エビ・カニ写真集
ハクセンアカホシカクレエビ Periclimenes kobayashii - 2009.05.14
大瀬崎・湾内ダイビング イボガザミ Portunus baani - 2009.04.28
大瀬崎・ダイビングハウスマンボウ前の桟橋から、下ったミシン漁礁。
下を覗くと、イボガザミが鎮座。
黒潮が来て暖かくなった海を喜んでいるのでしょうか。
いつもは、背を向けて決してこちらを向いてくれないのに、今日はじっと見つめ合ってしまいました。
大瀬崎ダイビング Chirostylus ortmanni オルトマンワラエビ - 2009.04.27
大瀬崎湾内で撮影。
オルトマンワラエビの英名は、「Ortmann's spider-crab」というそうです。
スパイダークラブ・・・クモガニですね。
ん?英語ではクモガニ、和名ではオルトマンワラエビ・・・カニなの?エビなの?
実は、オルトマンワラエビは・・・
- 真核生物上界
- 動物界
- 後生動物亜界
- 節足動物門
- 大顎亜門
- 甲殻綱
- 軟甲(エビ)亜綱
- 真軟甲(エビ)下綱
- エビ上目
- 十脚(エビ)目
- 抱卵(エビ)亜目
- 異尾(ヤドカリ)下目
- ガラテア(コシオリエビ)上科
- ワラエビ科
- ムギワラエビ属
ということで、エビに近い仲間ですが、ヤドカリの親戚・・・なんですね。
ふ~~ん・・・
この日もスパイダーマンみたいに、アクロバティックに動き回ってました。
大瀬崎・湾内でのダイビング 「ミズヒキガニ」Eplumura phalangium - 2009.04.23
ミズヒキガニという楽しいカニ君がいる。
大瀬崎の湾内、水深15mより深い場所でタイヤや、ケーソンなどちょっとしたストラクチャーがあると、必ずといっていいほど発見する事が出来ます。
ダイバーが、ライトを照らしながら生物を探していると、必ずこいつは、シロガヤの切れ端を持ち上げて、「こっちくるな~」と威嚇しています。
その仕草が、「こっちおいで~~」といっているように見えるので、とても面白い。
いずれ、動画像でご紹介したいと思います。
ミズヒキガニ Eplumura phalangium

この写真は、大瀬崎ダイビングハウスマンボウ前の桟橋から下ったケーソンの上に乗っていたやつです。ダイバーが撒き散らしてしまったと思えるゴミが目にくっついちゃって・・・ちょっとひょうきんですね。
大瀬崎ダイビング 湾内 「ワレカラモドキ」 Protella gracilis - 2009.04.22
大瀬崎湾内でのダイビング。マンボウ桟橋前からエントリーし、ロープに沿って潜行。一路ケーソンへ向かいます。途中、ガイドロープには、水温が上がって大繁殖中のシロガヤが生い茂ってます。
シロガヤに住むワレカラモドキ Protella gracilis
シロガヤの中をじっと見つめると、なにやら動くものが・・・
そう、ワレカラです。
体長は1cm未満。とても細い体をしています。
デジイチを使ったマクロ撮影の練習には、最適なターゲットです。
シロガヤの触手(シロガヤは植物ではなく、刺胞動物門ヒドロ虫の仲間です)部分にピントが合ってしまうので、なかなかワレカラに焦点が合いません。
偶然、焦点が合っても、とても小さいので確認が出来ません。
さらに、シロガヤは刺胞動物ですので、毒を持っています。
顔や手を近づけてもし触れてしまうと、痛みや痒み等の炎症を起こしてしまいます。
また、グローブに刺胞細胞がついてしまうと、そのグローブで顔をなでたりなどしたら大変。
そういう緊張感の中、いかに、うまく撮影できるか。それが練習になると思い、沢山シャッターを切ってみました。
ようやく、ワレカラが正面から撮れました。
やはりピントがいまひとつあっていません。
このあたりは、次回以降の練習テーマとしたいと思います。
とても海の生物とは思えない体つきをしてますよね。
エイリアンのような雰囲気。カマキリのような体。ワレカラっておもしろいですよね。