2008年9月アーカイブ
2008年9月30日
mixiって、凄い・・・
今までmixiって、実はちょっと嫌いでした。
インターネットの草創期からネットに親しんできたEndlessblueとしては、「仲間にならないと見れない」というmixiの仕組みがとても嫌だったんです。
最近、ダイビングで知り合った方から、「mixiとかやってないのですか?」と質問される事が多くなり、ダイビング仲間は多い方が楽しいだろうと思ってつい最近始めてみたんです。mixiを・・
そしたら、mixi上で知り合った方が、実は最近一緒に潜った方だったり、そのお友達の方だったり・・
へぇ・・・凄いですねぇ。
既に1500万人以上が参加しているという、日本特有のコミュニティサイト・・mixi。
どこまで発展していくのでしょうね?
このブログ(http://www.endlessblue.jp/)を読んでくださった方、「よろしかったらマイミクになってくださいね。」(笑
2008年9月29日
初島の水は、富士の湧き水。柿田川を水源としていた。
初島にダイビングに行った際に、シーフロントのオーナーから聞いたお話。
なんと、熱海沖に浮かぶ初島には、はるばる三島から、柿田川の水を運んでいるのだそうです。
しかも、その水源は、霊峰富士の湧き水を水源とする柿田川なのだそうです。
柿田川といえば、日本名水百選に選ばれる名水中の名水。
名水百選の水でダイビング器材を洗っていた!
そんな名水で、ダイビング器材をじゃぶじゃぶ洗っていたのかと・・・・(汗;;;
シーフロントのオーナーさん曰く、「ゴクゴク飲んでください。健康にとてもいいそうです。」とのこと。
なんでも高血圧に効くミネラルが豊富に含まれているのだそうです。
ですから、ペットボトルに入れてゴクゴク飲むべし!
2008年9月28日
シーフロント初島でのダイビング 【2本目・イサキネ】
9月27日の初島は、なんと200名以上のダイバーが訪れていたそうで、超満員。
2本目は、時間をずらして潜る事にし、先にお昼ご飯を・・・
初島でお昼ご飯といえば『さかや食堂』
初島ダイビングセンターのすぐ横にある『さかや食堂』。
ダイバー御用達のお店です。
一番左に写っているのが「さかや食堂」さんです。 こちらで食べさせていただいたのが、完全裏メニュー「伊勢海老のてんぷら定食」(時価)です。
てんぷらというより唐揚げに近いですな。
塩コショウが効いていて、そのままバリバリ食べれます。
はじめは、伊勢海老のてんぷら???・・・と思ってしまったのですが、これが激ウマ!
もう1本潜る予定なので残念ながらアルコールはいただけませんが、ビールのつまみにしたら最高でしょう!
おなか一杯になった後、1時間ほど、芝生で昼寝!
太陽の日差しがぽかぽか・・・しっかり1時間寝てしまいました。
手付かずのお花畑「イサキネ」
さてさて、2時を過ぎ、ほとんどのダイバーが器材を洗い始める事、我々はタンクをセットして2本目に出発しました。
2本目は、経験本数100本以上限定の「イサキ根」です。
このポイントは、ダイビングセンター前から数十メートル上った場所からゴロタ場に出て、エントリーします。
引き潮なのでゴロタ石を超えて沖に出るのが大変でしたが、波もさほど無かったので苦労することなく沖に出れました。
このページのマップで、青い矢印で書いてあるのが2本目のイサキネ・コースです。
メーターオーバー?とも思えるようなコブダイ。
80cm級の巨大なマダイの群れ。
トンネルを抜けると伊豆とは思えない、素晴らしい手付かずのソフトコーラル。
まさにお花畑。
マアジの大群。逃げ惑うキビナゴの暗雲。さらにミサイルのように突っ込むカンパチ、ワラサの群れ。
素晴らしいダイビングを経験する事が出来ました。
シーフロントのオーナー曰く・・「今日は透明度が悪くてすみません・・リベンジしてください」とのこと。
いや~~~、十分すぎるほど楽しんでしまいました。
透明度が悪いといっても10m以上は見えていたと思います。
先日の台風14号では相当量の雨が降ったため、透明度が落ちているのですが、逆に風が強い台風の場合には、潮が入れ換わってしまう事があり、場合によっては40m級の透明度になる事も良くあるのだそうです!
