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大瀬崎ダイビング

2009年4月18日 大瀬崎湾内。

春濁りもようやくおさまり始めたようで、透視度は8m前後と良好な状態でした。水温も、17度~15度と非常に高く、ダイビングに最適な状況となっています。

先週のIOP伊豆海洋公園に引き続き、Canon EOS Digital Kiss Xを使った水中撮影の練習です。先週は、ストロボ(INON D2000)の調子が悪く、光が当たらず、ほぼ全滅でしたので、今回は特にストロボの操作、向き、露出に気を使って練習しました。

 

「ネズミゴチ」 Repomucenus richardsoonii

「ネズミゴチ」 Repomucenus richardsoonii

砂地をじっと見つめると、何も生物がいなさそうに見えますが、実は沢山の生き物が確認できます。ネズミゴチもその「目立たないやつ」の代表格。釣り人からは「メゴチ」という名前で呼ばれる事が多く、私も子供の頃、東京湾でよく釣り上げた魚です。

意外にも、こうしてじっくり見ると色鮮やかで、模様が美しいですね。ネズミ・・なんていかにも灰色っぽい名前がつけられてますが、ピンクやオレンジ、ターコイズブルーなど、とても美しい色彩だと思います。

 

大瀬崎の湾内でよく見かけるサカナ君たち。

 

「フサカサゴ」Scorpaena onaria

「フサカサゴ」Scorpaena onaria

恥ずかしそうに物陰からこっちを見ているフサカサゴ。我々ダイバーが良く眼にするサイズは、15cmくらいの若い固体です。大きくなると30cm以上の大きさになりますが、50m近くの深さに行かないと見ることができません。

 

「トラギス」Parapercis pulchella

「トラギス」Parapercis pulchella

浅い場所でよく見かけるトラギス。こうして改めてみてみると、とても可愛いですよ。

 

「セレベスゴチ」Thysanophrys selebica

「セレベスゴチ」Thysanophrys selebica

 

「ネンブツダイ」Apogon semilineatus

「ネンブツダイ」Apogon semilineatus

 

ネンブツダイ

ネンブツダイとクロホシイシモチは、とても良く似ているのですが、クロホシイチモチには、頭の上に黒い点があるのが特徴です。

 

「キンギョハナダイ」Pseudanthias squamipinnis

「キンギョハナダイ」Pseudanthias squamipinnis

大瀬崎に限らず、伊豆半島では最もポピュラーなサカナです。キンギョハナダイは、幼魚の頃は全て雌なのだそうです。この写真も雌の写真です。ちなみに、後ろに写っているのが、クロホシイシモチです。ネンブツダイにはない、頭の黒い点が見えますね。

 

「ホシノハゼ」Istigobius hoshinonis

「ホシノハゼ」Istigobius hoshinonis

岩礁付近の砂地には、沢山のハゼの仲間がいます。このホシノハゼも素晴らしい色彩です。じっと見ていても飽きません。

 

 

大瀬崎湾内。

-5mの浅場にはウミウシがいっぱい。

 

「アリモウミウシ」Ercolania boodleae

「アリモウミウシ」Ercolania boodleae

このアリモウミウシは、体長8mmくらい。

もう少し小さいかもしれません。

特徴は、真っ黒な体ですが、ミノの先端が赤くなっているのですが、この写真では良く分からないですね・・・。

もっとマクロ撮影を修行しないと・・・

 

 

ソフトコーラルの代表格「ウミトサカ」

Dendronephthya ウミトサカ

伊豆の海はソフトコーラルがとても美しい海です。

海の中では小さなポリプの一つ一つを観察する事は難しいですが、こうして写真に撮ってクローズアップすると、その美しさが良く分かります。

もっとじっくり探せば、共生する生物達を見つけることが出来るのですが、この日はこのワンカットだけにしておきました。

次回は、ソフトコーラルだけ、じっくり観察してみたいなぁ。

 

 

ミズヒキガニという楽しいカニ君がいる。

大瀬崎の湾内、水深15mより深い場所でタイヤや、ケーソンなどちょっとしたストラクチャーがあると、必ずといっていいほど発見する事が出来ます。

ダイバーが、ライトを照らしながら生物を探していると、必ずこいつは、シロガヤの切れ端を持ち上げて、「こっちくるな~」と威嚇しています。

その仕草が、「こっちおいで~~」といっているように見えるので、とても面白い。

いずれ、動画像でご紹介したいと思います。

 

ミズヒキガニ Eplumura phalangium

ミズヒキガニ Eplumura phalangium

この写真は、大瀬崎ダイビングハウスマンボウ前の桟橋から下ったケーソンの上に乗っていたやつです。ダイバーが撒き散らしてしまったと思えるゴミが目にくっついちゃって・・・ちょっとひょうきんですね。

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