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大瀬崎ダイビング

 

 

 

ハナオトメウミウシ Dermatobranchus ornatus

 

大瀬崎 岬の先端ポイントで観察したハナオトメウミウシ (Dermatobranchus ornatus)です。

交接中なのでしょうか。

2匹寄り添ってじっとしていました。

 

 

 

 

ヒブサミノウミウシ Caloria indica

 

 

大瀬崎の湾内で観察したヒブサミノウミウシ (Caloria indica)です。

とても小さな個体で、ヒドラの中で丸まっていました。

夜になると活動をするのかな?

 

 

 

大瀬崎の甲殻類 - 2009.12.25

 

 

晩秋から初冬の大瀬崎では、甲殻類をたくさん観察する事ができます。

代表的な甲殻類のいくつかをご紹介しましょう。

 

ムチカラマツエビ Pontonides sp.

 

ムチカラマツエビ Pontonides sp.

 

 

ムチカラマツエビ Pontonides sp.

 

ビシャモンエビ Miropandalus hardingi

 

ビシャモンエビ Miropandalus hardingi

 

ゼブラガニ Zebrida adamsiip

 

ゼブラガニ Zebrida adamsiip

 

 

トラフカラッパ Calappa lophos

 

トラフカラッパ Calappa lophos

 

このトラフカラッパは、巻貝をバリバリと爪で割って、あっという間に平らげていました。

凄い力・・・凄い食欲。

 

トラフカラッパの捕食シーン(動画)

 

 

 

 トラフカラッパ・・・来年は寅年なので、急に注目されている?

 

 

 

アカオビハナダイ Pseudanthias rubrizonatus

 

大瀬崎 岬の先端ポイントで観察した「アカオビハナダイ(Pseudanthias rubrizonatus)」の雄です。

大抵は40m以上の深場に群れているようですが、この日は幸運な事に30m付近でこの一匹のみ、発見する事ができました。

雌は、ケラマハナダイやキンギョハナダイそっくりの地味な色合いで、尾びれの先だけが赤く染まっているのが特徴で、見分けるのが大変です。この日は、残念ながら雌は見つからず、雄だけを観察しました。

 

アカオビハナダイとキンギョハナダイ、そしてハナオトメウミウシ

 

アカオビハナダイとキンギョハナダイのコラボ。キンギョハナダイが、雌のアカオビハナダイだったら良かったのにねぇ・・・。

良く見ると、キンギョハナダイの向こう側に、ハナオトメウミウシもコラボしてますね。

 

 

 

 

 

気温0度、風速10m。満点の星が美しい新月の夜。

いつも利用させていただいている「ダイビングハウスマンボウ」のゲストで、この日、ナイトダイビングをするのは私だけ。この日のナイトダイビングは、ちょっと変わったリクエストをしてみました。

 

『水深1m以内』の浅場を狙おう!

 

というリクエストです。

常々、気になっていた大瀬崎の超浅瀬。大潮の時には完全に水が引いてしまう潮干帯(Tide Zone)でのダイビングです。狙いはもちろんウミウシです。このリクエストに快く引き受けてくれたのが、ダイビングハウスマンボウのチーフガイドY君です。彼自身もプライベートでウミウシの観察をする時には超浅瀬を攻めているそうで、そのノウハウも見せていただこうと、急遽決定いたしました。

 

 

潮干帯でのダイビングの注意点

1m前後の超浅場でのダイビングは、波の影響をモロに受けるため、通常のダイビングと比べてリスクが大きいといえます。浅場だから安全というわけではなく、むしろ危険だと考えるべきです。いつ何時、高波が襲ってくるか分からないエリアです。しかもライトだけが頼りのナイトダイビングですから、より注意が必要です。

    1. ウェイトは、プラス2~4kg。アンクルウェイトも倍の量を装着する。
    2. かなりの量のウェイトになるので、コントロールできる技量が必要。
    3. ドライスーツにエアを入れないので、ピッタリサイズのドライスーツ着用が必須。
    4. ライトはもちろん、十分な光量のメインに加え予備を携帯する。
    5. 潮干帯周辺のゴロタ石周囲を観察する事になりますが、むやみに石をひっくり返すことは絶対に謹みましょう。

海の中で溶存酸素量が最も高い波打ち際は、生物も豊富ですが、海水に酸素を取り込むための重要な役割を持っています。岩肌に付着している海藻類や、沈殿物全てが微生物の生息領域になっており、海水を健全に保つ為の大切な役割を担っているのです。ですので、潮干帯でのダイビングはそういった知識やスキルを身につけたチームで行いましょう。 

 

 

潮干帯はウミウシの宝庫

さて、大瀬崎湾内での超浅場「潮干帯ダイビング」のスタートです。うねりに翻弄させられながら岩場を観察すると、いるいる・・・ウミウシだらけです。この時期の大瀬崎はウミウシが少ないなんて言っていたのは誰だ!(・・・私ですね)

しかし、ウミウシがたくさん見つけられるのはいいのですが、ウネリが酷く撮影が思うようにできません。このあたりはテクニックを開発しなければなりませんね。今回は無理に身体を固定せず、ウネリに流されるままカメラの画角を維持する、Endlessblue流「ミノカサゴ撮り」のテクニックを使用しました。フォーカスを決めたら、ターゲットを見逃さないようにファインダーで追い、ウネリを使って、ジャスピン位置に戻る頃合いを見計らってシャッターを切る方法です。ちょうどミノカサゴが、眼下の獲物を狙う様をまねて「ミノカサゴ撮り」と名前をつけました;;;

欠点は・・・そう、煽って撮影する事はできません。

 

 

スプリラ・サラアミカ Spurilla salaamica

 イロミノウミウシの仲間です。まだ和名はありません。

 

 

スプリラ・サラアミカ Spurilla salaamica

 

 

イロミノウミウシ Spurilla neapolitana

 

イロミノウミウシ Spurilla neapolitana 

 

イロミノウミウシ Spurilla neapolitana 

このイロミノウミウシの口元を見てみて下さい。

なんと、

 

ラーメンをすするように

ヒドラ虫を吸い込んでいます!!!

 

(別カットの拡大写真)

 

イロミノウミウシの捕食シーン

 

げげげげ~~~~っ!

こんな風に食べるの!?

良く見るとイソギンチャクの触腕を束ねて吸い込んでいるようにも見えますが・・・

いや~びっくり!!

初めて見ました!

 

 

 

アメフラシ Aplysia kurodai

 

 アメフラシ Aplysia kurodai

 

 

アメフラシ Aplysia kurodai 

キヌハダウミウシ属の一種 Gymnodoris sp.

 

キヌハダウミウシ属の一種 Gymnodoris sp.

 

 

ミヤコウミウシ Dendrodoris denisoni

 

ミヤコウミウシ Dendrodoris denisoni

 

 

マンリョウウミウシ Hoplodoris armata

 

 

マンリョウウミウシ Hoplodoris armata

 

サラサウミウシ Chromodoris tinctoria

 

サラサウミウシ Chromodoris tinctoria

 

セスジミノウミウシ Flabellina rubrolineata

 

セスジミノウミウシ Flabellina rubrolineata

 

 

ミチヨミノウミウシ Cuthona sibogae

 

ミチヨミノウミウシ Cuthona sibogae

 

 

アオウミウシ Hypselodoris festiva

 

アオウミウシ Hypselodoris festiva 

 いかがです?

皆さんもTide Zone Divingしてみませんか?

きっと新しい発見が待っていることでしょう。

明鐘でもやってみたいなぁ・・・。

 

 

 

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