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2010年5月 8日
世界自然遺産 知床 羅臼
憧れの地「知床」にやってくることができました。この知床は、ユネスコが登録する世界遺産の内、「自然遺産」として国際自然保護連合(IUCN )によって評価が行われ、2005年7月に正式に世界自然遺産として登録された聖地です。その知床に憧れて、今回ようやく念願がかない、ダイビングのために訪れる事が出来ました。
羽田東京国際空港から空路で2時間弱。女満別空港に降り立ち、陸路を2時間ほど移動すると、知床半島の南側、北方領土を見渡す大地「羅臼」に到着します。
途中、知床峠を登り、羅臼岳の頂を眺めながら半島の南側にわたります。知床峠は最も標高が高い部分で738mもあります。ダイビングに向かう往路では通ることができますが、復路では十分な時間を経過しなければ減圧症のリスクを伴うため、通ることができません。5月初旬の羅臼岳はまだ真っ白な残雪が残っていました。
知床半島のどこでも、エゾシカやキタキツネを観察することができます。
ちょうどふきのとうが芽を出し、花を咲かせていました。街道沿いや海岸、住宅の庭地・・・どこを見てもふきのとうが芽吹いていました。東京あたりでは、天麩羅などにして珍重されますが、羅臼の方々に聞くと、雑草並みの評価しかなく、ほとんどの方が「あんな不味い物食べないよ」とおっしゃいます。不味いというより、もっと美味しい物が沢山あるという事なんでしょうね。うらやましいですね。
羅臼の海岸に行くと、オオセグロカモメを観察することができます。カモメの仲間の中ではやや大型の部類。いつも餌になるものを探しながら滑空していますが、一匹が餌を発見すると、周囲から沢山のオオセグロカモメが一斉に集まり、あっという間に餌は食べつくされてしまいます。餌になるものには、もちろん海洋生物が主なのですが、人間の投棄したごみにもたかる事があります。
今回、利用させていただいた民宿「旅の途中」さんから歩いて1分。街道を渡ればすぐに海岸に出ることができます。この日は朝4時9分が日の出の時間でした。一人でカメラを持ちながら早朝の海岸を散歩するのは、とても気持ちがいいものです。ちょうどこの方角のはるか沖に、北方領土である国後島があります。早朝は靄がかかって見えませんでしたが、昼間ははっきりと国後を見渡すことができます。
さあ、羅臼での休暇が始まります。どんな生物に合えるのでしょうか?わくわく、どきどき。
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陸上の写真からして雰囲気が違いますねww
カッコイイw
海の写真が楽しみですw
うわーーーーーーー
レンズは海でも使用しているのとは違いますよね????
陸用のレンズというか望遠ですよね????
あたしも最近、いろんな写真集見てますが、水中より陸上の方が奥深くて難しそう・・
被写体あり過ぎて・・水中は限られた中での撮影(それはそれで大変ですが・・)ですからね・・・
レンズも凝りだしたら、キリがないですよね~
うわーー
いいなぁ。
雄大ですよね!
とたみんさん>
知床いいですよぉぉ~
はまってしまいそうです(汗;;;
じゅりあさん>
さすがですね~!
500mmの望遠ズームです。
撮影するという行為からいえば、陸上のほうが制限が少なく、遥かに広がりがあります。
一番上の羅臼岳の写真は、移動する車の窓から撮ったのですが、三脚立てて撮りたかったなぁ~
知床は初めてだったんですね(@_@)意外です。
移動の車中からは、結構とエゾシカさんが出迎えしてくれますよね(^O^)v
朝日に舞う鴎さんの写真が素敵です(^◇^)
SOLさん>
初めての知床でした~
癖になりそう・・・
海も最高に楽しいのですが、山にも登ってみたいかも。