはもう、宝物のように変身するであろう。
まあ、待てないやね。
それにしても、あっという間にチリワインは世界のワイン市場を制覇しましたね。
チリでのワインの生産は16世紀半ばだそうですが、フランス産のワイン用葡萄品種を持ち込んだ19世紀からは、一気に伸ばしています。理由は、「フィロキセラ」という葡萄の害虫の被害をいまだかつて受けたことがないからです。日本名では「ぶどう根アブラムシ」といわれている、フィロキセラ。葡萄の根について木まるごと枯らしてしまう恐ろしい害虫です。
この害虫のせいで、本場ヨーロッパのワイン農家は、全て全滅。
その後、カリフォルニア地区も全滅。
要するに、純粋なワイン用葡萄の系統が守られているのは、被害を受けていない、チリとオーストラリアだけなのです。
美味しいわけですよ。
しかもお安いのですよ。
こりゃ、飲まなきゃそんなわけですよ。
今日の耳のつまみは、メシアン歌曲集「ハラウィー愛と死の歌」。
もう、恍惚となります。
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