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2010年4月29日
宮城県南三陸町志津川 ウミネコ Larus crassirostris
宮城県南三陸町志津川の湾にはいくつかの島があります。荒島、竹島、椿島、野島の4つの島です。
写真はその中でも最も大きな荒島で、陸続きになっており、我々が定宿にしている民宿「さざ波」から歩いて10分ほどの場所にあります。 この荒島は、山道があり登っていくと「荒島神社」の祠に御参りすることができます。
荒島神社
荒島神社の由来については不明なところが多いようです。お社に記載されている説明文を読むと、地元漁民の信仰が寄せられている土地神様のようで、この荒島の南方にある「弁天島」に一石祠があったのが元になっており、昭和35年5月24日に発生したチリ沖地震による大津波の被害の後に、弁天宮といくつかの石碑を合祠してこの荒島神社となったのだそうです。
この時のチリ沖地震では、ここ志津川に6mの津波が押し寄せたのだそうです。先日、僕が志津川に来た時にもチリ沖地震があり、1.3mの津波を記録しました。三陸のリアス式海岸は津波のエネルギーを一か所に集中する効果があるようで、太平洋岸に津波が来るときには、この地域が最も高い潮になってしまうようです。
志津川の朝の風景
荒島の頂上から見た志津川湾と気仙沼線。
朝6時ころの志津川です。早朝から漁船が出港し、湾内での漁業作業に向かいます。
ウミネコ(Larus crassirostris)
海岸沿いの遊歩道を歩いていると、随所にウミネコが休んでおりました。とてものどかな風景ですね。
- 観察地: 志津川
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