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2009年1月28日

プティ・シャブリPetit Chablis 2007 Jean Claude Courtault

フランス・ブルゴーニュの白ワインといえば、シャブリですよね。

フランスのシャブリ地区は、「キンメリジャン」という石灰岩を主体にした土壌で、シャルドネを育てる地域として世界的に有名な区域です。

恐らく、日本でも本格的なワイン愛好への入り口として、どなたでも口にされた事があるんじゃないでしょうか。

 

Petit Chablis

この「プティ・シャブリ」というのは、シャブリのグレードの事です。

シャブリには、4つのAOC(フランスの農産物に付与される認証:アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)があります。

 

  1. シャブリ・グラン・クリュ Chablis Grand Cru(特級)
  2. シャブリ・プルミエ・クリュ Chablis Premier Cru(1級)
  3. シャブリ Chablis
  4. プティ・シャブリ Petit Chablis

 

このプティ・シャブリは、シャブリ地区である事は間違いないんですが、特徴であるキンメリジャンの土壌ではない本来はこの地域内でも、土質がキンメリジャンでないものになります。

今回のプティは、ジャン・クロード・コルトーというワインコンクールで有名な作り手が作ったもので、2004年のヴィンテージはもちろん、2005年も既に入手困難になっています。

まだ少し若い2007年ですが、素晴らしくフルーティで、飲み応えのある貫禄を持っており、プティを返上してもよいのでは?と思うくらい、いい仕上がりのワインだと思います。

 

オススメとしては、あまり冷たく冷やさないで、常温に近い状態でゆっくり楽しんで欲しいなと思います。どうしても白ワインというと、クーラーに入れてしまう人が多いのですが、実は常温に近い(少し冷たいぐらい)が、最も美味しいと思います。特に冬場は、クーラーに入れず、そのまま楽しむのがいいのではないでしょうか。

 

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