鮫洲観音「海晏寺」 東京湾のサメの秘密を探る出発点
鮫洲観音「海晏寺」
東京都品川区南品川5丁目。
京浜急行 青物横丁駅から国道15号線を南下し、徒歩5分ほどのところに鮫洲観音「海晏寺」があります。
なんでも、その昔、品川沖に漂着した大ザメの腹の中から観音様の像が出てきたとの事。
その観音様をお祀りしたのが、鮫洲観音「海晏寺」の始まりになったといいます。
鮫洲という地名は、この大サメから来ているといわれ、このサメを引き上げた場所を「鮫浜」と呼んでいたそうで、「鮫頭ヶ崎」とか「鮫洲崎」と呼ぶこともあるそうです。鮫浜という名称は今でも使用されており、鮫浜小学校という学校名として親しまれています。
東京湾は、稀少魚である「ミツクリザメ」が生息しているらしいという事や、東京湾から相模湾に至る一帯が、メガマウスの捕獲記録があるほど、サメが豊富な海域なのかもしれません。
(参考記事)
- ミツクリザメ (劍吻鯊,Акулы-гоблины) Mitsukurina owstoni Jordan, 1898
- 東京湾~相模湾~駿河湾 深海性希少魚の出現スポット
- 幻のサメ 「ミツクリザメ(ゴブリン・シャーク)」東京湾の深海の神秘
- 東京湾~相模湾の秘密を探る Megamouth Shark 「メガマウス」
- 黒潮の一生~2000年の命の海流
- ミツクリザメ Mitsukurina owstoni Jordan, 1898
- 相模湾のクジラ
- 悪魔のサメ ミツクリザメ
- 幻のサメ 「ミツクリザメ(ゴブリン・シャーク)」東京湾の深海の神秘
- 深海の巨大イカ
- 西伊豆大瀬崎の不思議 ジンベエザメ、ミズウオ、マンタ出現
東京湾とサメの神秘を探る原点は、この鮫洲観音「海晏寺」ではないでしょうか。
境内にとてもいいお顔をした仏像がありました。
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