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2009年3月 2日
世界一小さなイカ 「ヒメイカ」 Idiosepius paradoxus 大瀬崎湾内
ヒメイカ Idiosepius paradoxus
このヒメイカは世界一小さなイカとして知られています。成魚の大きさが体長約3cm。
これでも立派な大人のイカです。
(写真をクリックすると拡大できます)
大瀬崎の湾内には、春先にホンダワラが群生します。
現在はまだまばらですが、2月の時点でもホンダワラが芽吹いてきました。そのホンダワラにしっかりとつかまっているのが「ヒメイカ」です。
ヒメイカは、体から粘液状の物質を出し、その粘液で、ホンダワラのような海藻に体を固定するのだそうです。そうする事で、大きな魚からえさとして狙われることを避けるのでしょうね。
この3cmにも満たないヒメイカ。
撮影するのはちょっと大変でした。
揺れ動くホンダワラ。マクロモードを邪魔する浮遊物。何度も撮影してようやくこの一枚が撮影できました。
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