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2009年1月14日
ゼブラガニ Zebrida adamsii
大瀬崎ダイビングハウスマンボウさんのガイドで、大瀬崎の外海ポイントにダイビングしてきました。
ゼブラガニは、イイジマフクロウニの中にいました。
イイジマフクロウニの針を切り取って食べてしまうのだそうです。
要するに「寄生」ですね。
正確には片利共生(へんりきょうせい)というそうで、片方のみが利益を得ている状況。
あるいは、片害共生(へんがいきょうせい)という状況であろう。
ちなみに、このイイジマフクロウニは、かなり強い毒性を持っている海胆で、もしかしたらその毒を中和することができる酵素をもっているのかもしれませんね。
イイジマフクロウニは伊豆地方の海ではふつうにみかけるので、一部分が禿げている海胆を見つけたら、このゼブラガニが寄生している可能性が高いという事です。
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写真、素敵に撮れてますね!ウニも怖いのが重なって、撮るの難しいしい・・・。
saoさんにそう言ってもらえるなんて光栄ですねぇ。
このウニは猛毒らしいので、カメラ持って近寄った手が触れてしまうのではないかと緊張しました。
マクロレンズがあればもっときれいに撮れるのでしょうけど、ノーマルコンデジ+手持ちライトではこれが限界です。
大瀬崎、はまってます!