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ウミウシ図鑑・写真集

大瀬崎湾内。

ミシン漁礁で撮影。

大瀬崎のミツイラメリウミウシは、写真のように黄色いボディのものが一般的なのだそうです。

白いボディは、大瀬崎では、激レアらしい。

 

「ミツイラメリウミウシ」Diaphorodoris mitsuii

 

いつか白い固体も見つけたいものです。

 

 

 

大瀬崎・湾内。水深10m付近の砂地で発見。

中野里枝著「本州のウミウシ」271ページにある、「アオミノウミウシ科の1種1」Glaucidae Sp.1に似ているがはっきりと分かりません。

ウミウシ図鑑.comでは、「アオミノウミウシ科の一種2」GLAUCIDAE sp.としておりました。

また、外観的には、ウミウシ図鑑.comの「クトナ・ウィリディス Cuthona viridis」にも似ている気がします。

 

「アオミノウミウシ科の一種」GLAUCIDAE sp.

 

「アオミノウミウシ科の一種」GLAUCIDAE sp.

 写真を右クリックで、別ウィンドウで開いていただくと拡大する事が出来ます。

ミノの部分は、半透明のクリーム色の中にチョコレート色になっており、ゴールドのラメが光っている感じ。かなりオシャレなウミウシですね。

 

 

 

大瀬崎の湾内では沢山のウミウシを発見することができます。

この日のダイビングでも、沢山のウミウシを見つけることが出来ました。

長く冷たい冬が遠ざかり、春が訪れてきたのでしょう。

ウミウシたちも、どことなく活気付いているようです。

 

ヤマトウミウシの産卵 Homoiodoris japonica

「ヤマトウミウシ」の産卵 Homoiodoris japonica

偶然にもヤマトウミウシが産卵しているシーンを見ることができました。

体長が10cm強の大型のウミウシ。

色合いは地味なウミウシなのですが、その卵は桜色に染まっていて、とても素敵な色合い。

ヤマトの名前は、もしかしたら、この桜色の卵が海に春を告げる桜の花、日本人の桜好きなところから来ているのかもしれませんね。

 

2009年4月25日。

つい数日前、西伊豆大瀬崎に黒潮が流れ込んだといいます。

水温は、15℃から一気に19℃まで上昇。春濁りに悩まされていた海が、一気にブルーになってしまいました。

ところが、今日は、台風並みの暴風雨。

せっかく上がった水温も、また17℃近くまで下降。透視度は5~8mくらいだったのではないでしょうか。

 

そんな、悪天候の中、ダイビングハウスマンボウさんのガイドで、外海「門下」ポイントへ。

かなり強い流れにドリフトしながら、門下ポイントから、一本松方面に流します。そして、エグジット寸前に見たこれ・・・

 

Pleurobranchus mamillatatus プレウロブランクス・マミラートゥス

Pleurobranchus mamillatatus プレウロブランクス・マミラートウス

体長が20cm近い大型のウミウシです。

おそらくは、黒潮が運んできた使者なのでしょう。本来は遥か南の海のウミウシで、本州で見られることはまず稀であるそうです。

極めて珍しいこのウミウシには、まだ和名がつけられていません。

 

プレウロブランクス・マミラートゥス

 

体表に紫がかったブルーのラインが。

背中の突起がにゅ~~~と伸びたり、縮んだり。

とても地球上の生物とは思えない体つきですね。

このまま、水温が低くならなければ、暫く観察する事が出来るものと思えます。

 

大瀬崎・湾内の第1漁礁付近のストラクチャーにいつもいる、サガミリュウグウウミウシ。

残念ながら頭を突っ込んでしまっていて、アンテナ部分が写せませんでした。

 

「サガミリュウグウウミウシ」Tambja sagamiana

「サガミリュウグウウミウシ」Tambja sagamiana

結構大きな固体で7~8cmくらいあったでしょうか。

いつまでも元気で、我々に美しい色彩を見せてくださいね。

 

 

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