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2008年11月25日
シーフードレストラン『レジーナ』 ストーンクラブとアクアパッツアを堪能
Seafood Restaurant REGINA (品川シーサイド)
りんかい線品川シーサイド駅からすぐ、青物横丁のパナソニックタワー、品川シーサイドフォレスト、イオン品川シーサイドショッピングセンターのすぐ裏にある「ハートンホテル東品川」の2階にあります。
今回このお店にうかがった目的は、「ストーンクラブ」を堪能する事です。
ストーンクラブといえば、そうマイアミにある「ジョーズ・ストーン・クラブ」です。
『Joe's Stone Crab』
「ジョーズ・ストーン・クラブ」は、以前、東京赤坂に姉妹店『東京ジョーズ』があったのですが、残念な事に数年前に閉店してしまったのです。その他、『大阪ジョーズ』があります。
そもそも、ストーンクラブは、「Florida stone crab (フロリダストーンクラブ、学名:Menippe mercenaria)」が正式名称で、フロリダのメキシコ湾マイアミ沖で捕獲されます。特徴的なのは、その大きく成長する爪で、もともと硬い甲羅に包まれているものの、外敵に襲われたときこの爪を自ら分離し、犠牲とする事で本体を守るという習性があるのだそうです。
まるでトカゲの尻尾のようですよね。
つまり、我々人間が食べるのも「爪」の部分です。
捕獲されたストーンクラブは、爪のみを取られ、本体はまた海に逃がしてあげる。そうすると、1~2年後にまた爪が大きく成長するようになる。また、爪を食べる・・・なんてエコな蟹でしょう(笑)
ストーンクラブの捕獲映像
そして捕獲された爪は、蒸してこんな感じになります。
こいつをナプキンの間に挟んで、手のひらに乗せ、ウッドハンマーで軽くたたくと簡単に割れて綺麗に中の身だけを食べることが出来ます。独特の食感と甘みが口いっぱいに広がるのが、ストーンクラブの魅力です。
それと、生臭さがないので蟹が少し苦手な人でも食べれるでしょう。
でも、まあ、日本では輸入量が極めて少ないのでお値段は凄く高いです。
『レジーナ』では、一皿6ピースで4,800円でした。
6ピース食べるとかなりお腹がいっぱいになります。
「イトヨリダイのアクアパッツア」
今日は奮発してアクアパッツアも注文。
イサキやマダイなど、その日の新鮮な魚をアクアパッツアにして注文する事が出来ます。
その中でも、イトヨリのアクアパッツア・・・そそられますね。
Veuve Clicquotのロゼに合うはず。
このお店のアクアパッツアは、かなりいい感じでした。
アクアパッツアの料理の真髄は、いかに魚のうまみを逃さず引き出すか、そして特に日本人的には、身がぱさぱさにならずとろりとした食感が残せるかだと思います。
もともと、水だけで仕込む為にアクアパッツアという料理名になっているのですが、ご覧の通り、トマトやオリーブ、香草などと一緒に調理します。火加減が非常に重要で、火を通しすぎるとぱさぱさになってしまうんですよね。
いい出来でした。
魚から出たスープは、パンにつけていただきました。
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