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2010年4月21日

Alepisaurus ferox ミズウオ

Alepisaurus ferox ミズウオ

 

 

これぞ大瀬崎の神秘性を実証するシーン。

普段は900m~1500mという深海にすむミズウオがダイビングハウスマンボウ前の桟橋横に打ち上げられた。

深海にすむ魚たちは、いったん生息域よりも浅い海域に出てしまうと、浮き袋の関係からか、元の水深に戻る事が出来なくなってしまう。

次第に弱まり、最期にはこうして打ち上げられてしまうのである。

この個体も深海の勇者として駿河トラフを泳ぎまわっていたのであろう。

何が理由かは分からないが、耐えきることができる水圧の限界点を飛び越えて、陽光が届く浅海に着てしまったのだ。

珍しい事に、まだ元気に跳ねまわっていたので、ダイビングショップ河童のノリゴンさんが、波打ち際から非難させリリースしたところ、沖に向かって泳いでいった。

エメラルドグリーンに輝く瞳がとても印象的だった。

漆黒の深海で育った彼の眼は、いったいどんな世界を見て生きてきたのだろう。

とても興味がある。

 

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コメント(8)

おぉwwすごいですねぇ

大瀬崎はコレだから通いつめる人が多いんでしょうねw

σ(゚Д゚*)も見たかった・・・w

大瀬崎は本当にポテンシャルが高い海ですよね(^0^)/
生きたミズウオをこの眼で観てみたいです♪
アンコウもいつかはゲットしたいと思います(;^_^A。

なんと言っても、眼の色が素敵っ!!

「いったん生息域よりも浅い海域に出てしまうと、浮き袋の関係からか、元の水深に戻る事が出来なくなってしまう」
そうなんですか…。じゃ~この子は、もう、家には帰れないんですね。なんだか切ない。
何回か、打ち上げられていたけれど、最後の力を振り絞って、海に戻って行きましたね。どこに行ったんだろう。
人知れず、静かな場所で息絶えたのかな…。

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