え、えっ~~~!?って感じですが、すごいですね。
シーフロント初島でのダイビング 【1本目】
台風15号の影響で土用波が襲った伊豆半島。
昨日まではクローズしていたポイントも多かったようです。
9月27日。シーフロント熱海さんにお願いし、初島でダイビングを楽しみました。
1本目は、シーフロント・オーナーにガイドをお願いし、7名でのエントリーです。
ビギナーの方もいらっしゃった為、ゆっくりのんびり、周ってきました。
マップで赤い矢印で記したのが、1本目のコースです。
大きな漁礁「鯛場ハウス(タイバハウス)」(通称:Daiwa house 大和ハウス)を見て折り返してくるベーシックなコースです。
前回潜った時に見た、白いハナタツも元気でした。
キビナゴの群れにアタックするカンパチ軍団も、夏に比べて一回りサイズが大きくなったようです。
いたる場所にジョーフィッシュ(アゴアマダイ)が居ますが、ここのは大きいですね!
先の台風14号が連れてきたと思える、コガネスズメダイやミツボシクロスズメダイなど、季節来遊魚も沢山見ることが出来ました。
2008年9月27日
今日も元気にダイビング!
さてさて、台風第15号 (チャンミー)が心配ですが、これから初島へ向けて出発します。
台風は台湾近辺にいる様なのですが、かなり強力な台風らしいので、ウネリや土用波が心配です。
初島は伊豆半島の東側に面しているとはいうものの、相模湾に浮かぶ島ですから、半島を迂回して入ってくる土用波の影響をもろに受けます。
ビギナーの方も大勢来るポイントですので、少し心配。
まあ、大丈夫でしょう!
行ってきます!
2008年9月26日
2008年9月24日
2008年9月23日
ダイビング後の器材洗浄
皆さんは、ダイビングの後の器材の洗浄はどのようにされていますか?
オープンウォーター講習の時に習ったように、ダイビングポイントに設置されているタンクで洗浄し、そのまま?
それでも十分塩分や汚れ、砂やごみが取れると思うのですが、私はさらに、自宅の風呂の残り湯で全て洗浄しなおしています。
特に理由はないのですが、なんとなく、現地のタンクが汚れていたり、沢山のダイバーの器材を洗っているので、真水ではなく塩分が含まれていたりするので、もう一度洗浄しなおすわけです。
ボートダイビングなどで、ボートにエクジットした後、BCのエアを抜いた時に、ほわ~~っと、湯気が立つシーンを見たことがありませんか?
なぜ湯気が立つのか?
それは、BD内部の洗浄不足によって海水が残ってしまっており、その海水中のバクテリアが発酵し熱を持つことによって、湯気がでるといわれています(真偽は定かではありませんが)。
こういう事を防ぐには完全な水道水で洗浄するのが最適なわけで、その為には現場に理想的な施設があればよいのですが、半海水だったり、温泉だったり・・・
出来るだけ、ダイビングを楽しんだその日のうちに、真水で全て洗浄する事が理想的です。
まあ、要するに、ダイビングの後、家に帰ったら器材と一緒にシャワーを浴びるということです。
結構、これが楽しみだったりします。
川奈にダイビング出発です!
台風が過ぎ去り、秋空が晴れ渡る伊豆川奈に出発します。
今日はどんな海が待ってるかしら?
気温がぐっと下がってきましたから、そろそろウェットスーツでうろつくのも、肌寒いかもしれませんね…
うねりは心配無さそうですが、透明度は期待できないかな?
台風が連れてきた季節来遊魚がお楽しみですかね…
現在、小田原周辺です。
富士山がハッキリ見えてます!
