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2008年12月31日
ダイビング動画『大瀬崎先端』 ダイビングハウスマンボウ
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大瀬崎ダイビングハウスマンボウさんのガイドで、先端ポイントにダイビングしてきました。
大瀬崎先端には、「大瀬崎神社」の境内を通り、天然記念物に指定されているビャクシンの樹林を抜けてたどり着きます。
大瀬崎神社の境内を使わせていただくので、入場料として一人100円をお納めして入らせていただきます。ちなみに大瀬崎神社は、引手力命神社(ひきてちからのみこと)をお祀りしており、海の神様として親しまれていますので、セーフティダイビングをお祈りしてエントリーします。
先端ポイントからエントリーした時の写真です。レンズに水滴がついてしまいましたが、富士山に傘が被ってとても綺麗です。こんな風景を見ながらダイビングが出来るなんてなかなかないでしょう。
エントリーしてすぐに目に飛び込んできたのはカタクチイワシの群れです。
キビナゴの大群
カタクチイワシの次はものすごいキビナゴの群れ。
見てください。
圧巻ですよね。
海鳥に追われて湾内に入り込んできた群れです。
画面を良く見ていただくと、白いマリンスノーのような浮遊物が流れているのが分かると思います。
実は、この日の先端ポイントは、かなり流れが強かったのでした。
その流れに逆らってキビナゴの群れは泳いでいますので、通常よりも泳ぐ若干スピードが遅いというわけです。かるーくドリフトしながらダイビング。ビーチエントリーでのドリフトも面白いですよ。
宝石のようなソラスズメダイ
先端ポイントは、浅場には大きなイソギンチャク畑、深場にはイソバナやムチヤギなどのソフトコーラルが生い茂る素晴らしいポイントです。
外海からの溶存酸素量の多い海水と、湾内の栄養素の高い温められた海水とが混ぜ合わさるポイントですので、潮通しも良く、海洋生物たちにとって理想的な環境を作り出します。
岬の突端に位置するために、急激に深場に落ち込んでいる為、中層から深海の魚達との遭遇確立も高い場所といえます。
また、ダイバーにとって注意しなければならないのは、急激な流れの変化がおきやすく、リップカレントが生じやすいためうっかりすると沖に流されてしまう事があります。
また、急激に深くなっていますから、中世浮力のコントロールに自信のない方は、避けた方がよいポイントです。表層と20m以深で流れの方向や強さが変化している場合があることと、前述したように、表層は暖かくても、急に水温が下がる場合があります。
そういう海況の場合には、あっという間に深場に吸い込まれるように落ちてしまう危険がありますので気をつけましょう。
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