« ダンゴウオ Lethotremus awae | ホーム | Doto Sp.11 »
2010年9月12日
ニホンアワサンゴの産卵 Alveopora japonica Part2
タイトルには「産卵」と書きましたが、正確には卵ではなく「planula:プラヌラ幼生」、すなわちポリプの赤ちゃんを産みだします。多くの造礁サンゴの場合、夜間にプラヌラが出る事が多いようですが、ニホンアワサンゴの場合は日中に出る事がほとんどだという研究者の方からの情報を得て、今回も2本のダイビング(約2.5時間!!!)粘ってみました。
残念ながらプラヌラが出る瞬間そのものは観察する事はできませんでしたが、この株をみるかぎり、恐らく本日中、遅くとも明日中にはプラヌラの産出が完了するのではないかと思われます。
プラヌラ放出寸前のニホンアワサンゴ(動画)
写真で見るとプラヌラの様子が良くわかります。小さな宇宙を観ているみたいですね。
- 観察地: 明鐘
- 学名: Alveopora japonica
- 標準和名: ニホンアワサンゴ
- 撮影機材: Canon EOS 5D Mark2
- 使用レンズ: EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
- 水中ハウジング: SEA&SEA MDX-PRO 5D Mark II
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://iforce.sixcore.jp/mt5/mt-tb.cgi/1673
プラヌラ産出の瞬間(なんだかしっくりきません・・・)見れなくて残念。
私も楽しみにしていたのですが・・・
でも、プラヌラの様子がこんなにはっきり判ることがわかって、ひとつ勉強になりました!
日中に見られるチャンスがあるなら、いつか見てみたいです。
頑張って長時間ねばったのですね・・・・お疲れさまでした。たくさん見えているのに ひとつも放出されなくって残念 (-_-;)
ますます神秘のベールの分厚さを感じてしまいますネ。
ぶーみんさん>
来年は是非一緒にチャレンジしましょう~!
Mamiさん>
専門家によると、「半日は粘ってほしい・・・」との事で(汗;;
そりゃちょっと無理かも(笑
動画は、癒されますねぇ~(^◇^)
実際にその場にいると、神秘的で、感動的なのでしょうね。
SOLさん>
動画って難しい・・・。練習が足りません(汗;
まめちゃん>
泳がずに、じっと観察しているのもいいものですよ!