2008年9月21日
今日は一日、仕事をしてました。
今日の天気も微妙な感じでした。
曇ったり晴れたり、かといえば突然の雷雨になったり・・・
大気が安定していないのでしょうね。
地元に「待乳山聖天」というお寺さんがあります。
Endlessblueの象徴でもある聖天様、ヒンズー教では「ガネーシャ」様、をお祀りするお寺です。
ここまで自宅からジョギングするのですが、今日行ったら、落ち葉だらけ・・・もう、秋なんですね。
Tシャツに短パンなのに、もう季節は秋。
過ぎてみると短い夏だったような、長かったような・・・
ジョギングの後は溜まっていた仕事を一気にやっつけようとしたのですが、どうにも進まず、ついに一日中仕事をしてしまいました。折角のお休みだったのに・・・
さて、天気予報を見て、あさって23日の予定でも立てますか。
東伊豆も西伊豆も同じような海況ですが、まだウネリが残っているポイントもあるので要注意ですね。
ウネリも面白いんですけどね!
台風13号の影響は?
日本列島に大きな被害をもたらせた台風13号の影響はどうなんでしょ?
大瀬崎の状況は?・・・「はまゆうマリンサービス」さんによると、全く影響が無いようですね!
さすが大瀬崎!
安良里の状況は?・・・「安良里ダイビングセンター」さんによると、これまた影響なし!
西伊豆は大丈夫みたいですね!
伊東の状況は?・・・「伊東ダイビングサービス」さんによると、ありゃー!全面クローズですか。
IOPもクローズのようなので東伊豆は厳しいみたいですね。
新たに発生した台風14号の行方も気になりますが、台風は死滅来遊魚、季節回遊魚を連れてきてくれますので、落ち着けばにぎやかな海が待ってます。
2008年9月19日
黒潮と冷水塊(くろしお&れいすいかい)
黒潮が作る巨大な渦
伊豆地方に限らず、太平洋岸に接する海域では、黒潮の影響をうけます。
黒潮は、ダイビングをする上でとっても重要ですよね。
伊豆七島でのダイビングでは、黒潮が島に近いか、遠いか・・・あるいは島全体が黒潮に包まれているかで、大きく環境が変化します。
私が大好きな八丈島では、「八丈ブルー」と呼ばれる独特の透きとおった暖かい海流があります。
この暖かい海流は黒潮そのもの、あるいは黒潮の小さな分流なんですよね。
ところが、逆に冷水塊(れいすいかい)と呼ばれる、とても冷たい海域が、この黒潮に密接して発生することがあります。
なぜ、冷水塊が黒潮と密接な関係があるのか・・・
調べてみると、とても面白い自然の仕組みによって、この冷水塊が生まれていることを知ることができました。
黒潮は日本の南方、赤道海流からはるばる北上し、東シナ海から対馬海流と黒潮に分流したのち、日本の太平洋岸に到達します。ものすごーく遠い海からやってくるんですよね。すごい・・
日本の沿岸部では、黒潮の幅は100kmくらい、深さはなんと600m以上にもなることがあるのだそうです!
そして、その激流の速度は4ノット(7.4km/時間)ですから、なんと秒速2m以上!
流れるプール」の3~4倍速いわけです!
そしてこの黒潮の深さと、流速が、なんと冷水塊を生み出すのだそうです。
黒潮の激流が地球の自転からの影響、そして偏西風、貿易風の影響を受けることによって巨大な渦を発生させるのだそうです。この巨大な渦によって、海底600m以深の冷たい深層水を水面に運んでくるのだそうです。
この深層水の塊こそが冷水塊というわけですね!
そうそう!深層水といえばミネラルたっぷり、栄養たっぷりな海のエキスみたいなものです。
ですから、水面に運ばれてきた途端に、日光があたる事によって植物性プランクトンが大発生するんだそうです。
あ~~・・・だから冷水塊は濁っているんですね。
八丈島でも、スカーンと見渡せる透明度の高い暖かい海が、急に真っ暗な冷たい海に変化することがありますが、その時はもうニゴニゴで、視界がとても悪くなります。水温も一気に10度以上も低下することがありますよね!
