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東京湾・明鐘ダイビング

 

 

この日は、いつも東京湾・明鐘岬でのダイビングでお世話になっている、パロパロアクアティックさんのクリスマスパーティでした。「千葉の海」といえば、パロパロアクアティックと言われるほど、地元の海に精通しているオーナーの魚地司郎さん。ダイビングの腕前は、関東にその名を轟かせる名ガイド、名インストラクターです。例えば、某国営放送の水中撮影班の方々のトレーニングは、ほとんどパロパロアクアティックで行われているそうで、あの巨大な業務用ハイビジョンビデオカメラを持って砂尾巻き上げないように水中で保持する技術や、ライト担当の方に必要な技術、ケーブルを敷設する技術、いろいろなシーンで、パロパロアクアティックの魚地さんのテクニックが活きているとお聞きしました。

いつも明鐘岬には、ウミウシを探しに訪れているのですが、この日は、特別な日。普段よりも30分早めに支度をしてファンダイブをした後、明鐘の海中をクリーニング。参加者全員で空き缶や、捨てられた釣具、ビニール袋など大量のゴミを排除しました。

クリスマスパーティなのに、クリーニング?

と感じる方もいらっしゃいますが、実はパロパロアクアティックさんのクリスマスパーティは、この一年の間に、決められた本数以上を明鐘で潜った経験を持つ、いわゆる常連客のみ参加が許されている会なのです。ですから、普段楽しませてくれている明鐘の海を綺麗にしようと、一年の締めくくりとして大掃除をするのです。

 

名ガイドの魚地司郎さん、実は名料理人です。

このブログでも、ファンダイブをしたお客様にサービスで振舞われるランチサービスの素晴らしさを何度もご紹介してきました。魚介類が苦手な方には向かないかもしれませんが、地元の漁師から直接仕入れた魚介の新鮮さ、料理の素晴らしさは絶品と言えます。

そして今日のクリスマスパーティは、パロパロアクアティックさんの集大成。朝から仕込んだご馳走の数々を振舞っていただきました。

 

カジメの煮物

 

カジメの煮物

 

カジメを食べたのは実はこれが初めてでした。最初、ぱっと見、ひじきの煮物かと思ったのですが、ご覧のように昆布のような海藻です。これがカジメです。ひじきのような苦味がなくとても美味しい煮物になっていました。

 

地魚の刺身

 

地魚の刺身

地元でとれた新鮮なアジとブリです。ブリは大根おろしで食べます。養殖のブリを想像してはダメですよ。私は養殖のブリがとても苦手なのですが、天然の、しかも捕れたてのブリは臭みが全くなく、甘みがあってとても美味しいです。

 

アジの南蛮漬け

 

アジの南蛮漬け

いいでしょう?アジの南蛮漬けです。大好物です。骨まで丸ごといけます。

 

栄螺の壺焼き ガーリックバター風味

 

さざえのつぼ焼き ガーリックバター風味

蓋を取って写真を撮ればよかったですね;;

さざえのつぼ焼きなんですが、普通に醤油味ではつまらないということで、ガーリックバターで味をつけてあります。手が込んでますよね。

 

スルメイカの肝焼き

 

スルメイカの肝焼き

 

これには参りました。スルメイカをキモで和えて、コンロで焼きます。素晴らしい味!この時点で日本酒突入です。

 

アワビの刺身 肝醤油添え

 

アワビの刺身 肝醤油添え

 

でました!正真正銘、千葉の鮑です。この量を4人で食べます。しかも肝醤油で・・・。

 

ダルマイカの中華風

 

ダルマイカの中華風

 

さっと湯通しした丸いかに胡麻油と豆板醤で味付けした中華風の一品。イカがプリプリでうまい!

 

ブリのしゃぶしゃぶ

 

ブリのしゃぶしゃぶ

とどめはブリのしゃぶしゃぶです。

もうお腹がいっぱいで、これ以上食べられないはずなのに、なぜか食べれてしまう。

この他にも、あさりご飯やデザート・・・

3日分の食事をしたような気がします。

 

その他、豪華商品が当たるビンゴゲーム。

私はびりっけつだったのですが、なんと、@diveのドライスーツインナーをいただきました!毎週潜るので、インナーは何枚あっても嬉しいです!

 

ダイビングの後、6時間以上にわたる大宴会でした。

いや~~、ほんと東京湾の海の幸に魚地さんのお人柄と料理の腕前、もてなしの心が一杯の素晴らしいパーティでした。来年も絶対参加しなくては!

また明鐘通いが続きそうです。

 

魚地司郎さん、パロパロアクアティックのスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

また、お集まりになられた常連ダイバーの皆様、来年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

「サラサウミウシ」 Chromodoris tinctoria

 

小さなサラサウミウシ発見。

1cmに満たない幼体です。ようやく触覚に特徴が表れ、体表の網目模様が浮き出てきた感じです。

二次鰓なんか、まだちっちゃくて、赤ちゃん・・って感じですよね。

 

 

 

 

 

「ヒロウミウシ」 Okenia hiroi

 

 

今年は、本当にヒロウミウシを沢山見た年でした。

体長が1cm前後しかないこのヒロウミウシ。

小さいウミウシの代表格で、マクロ系の好対象ですよね。

昔はこのヒロウミウシが上手に撮影できなくて苦労したものです。

ようやく、なんとなく、全体の姿、形が分かるように撮影できるようになりました。

 

 

 

 

 

「フジタウミウシ属の一種2」 Polycera sp. 4

 

明鐘のウミウシ・ダイビング。

いつも新しい発見があって、ワクワク・・・。

この日も、一緒に潜らせていただいたダイバー仲間の方が、このウミウシを発見。

ダイビング後に写真を見せていただいて、ヒカリウミウシ系じゃないかとか、ニンジンヒカリかと・・・いろいろウミウシ談義。楽しい時間ですよね。

何時も後姿のH 」さん、同定ありがとうございます。

ウミウシ図鑑.comの「フジタウミウシ属の一種2」ということになりました。

ネイチャーウオッチングガイドブック「ウミウシ―生きている海の妖精 (ネイチャーウォッチングガイドブック) 」では、105ページ「フジタウミウシ属の一種 Polycera sp.1」となっています。

 

 

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