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2009年2月10日

ダイビングを始めたい方へ(失敗しないショップ選び)

ダイビングショップの選び方は?

皆さんの住まわれている地域にもダイビングをビジネスにしている「ダイビングショップ」というお店があるかと思います。ダイビングが興味がある方は、可能な限りダイビングショップに足を運んで、店員の方の説明を聞いてみましょう。

Cカード協議会に加盟している認定団体から、正式なダイビング講習の資格を与えられているのかどうかも聞いてみましょう。

できれば数回、さらに2~3店舗は覗いてみるといいでしょう。

お店の主たるインストラクターの方は、週末は講習やツアーの同伴のために外出していることが多いので、平日に行く方がたくさん話が聞けるかもしれません。その他、細かいチェックポイントについては、こちらの「チェックリスト」を参考にしてください。

 

オープンウォーターダイバーを目指そう

Cカードの最初のランクを「オープンウォーターダイバー」と言います。

指導団体によって微妙に呼び方が異なりますが、大抵、オープンウォーターと呼ばれているようです。

初めてダイビングという世界に触れるわけですから、分からない事がたくさんあると思います。Cカード協議会のメンバー団体であれば、長年のノウハウの蓄積によって研究された初心者のためのマニュアルが整備されていて、そのマニュアルに従って、インストラクターの資格を持つ指導者が、学習指導することになります。

 

どんな事を勉強するの?

ダイビングに必要な基本知識全般を勉強することになります。

自然科学、人間の体について、物理学、生物学と分野はたくさんあります。勉強というと堅苦しいのですが、実際に始めてみると興味をそそられる内容がたくさんあって、とても楽しみながら勉強することができると思います。

大抵は、2時間くらいずつの学習セクションを数回、何日間かかけて勉強することになります。

良く、「2日間でCカードを取得」とか短期間で取得できることを謳った広告を見ますが、できればそういった短期間での講習ではなくて、じっくりと1ヶ月間くらいかけて取得するようなスケジュールを計画した方が理想的だと思います。

一夜漬けで覚えた知識で、ダイビングを楽しむのはちょっとリスクがあります。ここで学ばなければならない事項は、すべてレジャーダイビングを安全に楽しむための知識なわけですから、短期間に押し込むのではなく、いろいろな角度から勉強したり、反復学習しみるなど工夫されることをお薦めします。

最初に正確な知識を身につける事が出来たかどうかは、後になって、ダイビングスキルの向上に大きな差となってあらわれてくると思います。

 

泳ぐのが苦手でも大丈夫?

学科講習が一通り終了すると、次は、実際のダイビング器材を装着して練習することになります。たいていは、屋内プールで練習します。場所によっては屋外のプール、又は入り江のような静かな海で練習することもあるかもしれません。

ダイビングにはとても興味があるけれど、水泳が苦手…こういう話をよく聞きます。

実際には、水泳が苦手な方でも、プールでの練習を重ねる事で、問題なくダイビングを楽しむことができます。重要なことは水になれるということだと思います。水に慣れるために、十分プールで練習しましょう。

講習カリキュラムの予定ではまだ不安があるなと思うようでしたら、インストラクターに率直に相談した方がいいと思います。他の人の何倍も時間をかけても、プールでの練習で、水に対しての恐怖心や不安感を感じなくなるまで繰り返し練習することをお薦めします。

プール講習が終了すると、次は実際の海洋に出て練習をすることになります。

海では流れや濁りもある場合がありますし、何といっても水に対する恐怖感が残っていると、ダイビングを楽しむどころではなくなってしまいます。ですから、プール講習は、自分自身が納得できるまで、繰り返し練習してください。

じっくりと身につけた基礎スキルは、きっとあなたのダイビングライフをより充実したものにしてくれるでしょう。

 

海洋講習 初めての海

プール講習が終了すると、実際の海に行ってプールで学んだことを繰り返し練習することになります。

初めて実際の海に潜ることになるわけですから、とても緊張するかと思います。

誰でもそうです。出発の前の日は、荷物を整えたらできるだけ早めに休むようにして、体調を万全に整えておきましょう。

飲酒はできれば避けましょう。

首都圏近郊でのダイビング講習の場合には、伊豆方面の海で講習をすることが多いと思います。当然ですが、夏休み時期は、海水浴客があふれています。海の透明度も夏場が最も悪くなる傾向が高いのも事実です。できれば、透明度が高い秋~春の期間に海洋講習を受ける事をお薦めします。

この時期であれば、海水浴客もほとんどいませんから、海も静かですし、透明度も高く、安全に練習することができるでしょう。

プールでの講習同様に、海洋での練習も自分で納得できるまで、何度も繰り返しチャレンジしてみましょう。一日に潜れる回数や時間は、限られますので、もし納得いかない、あるいはまだ不安があるという方は、インストラクターに相談をして、再度別の日にもう一度実施してもらってもいいかもしれません。

もちろん経費はその分必要になりますが、長くダイビングを楽しむために最も重要な、基本的なスキルを身につけるためですから、おしみなく練習すべきだと思います。

Cカードを取得してしまえば、その日から認定ダイバーです。認定ダイバーとなっても不安が残らないよう、十分練習してみましょう。

 

 

 

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