ダイバーにとって嫌われることが多い冷水塊ですけど、前記したように栄養豊富な「命の水」ですから、実は魚たちにとってはとても嬉しい海なんでしょうね!
この冷水塊の植物プランクトンから、食物連鎖が発生して、小魚や大きな回遊魚が集まってくるわけです。
と、いうことは・・・そうです!
黒潮と冷水塊が入り混じった海域では、ダイビングも楽しい~~~!ということになるわけですね!
で、どうやって冷水塊の存在を調べればいいのか??
気になりますよね~。
はい、こちらのサイトをご覧ください!
「一都三県漁海況速報、関東・東海海況速報」
黒潮の現在の状況が一目でわかります。
便利ですね!漁師さんたちはみなさん、これを見て漁場を推測するわけですね。
このサイトで黒潮が大きく蛇行している場所には冷水塊が発生している可能性が高いのです。
伊豆諸島にダイビングする時だけでなく、南伊豆に行くときにもとても参考になりますね。
神子元にハンマーを見に行くときには、とても重要なデータになることでしょう。
2008年9月10日
伊豆の七不思議 (いずのななふしぎ)
大瀬崎といえば、「伊豆の七ふしぎ」と書かれた看板があります。
伊豆の7不思議?
それってなあに?
・・ということで、調べてみたらWikipediaに出てるじゃないですか。
インターネットってほんと便利ですよね。
「伊豆の7不思議」
ほんとに7つあるんですね!
へぇ~~
もちろん、大瀬崎先端にある「神池」については、よく知っておりますが、他はあまり良く知りませんでした。
修善寺の独鈷の湯は、有名ですね。弘法大師様が手に持たれた独鈷でポンっ!と叩いて温泉を湧き出させたというお話です。う~ん。私もそんな能力がほしいですなぁ。
堂ヶ島のゆるぎ橋もすごいですね。心が汚れた者が渡ると「揺れる」橋なのだそうです。
どうしましょ・・・私が渡ったら揺れるどころか、放り出されたりして(笑)
面白そうなので一度行ってみたいです。
伊豆半島には、読み方が難しい地名が多いのですが、これも古くから伝わる神話は土着の風習などが由来になっているからだそうです。
せっかく、毎週のように伊豆にダイビングに行くのだから、今度はもうちょっと勉強して、地域の事も詳しくなりたいです。
であれば、ゆるぎ橋も渡れるようになるかな??
2008年9月 9日
西伊豆大瀬崎の不思議 ジンベエザメ、ミズウオ、マンタ出現
我々、首都圏ダイバーにとって最も身近なダイビングポイント「大瀬崎海岸」。
首都圏在住のダイバーなら、必ず1度は行った事があるポイントでしょう。
どんなに悪天候の日でも、この大瀬崎海岸がクローズになることはめったにありません。
それほど安定して穏やかな大瀬崎の湾内。
この穏やかな海域を利用して、初心者ダイバーの各種の講習が一年中行われています。
これほど首都圏ダイバーにとって身近な存在の大瀬崎。
実は凄い場所なんですよね。
日本で最も深い海
伊豆半島の石廊崎と御前崎を結ぶ線に囲まれた海域は、駿河湾と呼ばれています。
駿河湾は、湾の間口・奥行きが約60キロメートル、表面積は約2,300平方キロメートルの比較的小さな湾ですが、水深が他の海湾に比べて深く、その最深部は2,500メートルに達し、日本の海の中では一番深い海なんだそうです。
その水深の特徴は1,000メートル以深の海底峡谷が湾口から湾奥部まで南北に連なっているのだそうで、 いわゆる駿河トラフと呼ばれています。
駿河湾沖には黒潮が、 伊豆小笠原海嶺上を東方へ流れています。この黒潮が、死滅回遊魚や季節来遊魚を運んでくるわけです。駿河湾内には約1,000種の魚類が生息しているといわれています。
日本の魚類は淡水魚を含め約2,300種といわれているので、その半分近くの魚種が、この駿河湾に生息しているということになります!
