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2009年3月13日

西伊豆・大瀬崎ダイビングマップ 『湾内』 11のチェックポイント

大瀬崎のNo.1 ダイビングポイント「湾内」

西伊豆・大瀬崎の最も広大で奥深い魅力に包まれるポイント「湾内」(わんない)。

そのダイビングマップを公開。

 

西伊豆・大瀬崎ダイビングポイントマップ「湾内」

大瀬崎・湾内ポイント(1) 「マンボウ桟橋前のゴロタ」

  • ダイビングボート「MANBOW号」が停泊するマンボウ桟橋からエントリーしてすぐのゴロタ。夏にはソラスズメダイの群れ、秋~冬にはボラの群れ(ボラクーダ)が大量に見れる場所。
  • 冬は、クロサギが群れており、産卵場所にもなっている。

 

大瀬崎湾内 ゴロタのケヤリムシ大瀬崎・湾内ポイント(2) 「クマノミタイヤからタンク方面」

  • 湾内から岬の先端方向に流したポイント。マンボウ桟橋の 先端に釣り人がいる場合には、テグスに接触しないよう注意して潜行する必要がある。
  • ミジンベニハゼが沢山観察できる隠れポイントなのだが、時期によっては全く発見できない事もある。

 

大瀬崎・湾内ポイント(3) 「MANBOW号」

  • 湾内の中心ほどではないが、中世浮力の講習やアドバンス講習を良く実施しているポイント。
  • 一見、何も生物がいなさそうに見えるが、実際は、プロカメラマンが1時間陣取るほど面白いポイント。
  • 極小(1~2cm)のイロカエルアンコウを数固体見ることができる他、浅海に生息するウミウシのほとんどを発見する事が出来る。
  • ナイトダイビングでは、旅館街の光に誘われて寄ってきた深海性の生物達が、マンボウ桟橋からこの付近に吹き溜まるため、特に面白いポイントになる。

 

大瀬崎湾内大瀬崎・湾内ポイント(4) 「MANBOW号からケーソン」

  • MANBOW号から一気に25m付近までなだらかな砂地が続いている。
  • ロープの先には一辺が3mサイズのケーソンが沈められており、多数の海洋生物たちの住処になっている。
  • ケーソン、あるいはその付近には多種のソフトコーラルが群生しており、マクロ撮影をするにはうってつけのポイントになっている。

 

大瀬崎・湾内ポイント(5) 「ケーソンからフタ」

  • さらにケーソンから先に進むと、非常になだらかな角度で深度を増していく。
  • このあたりの海底の砂紋は、岸の方向を向いておらず、沖に向かっている場所や、岬の先端方向を向いている場合がある。
  • したがって、もしこの付近にダイビングする場合には、ケーソンからMANBOW号に向かうロープを目印に、コンパスを確認し、砂紋の方向や、光の明るさを頼りに方向を得るのではなく、コンパスを信じて行動する必要がある。
  • この砂紋を見誤って進むと、どんどんと湾の中央に向かって(深場へ向かって)進んでしまうので要注意。

 

大瀬崎・湾内ポイント(6) 「タイヤ付近」

  • 砂地に半分埋もれているタイヤがある。
  • 運がよければ、スナダコの類を見ることができるが、大抵はカサゴ類の住処になっている。
  • しかし付近に二枚貝の貝殻が散らばっている場合には、タコがいる可能性が高いので、静かに近寄ってみるとよい。

 

大瀬崎・湾内ポイント(7) 「パイプ付近」

  • パイプ付近のストラクチャには、ミジンベニハゼが定着している事がある。
  • 不用意に近づくと、隠れてしまうので、空き瓶や空き缶らしい投棄物や、巻貝などを発見したら、数mはなれて様子をみながら近づく必要がある。

 

大瀬崎湾内 ミジンベニハゼ大瀬崎・湾内ポイント(8) 「パイプ付近の捨石」

  • 捨石が所々山になっている。
  • ソフトコーラルが発生し、多種類のウミウシやエビ、カニ類を観察する事が出来る。
  • このあたりのポイントに行くには、マンボウ桟橋からだとかなり遠い。
  • 湾の中央部からエントリーし、そのまま直進した方がはるかに楽に到達でき、リスクも少ない。
  • 湾内では、どの場所を中心に巡るかをあらかじめ決めておき、最もリスクのない場所からエントリーする計画を立てることが肝心である。
  • 特にビギナーダイバーを同行している時には、無理な計画は禁物である。

 

イガグリウミウシ大瀬崎・湾内ポイント(9) 「ビーナス~バイク周辺」

  • 湾内中央部の目印になっているビーナス像。
  • ヒドラ虫、ソフトコーラルがついている場所には、ほぼ確実に何らかのウミウシを発見する事が出来る。
  • バイク周辺にも海洋生物が豊富で、飽きさせない。
  • 湾内のポイントの中では中央部にあたるためか、比較的ダイバーが少ないエリアである。

 

大瀬崎・湾内ポイント(10) 「水神~クマのプーさん」

  • オープンウォーター講習のグループが、必ずお参りに行くのが、この水神様である。
  • 大瀬神社の祠で、たいてい、中には大きなウツボがいて驚かされる。
  • 石積みの祠なので、寄りかかったりすると崩れてしまうので注意が必要。
  • アドバンスド・オープンウォーターの講習では、もう少し深場のクマのプーさん像まで行く事ができる。
  • 大瀬館からエントリーし、水神→クマのプーさん→ケーソン→エグジットというコースが、都市型ショップのお決まりコース。
  • したがって最も海洋生物が目に付かない場所でもある。
  • しかし、真冬のダイバーが少ない時期や、ナイトダイビングでは、このあたりにレアな深海性の魚類が出没する事が多い。毎年、騒ぎになっているニタリの出没エリアもこのあたりである。

 

大瀬崎湾内 水神様大瀬崎・湾内ポイント(11) 「湾内再奥部」

  • 大瀬館前のケーソンから観光船桟橋方向は、ゴミや投棄物が多く、水底が汚されている印象がある。
  • しかし、それだけに生物達の隠れ家になる場所も多いわけで、ゆっくりとマクロ生物を探すのには、とても楽しいエリアにもなっている。
  • 観光船桟橋からさらに奥は、他の場所よりも比較的急深であるため、注意しなければならない。生簀の網が張られている時には、回遊性の魚の群れが通る事が多く、時に驚くほどの大群に囲まれる事もある。

ツユタマガイ

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