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ウミウシ図鑑・写真集

年末が近づき、水温が急に下がり始めました。1週間前までは平均水温が18~20度だったのですが、この日は、15度~18度。一気に3度近く下がった事になります。水温が下がり始めるとウミウシシーズンの到来です。この日、大瀬崎でのダイビングで観察したウミウシをご紹介しましょう。

 

セスジミノウミウシ Flabellina rubrolineata

 

セスジミノウミウシ Flabellina rubrolineata

 

ミノの色がオレンジ色に染まった美しいセスジミノウミウシです。ミノの部分の色は、食べたものの色素によって変化します。この個体は、体長が2cmくらいでした。

 

セスジミノウミウシ Flabellina rubrolineata

 

このセスジミノウミウシはさらに小さく、1cm程度でしょうか。どうも、この日はセスジミノウミウシにとって快適な日だったようで、たくさん発見する事ができました。

 

フウセンウミウシ Notarchus indicus

 

フウセンウミウシ Notarchus indicus

 

フウセンウミウシ Notarchus indicus

 

まん丸に丸まってぷかぷかと漂ってしまう面白いウミウシです。まさに、名前通り「フウセン」ですね。黒くてチッチャな眼が見えます。

 

 

コミドリリュウグウウミウシ Tambja amakusana

 

コミドリリュウグウウミウシ Tambja amakusanaようやくコミドリリュウグウウミウシが出没するシーズンになりました。この個体は10mm以下のとても小さな個体なのですが、大瀬崎のコミドリリュウグウウミウシは写真のようにオレンジ色をしたものが多いようです。グリーンやブルーがかったコミドリリュウグウウミウシは、大瀬崎ではまだ見たことがありません。

 

 

チャイロミドリガイ Elysia sp.

チャイロミドリガイ Elysia sp.

 

非常に小さい、4mmほどの個体。名前は定かではないのですが、体表の白い斑紋がはっきりしてくるとチャイロミドリガイ(Elysia sp.)といえるのではないかと思うのですが・・・いかがでしょうか。

 

 

ツヅレウミウシ Discodoris lilacina

 

ツヅレウミウシ Discodoris lilacina

 

今回初めて見たツヅレウミウシ(Discodoris lilacina)です。体長は3cm程度。非常に地味な色合いのウミウシで、触覚を立てるまではウミウシだとは気がつきませんでした。じっくり時間をかけて、観察していて良かったです。

 

 

ビワガタナメクジ Dolabrifera dolabrifera

 

ビワガタナメクジ Dolabrifera dolabrifera

 

このビワガタナメクジ(Dolabrifera dolabrifera)も今回初めて見ることができました。ナメクジ・・・なんて名前がつけられていますが、アメフラシの仲間です。このビワガタナメクジもとても地味な色合いですよね。

 

 

マンリョウウミウシ Hoplodoris armata

 

マンリョウウミウシ Hoplodoris armata

 

これも地味系の代表格、マンリョウウミウシ(Hoplodoris armata)です。健康サンダルなんてあだ名がついちゃって、ちょっとかわいそうかな・・・いやいや、愛称ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大瀬崎の潮干帯(タイドゾーン)で観察したイロミノウミウシ。

いろんな大きさ、いろんな色合いの個体が発見できます。

 

イロミノウミウシ Spurilla neapolitana

 

 

イロミノウミウシ Spurilla neapolitana

 

この個体は、クリーム色。ミノが透き通っているので、まだお腹が空いている状態でしょうかね?これからお食事かな?

 

イロミノウミウシ Spurilla neapolitana

 

この個体は、少し大きく3cmぐらいでしょうか。ミノも色づいていかにも毒々しくなってきました。このミノには、食したイソギンチャク類の毒素を蓄えており、敵から襲われたときにその毒を用いて身を守ります。

 

イロミノウミウシ Spurilla neapolitana

 

いかにもイロミノウミウシ・・・どっぷりとした貫禄。毒々しい色合い。

すごいですねぇ。

 

 

 

 

白と黒 - 2009.12.29

 

 

 

Thecacera pennigera ミズタマウミウシ

 

 

 

 

 

Thecacera pennigera ミズタマウミウシのDavid Doubilet風

 

 

 

 

友人と水中写真家の巨匠であるDavid Doubilet (デビッド・デュビレ氏)について話し合っていた。デビッド・デュビレ氏の衝撃的な写真は、NATIONAL GEOGRAPHIC誌などで多く目にし、我々にたくさんの刺激と感動を与えてくれる。そのデビッド・デュビレ氏がウミウシを撮影した写真を見て、試しにやってみようと考え、そして実行してみた。色々な事が勉強になった実験だった。

 

 

 

 

この生物は何?

大瀬崎・潮干帯でのナイトダイビングで発見しました。

体長は約2センチ。

ひらひらとした糸状の二次鰓のような物が付いているのですが・・・ナマコの仲間かなぁ??

 

正体不明の生物

 

この生物の名前をご存知の方がいらっしゃいましたらコメントお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ハナオトメウミウシ Dermatobranchus ornatus

 

大瀬崎 岬の先端ポイントで観察したハナオトメウミウシ (Dermatobranchus ornatus)です。

交接中なのでしょうか。

2匹寄り添ってじっとしていました。

 

 

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