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大瀬崎ダイビング

西伊豆・大瀬崎、外海の「柵下(さくした)」ポイント。

春濁りで海のなかは、嵐の夜のように濁りと流れが発生していました。

でもそんな真っ暗な海の中で、生物たちは、春の訪れを喜び合っているようです。

オキゴンベ(Cirrhitichthys aureus) SEA&SEA

SEA&SEA DX-1Gで撮影しました。

オレンジのボディに緑色の目。

背びれにはWWの面白い髭のようなものがあります。

伊豆の海では、最もポピュラーな魚です。

毎回、顔を合わせるオキゴンベ。

今日は、どことなく元気そう。

春を喜んでいるのでしょうか。

 

春濁りで視界が悪かった大瀬崎・柵下ポイントで観察しました。

この日は、25m付近の水温が12度と、最近では最も冷たい状況で、ウミウシたちも小さく縮んでいる事が多かったようです。

ミアミラウミウシCeratosoma sinuata

このミアミラウミウシは体長が2cmくらいだったでしょうか。かなり小さい個体。でも、もしストレッチしたらもっと5cm位に伸びるのでしょうね。

それにしてもなんて美しい色合いなんでしょう。

青、紫、黄色、オレンジ・・・絶妙なグラデーション。

いったいどうしてこんな色合いになったのでしょう。不思議でなりませんね。

西伊豆・大瀬崎「柵下」ポイントでのダイビング。

ダイビングハウスマンボウさんのガイドで観察しました。

春濁りのきついこの日の大瀬崎は水温も12度近辺と、かなり冷たく、ダイバーにとっては冷たい海でした。でも海の生物たちにとっては、春の訪れを喜び合っているような雰囲気。

この2cmくらいの小さな、ピカチュウこと、ウデフリツノザヤウミウシもよちよちと歩きまわってます。

さらに小さな(3mmくらい)のツユダマガイと春のあいさつ。

ウデフリツノザヤウミウシとツユダマガイ

ピカチュウ 「おはよーございまーちゅ」  (幼児語風で読んでください)

ツユダマ 「おう!おはよう!」  (オヤジ風のイメージ)

ピカチュウ 「天気がいいから遊びに行くんでちゅ」

ツユダマ 「ママはどうした?ひとりで遠くに行ったら危ないぞ?」

ピカチュウ 「・・・。」

ツユダマ 「・・・まあ、いいや、俺もママの顔は覚えてない。」

ピカチュウ 「・・・。」

ツユダマ 「・・・辛いこと聞いちゃたみたいだな・・・・・・・・ごめんよ。」

ピカチュウ 「らん!らん!らん~~! 楽しいなぁ~~~!」

ツユダマ 「・・・・・・まったく・・・春だぜ・・・。」

 

 

大瀬崎の湾内でのダイビングは、まさにマクロ天国!ウミウシ天国!

もう、探せば探すほどいろいろなウミウシが見えてきます。

そう、発見・・・というより見えてくるって感じでしょうか?

コソデウミウシ(Polycera abei) SEA&SEA DX-1Gで撮影しました

 

このコソデウミウシは、大瀬崎・湾内のケーソンで観察したものです。

ダイビングハウスマンボウさんのガイドで潜りました。

体長は2cmくらい。ケーソンの岩肌に同化したような黒とオレンジの斑点紋様。

カモフラージュされていてよくわからないのですが、光を当てながら、じっと眼を凝らすと・・何やら動くものが・・。

上の写真の左上のほうにも、気がつかなかったのですが、ウミウシらしきものが写ってますね。


 

コソデウミウシ(Polycera abei) SEA&SEA DX-1Gで撮影しました

良く見ると間違いなくウミウシ。

肉眼では判別しにくいのですが、カメラのズームで・・・やっぱりね。

半透明のボディが美しいですね。

 

大瀬崎・柵下ポイント。

春濁りで前が全然見えません。

ダークバスターで照らせば照らすほど、乱反射してしまって視界が利かない。

ちょっとスリリングなダイビングでした。

視界に突然飛び込んできたのは、このフサカサゴ。

ストロボが当たっているので真っ赤に見えますが、実際に肉眼でみると真黒です。

岩の上にちょこんと乗っている姿が可愛いと思い、撮影してみました。

フサカサゴ Scorpaena onaria   Jordan and Snyder

ダイビング後に、写真を見てみるとびっくり、後ろに大きなマナマコが写っているではありませんか。全然気が付きませんでした。フサカサゴもナマコの接近に緊張しているのでしょうか?背びれを広げ、尾びれも広げて、すぐに離脱できるような態勢になってますね。

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