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2009年11月23日

ニシキウミウシ と ウミウシカクレエビ Ceratosoma trilobatum

 

 

晩秋の大瀬崎。

気温はグッと下がって16度。

でも水温は、下がっても19度。水面近くは21度あります。

この日は、外海ポイントの門下(もんした)が人気スポットでした。

ウミウシカクレエビが沢山発見されているのです。

 

ウミウシカクレエビ(Periclimenes imperataor)

 

伊豆より南の温かい海で多く発見されるエビです。

隠れ家としている母体は、伊豆の場合、ウミウシよりもナマコのほうが圧倒的に多いです。

アカナマコを見つけたらじっと観察してみると、見つかるかも知れませんね。

この日は、ラッキーな事にニシキウミウシに乗っているウミウシカクレエビを撮影する事ができました。

( ダイビングハウスマンボウのY君、Thank You ! )

 

 

ウミウシカクレエビ と ニシキウミウシ

 

 

でも、ニシキウミウシって身体が大きい分、移動距離が長いですし、移動するスピードも速いですよね。ウミウシカクレエビは、じっとしているのが好きらしく、ニシキウミウシが移動すると別の母体を探し始めます。

 

ニシキウミウシ Ceratosoma trilobatum

 

案の定、翌日には、ウミウシカクレエビは行方不明になっていました。

きっとどこか別の場所に旅立ってしまったんですね。

 

 

 

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