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2010年1月 8日
大瀬崎 魚の顔 デビッド・デュビレ 『魚の顔図鑑』に触発されて
先日の『白と黒』の記事でご紹介した、水中写真の巨匠であるDavid Doubilet (デビッド・デュビレ氏)が、魚の顔図鑑という素晴らしい図鑑を刊行しています。触発される事、大なのですが、到底デュプレ氏の感性には追いつきようもありません。せめて気持ちだけということで、大瀬崎の魚たちの顔写真を集めてみました。
イロカエルアンコウ Antennarius pictus
4cmほどの幼魚です。ストロボを当てて撮影していたら、エスカを振りだしました。
エスカの下に小さなポリプが咲いてますでしょ?そのポリプをパタパタと叩きで掃除しているみたい。
面白いですね。ずっと見ていたい。
クロメバルの幼魚 Sebastes ventricosus
この、メバルの幼魚ってとてもかわいいんですよ。中層に浮いていて、こっちを見つめるようなしぐさをします。
かわいいですね。
クツワハゼ Istigobius campbelli
ダルマオコゼ Erosa erosa
オニカサゴ Scorpaenopsis cirrhosa
結構気に入っている写真です。オニカサゴって味のある顔をしてますよね。
その上のダルマオコゼは、どことなくひょうきん。でも写真写りがよくない代表格。
ダルマオコゼをどう写せば面白い写真になるでしょうかね。
クロダイ Acanthopagrus schlegelii
大瀬崎先端ポイントで最近よく見かける黒鯛です。詳しい場所を記載すると、釣り氏が集まってきてしまい、釣り禁止区域の意味がなくなってしまうので書きません。なんと50cmオーバーの巨大なやつです。
ボラ Mugil cephalus
ボラの大群を愛称をこめて「ボラクーダ」なんて呼んだりします。もちろんダイバー用語で、一般に通じる呼び方ではありません。
このボラクーダを水面すれすれで撮影するのが、ひとつの目標なのですが、なぜかいつも失敗します。
のんびりしているようで、非常に神経質なボラ。
第六感があるのか、カメラのファインダーで狙おうとすると気がついて逃げていきます。
いつの日か、メーター級のボラが大群で泳いでいるシーンを撮影してみたいです。
ゴンズイ Plotosus lineatus
このサイトでも何度かご紹介したゴンズイです。
幼魚の間は結構かわいいのですが、大人になってくると、かなりグロテスク。しかも猛毒を持っているというから、なおさら嫌われやすい魚です。でもこうしてみると結構、かわいらしいでしょ!?天麩羅にして食べるとおいしいらしいのですが、背びれと胸鰭の毒は死んでもなくならないらしいので、料理するときは覚悟がいりますね。まあ、こうして写真に撮って楽しむのがいいのではないでしょうか。
番外編 ダイビングショップ「河童」さんのグクちゃん
番外編というか、おおとりですな。
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こんにちは。
おにかさご・・陸上で撮っているみたい!
すご~く鮮明に映し出されていますね。
イザリも、とっても可愛い♪色が凄くきれいです。
でも、一番のお気に入りは、最後の「グクちゃん」です。
なんとも言えない表情がとってもキュート。
ちょっと困った感じに見えます。背景の夕闇?と玄関?の
照明がグクちゃんを引きたてていますね。
犬好きにはたまらない一枚でした。
きららさん>
コメントありがとうございます。
グクちゃんですが、この時は遅い時間までご主人様たちが、ダイビングハウスマンボウのショップ内でログ付けをされていて、その間、寂しそうに外で待たされていました。
普段は、あんまり僕にはなついてくれないのですが、僕が大瀬崎の夜景を撮影していたとき、どうにかして欲しかったのでしょうか?
ずっとこの位置から、僕のほうを見つめているので、思わず撮影してしまいました。
クツワハゼの顔の周りのボケ方が面白い!!
オニカサゴは、ゴジラを彷彿させますね(*^_^*)
ゴンズイはチッチャイ内は、毒が弱いと聞いた事有ります。
SOLさん>
いつかゴンズイを食べてみたい・・・
どんな味がするんだろう?
(不謹慎ですみません)