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2011年10月 2日
知床羅臼 カラフトマス(樺太鱒)の遡上
1年ぶりに北海道知床の羅臼に行ってまいりました。
今回の目的は海ではなく、知床に多数ある河川へのカラフトマスの遡上を観察することです。
台風15号が日本列島を横断していった直後でしたので、川の増水、濁りが心配でしたが、なんとか入ることができました。
実は今回の羅臼へのダイビング旅行の直前まで、河川にはほとんど遡上がなく、今年はサケが少ないのではないか?と懸念されていたのですが、到着してみてびっくり・・・。
いるいる・・・。
知床橋の上から眺めてみると、河口はびっしり・・・。
真っ黒になるほどの魚影。
さっそく、ZeroのドライスーツにIW-3000を着込み、ウェイトを14kg背負って川に入ります。
海ではこんなにウェイトは必要ないのですが、なにせ、増水した流れは重いのです。
ほんとうは20kgぐらい背負いたいぐらいです。
水温は10℃。
冷たくもなく、ぬるくも無く、いい感じですね。
カラフトマス以外にも、シロサケやオショロコマなどがいてとても楽しい。
時間を忘れてずっと入っていたい気分になります。
- 観察地: 羅臼
- 学名: Oncorhynchus gorbuscha
- 標準和名: カラフトマス
- 撮影機材: Canon EOS 5D Mark2
- 使用レンズ: SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
- 水中ハウジング: SEA&SEA MDX-PRO 5D Mark II
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おーw凄い迫力^^
背中の盛り上がりが、普通の鮭とは違ってカッコイイ。
週末は川奈のイベントで、初めてナマ長明さんに会って来ました^^
話に聞いたとおりに惜しげもなく、写真について教えてくれ
なおかつ人間的も面白い人でしたw
志津川へのお誘いが会った時に、無理してでも行くべきだったと
後悔しきりでした。
下の写真、見入ってしまいました。
水中の奥行き感、白く泡立つ水面、決意に満ちたサケの表情がすごいドラマチックです。
とたみんさん
英語ではピンクサーモンというほど、本当は真っ赤に色づくはずなのですが、まだ川に入って日が浅いためかほんのりと赤いぐらいでした。
また来年チャレンジしたいです。
羅臼の酒は格別ですので(笑、ご夫婦でいらしてみては?
kawamoさん
「決意に満ちた表情」・・・なるほど。
kawamoさん、詩人ですねぇ。
来年は是非ご一緒に行きましょう!