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エビ・カニ写真集

ドフライニアシュリンプ Periclimenes sp.

 ドフライニアシュリンプです。

2002年に「ハクセンアカホシカクレエビ」の和名がつけられました。

 

大瀬崎・ダイビングハウスマンボウ前の桟橋から、下ったミシン漁礁

下を覗くと、イボガザミが鎮座。

 

イボガザミ Portunus baani

 

黒潮が来て暖かくなった海を喜んでいるのでしょうか。

いつもは、背を向けて決してこちらを向いてくれないのに、今日はじっと見つめ合ってしまいました。

 

大瀬崎湾内で撮影。

オルトマンワラエビの英名は、「Ortmann's spider-crab」というそうです。

スパイダークラブ・・・クモガニですね。

ん?英語ではクモガニ、和名ではオルトマンワラエビ・・・カニなの?エビなの?

 

Chirostylus ortmanni オルトマンワラエビ

実は、オルトマンワラエビは・・・

 

    • 真核生物上界
    • 動物界
    • 後生動物亜界
    • 節足動物門
    • 大顎亜門
    • 甲殻綱
    • 軟甲(エビ)亜綱
    • 真軟甲(エビ)下綱
    • エビ上目
    • 十脚(エビ)目
    • 抱卵(エビ)亜目
    • 異尾(ヤドカリ)下目
    • ガラテア(コシオリエビ)上科
    • ワラエビ科
    • ムギワラエビ属

 

ということで、エビに近い仲間ですが、ヤドカリの親戚・・・なんですね。

ふ~~ん・・・

この日もスパイダーマンみたいに、アクロバティックに動き回ってました。

 

 

Chirostylus ortmanni オルトマンワラエビ 

 

ミズヒキガニという楽しいカニ君がいる。

大瀬崎の湾内、水深15mより深い場所でタイヤや、ケーソンなどちょっとしたストラクチャーがあると、必ずといっていいほど発見する事が出来ます。

ダイバーが、ライトを照らしながら生物を探していると、必ずこいつは、シロガヤの切れ端を持ち上げて、「こっちくるな~」と威嚇しています。

その仕草が、「こっちおいで~~」といっているように見えるので、とても面白い。

いずれ、動画像でご紹介したいと思います。

 

ミズヒキガニ Eplumura phalangium

ミズヒキガニ Eplumura phalangium

この写真は、大瀬崎ダイビングハウスマンボウ前の桟橋から下ったケーソンの上に乗っていたやつです。ダイバーが撒き散らしてしまったと思えるゴミが目にくっついちゃって・・・ちょっとひょうきんですね。

大瀬崎湾内でのダイビング。マンボウ桟橋前からエントリーし、ロープに沿って潜行。一路ケーソンへ向かいます。途中、ガイドロープには、水温が上がって大繁殖中のシロガヤが生い茂ってます。

 

シロガヤに住むワレカラモドキ Protella gracilis

 シロガヤの中をじっと見つめると、なにやら動くものが・・・

そう、ワレカラです。

体長は1cm未満。とても細い体をしています。

デジイチを使ったマクロ撮影の練習には、最適なターゲットです。

シロガヤの触手(シロガヤは植物ではなく、刺胞動物門ヒドロ虫の仲間です)部分にピントが合ってしまうので、なかなかワレカラに焦点が合いません。

偶然、焦点が合っても、とても小さいので確認が出来ません。

 

さらに、シロガヤは刺胞動物ですので、毒を持っています。

顔や手を近づけてもし触れてしまうと、痛みや痒み等の炎症を起こしてしまいます。

また、グローブに刺胞細胞がついてしまうと、そのグローブで顔をなでたりなどしたら大変。

そういう緊張感の中、いかに、うまく撮影できるか。それが練習になると思い、沢山シャッターを切ってみました。

 

「ワレカラモドキ」 Protella gracilis

ようやく、ワレカラが正面から撮れました。

やはりピントがいまひとつあっていません。

このあたりは、次回以降の練習テーマとしたいと思います。

とても海の生物とは思えない体つきをしてますよね。

エイリアンのような雰囲気。カマキリのような体。ワレカラっておもしろいですよね。

 

 

 

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