東京湾・明鐘ダイビング
Berthellina delicata ホウズキフシエラガイ - 2010.02.04
DORIDIDAE sp. ドーリス科の一種 - 2010.02.03
チャイロアワツブガイ Colpodaspis sp. - 2010.02.03
これも激レアなウミウシ。
チャイロアワツブガイといいます。
ウミウシ図鑑.comでは、ここ明鐘と慶良間での報告しかありません。
「本州のウミウシ―北海道から奄美大島まで 」、「ウミウシ―生きている海の妖精 (ネイチャーウォッチングガイドブック) 」には掲載がなく、Terrence M. Gosliner先生の「1001 Nudibranchs: Catalogue of Indo/Pacific Sea Slugs 」ではColpodaspis sp.の名称がありますが別の種と思える社h新が掲載されているのみでした。
砂粒と比較していただければお分かりいただけると思いますが、まさに粟粒ですね。僕の肉眼では全く判別できませんでした。
ダイナンギンポ Dictyosoma burgeri - 2010.02.03
キクメイシモドキ Oulastrea crispata - 2010.02.02
内湾性の造礁性のサンゴ。
キクメイシモドキである。
東京湾の湾口部にある明鐘岬では普通種。
しかし、なんと水深1m以内のタイドゾーンに群生している。
そして、その場所は僕らがフィンを脱着するエントリー/エグジットポイントなのだ!
なんと驚きである。
不用意に硬いものを乗せるわけにいかない...。
専門家に寄れば、これほどの浅い水深に群落があるということは、間違いなくこの地がキクメイシモドキの北限と断定できるという。
これよりも北には、絶対に生息していないであろうとの事だ。
この写真は、昼間撮影したものだが、ナイトダイビングで撮影しようと考えていて、すっかり忘れてしまった。
次回は、ある新兵器を備えて、必ずやこのキクメイシモドキがポリプを開かせているシーンを撮影しようと思っている。