すごいですよね~~~
でも、こんなんで驚いてはいけません。
さらにさらに・・・
駿河トラフから南海トラフへ
この駿河トラフは、さらに南に向かうと、直接、南海トラフへとつながっています。
南海トラフは、水深4000メートル級の溝が走る海溝だそうで、静岡県御前崎の南、水深3000メートル付近から南西方向、足摺岬沖の水深4800メートル付近までの総延長約670キロを南海トラフというのだそうです。
要するに、駿河湾は、はるか南方の足摺岬の沖まで一気につながっている海で、ものすご~~~く深い海だって事ですよ!
この深くて複雑な海溝と黒潮の産み出す、超ミステリーゾーンが、駿河湾で、その神秘の海の中でも最も穏やかな海域が、我らが「大瀬崎海岸」だという事になります。
大瀬崎は海の生物の休憩場
あくまで、私の仮説ですけど、黒潮に乗ってはるか南方から延々、回遊してきた魚達にとって、この大瀬崎海岸はとてもいごごちの良い休憩場なのではないかと思うのですが、どんなもんでしょう?
深海魚にとっても同じ事が言えるのでは?
黒潮のもたらす栄養素がプランクトンを育み、さらに小魚や大きな魚へと食物連鎖していく中で、深海に住む魚達もその食物連鎖につられて南海トラフ~駿河トラフと北上してくるわけです。
そして、ホッと一息つけるのが駿河湾。
その駿河湾の中でも、最も安定した海である大瀬崎が休憩地として選ばれる確立は高いのではないかと思うのですが・・・
ダイバーにとっても休憩地
同じく首都圏ダイバーにとっても大瀬崎海岸でのダイビングは、この上ない安らぎというか、まったり感を与えてくれますよね。そう、ダイバーにとっても癒しの聖地ですよね、大瀬崎は!
珍しい魚達が集まる海
大瀬崎で見られる(可能性がある)珍しい魚達BEST 5
- ジンベエザメ・・・今年も8月初旬に目撃情報が!何年かおきに大ニュースになってます。
- マンタ(オニイトマキエイ)・・・凄いですね。マンタまでやってくるんですね。
- ミズウオ・・・大瀬崎湾内の海底に死にそうになったミズウオや、その死骸をたまに見つけることがあります。
- ラブカ・・・これは見れたら凄いですよ。生きている化石!
- ニタリ・・・冷水塊があって水温が急に低下したらチャンスですね。
いや~、この類稀なる大瀬崎の海。
1年中の大半をダイバーが占領しています。
我々の手でいつまでも美しい海であるように守っていきたいもんですね。
2008年9月 8日
NHKスペシャル 「サンゴの悲鳴が聞こえるよ」
世界中の珊瑚礁が壊滅状態
本日のNHKスペシャルもまたまた衝撃的な内容でしたね。
この数年、珊瑚礁の白化(はっか)が問題になっておりますが、世界中の珊瑚礁がほとんど壊滅状態になっているという現状を生々しくレポートしておりました。
サンゴの再生プロジェクトについての地道な努力。
その前面に立ちふさがる悲しい現実。
沖縄県石垣島の悪循環。
そして、石垣市立富野小中学校生徒達の純粋な思い。
とても深い内容でした。
私たちの世代、そして私たちの親の世代が、高度成長と引き換えに、数千年の果てしない年月によって積み上げられてきた、美しい珊瑚礁をたったの10年で危機的な状態に追い詰めてしまったのです。
こうしてテレビをお茶の間で見れるのも、その代償あっての事なのかもしれないと思うと、とても心が痛みます。
番組に登場されていた小学生の皆さんや、この番組を見ていた次の世代の方々が、我々の犯してしまった地球に対する罪を償う事になると思うのですが、願わくば、何時の日かまた昔の美しい海を取り戻してくれるよう祈るばかりです。
番組の中でも語られておりましたが、「このままでいいのか?」そういう気持ちが、できるだけ多くの方に感じてもらえるなら、きっと地球もその願いに応えてくれるのではないかと思っています。
なにも珊瑚だけが、地球の問題なのではありませんが、知らない振りをするのはもうやめよう・・・そう感じました。
西伊豆 黄金崎~安良里の素晴らしいダイビングスポット
黄金崎公園ビーチ
修善寺から車で約1時間。
西伊豆黄金崎(こがねざき)がある。
黄金崎公園ビーチには、設備の整った「安良里ダイビングセンター」がある。
小高い丘の天辺にある駐車場からは、ビーチまでの遊歩道がある。
アキアカネが飛び交う遊歩道は既に秋の気配が漂っていました。
黄金崎の岬は、夕方の西日を受けて黄金色に輝くのだといいます。
とても整備された、黄金崎公園ビーチのエントリーポイントです。
これなら、初心者の方でも安心してエントリーできますよね。
大瀬崎とくらべると若干、アクセスが大変なだけあって、それほど混雑しないのもいいですね。
大瀬崎の混雑を避けて来る、ベテランダイバーも沢山いらっしゃいました。
安良里港の安良里ダイビングサービス
黄金崎公園から車で数分のところにある、安良里港です。
奥に見える中型のクルーザーは加山雄三さんのクルーザーです。
出港しているのを見たことないです;;;
ここからボートダイビングに出発します。
安良里ダイビングセンターさんの事務所もここに設置されています。
漁業協同組合が直接運営されているダイビングセンターなので、トラブルもなくとても快適。
最高の海と、最高の設備があったらもういうことないですよね。
しかも、私みたいな、電車での移動をするダイバーにとって、とっても嬉しい、送迎サービスがあるのも大変な魅力です。
朝は、修善寺に迎えに来てくれるし、帰りは伊豆急下田、または蓮台寺まで送ってもらえます。
なんと安良里に日帰りダイビングが可能なんです!
おおお~~~!
これは凄い事です。
黄金崎公園ビーチ & 安良里 沖の根 水中マップ
2008年9月 6日
WARPFIN ワープフィンについて
今日のダイビングでは久しぶりにフィンを変えてみました。
いつもは、長年使っているスキューバプロのジェットフィンなのですが、最近歳のせい?及びトレーニング不足の為か、2日連続でダイビングに行くと、足の甲が痛くなっちゃうんですよ。
そういうことは今までなかったので、自分のフィンワークが悪いのかと思っているのですが、いかがなもんでしょう…。
土日に2日連続でダイビングに行くと、翌日、月曜日に会社に行くために革靴を履くと、足の甲が痛くてたまりません。
こりゃ困った。
遊び過ぎだな…とも思うのですが、試しにフィンを変えてみようと考えた訳ですよ。
自分には柔らか過ぎと思っていた、ノーマルのMEWフィンをちょっと使ってみたら、いい感じでしたので、今回ワープフィンを購入してみました。
ワープフィンは、硬さが色々選べるのですが、この際、見栄を張らずに(^-^)、一番柔らかい、イエローのワープフィンを注文しました。
インターネット通販って便利ですよね〜。数日で商品が手に入り、本日の安良里〜黄金崎でのダイビングに使用してみました。
この歳で、初心者みたいな新品の、しかもイエローのフィンはちょっと恥ずかしいのですが、まあ、見栄を張っては、元も子もないのでチャレンジ!
いやはや…ぐにゃぐにゃに柔らかいです。
でも、なぜかビンビン進みます。速い!バンバン泳ぎたくなります。
うーん…
ぐにゃぐにゃだけど、きっとこの方が自分にはあっているのでしょうね!
もっと泳ぎたくなるのが、その証拠ですな…。
しばらくは、このイエローのワープフィンを使って、自分のフィンワークのまずいところを直したいと思ってます。
ずっと使うかもね!
ダイビングの趣味を通じて出来ること
ダイビングを通じて学べる事は沢山ありますよね。
まずライセンスを取るための、勉強として、生理学や物理学、もちろん自然界についての知識も必要です。
またEFR(エマージェンシーファーストレスポンス)と呼ばれる救急治療法も大切な知識です。
あるいは、ダイブマスターの為のトレーニングでは、コミュニケーションやカウンセリングの要素、リーダーとしての判断など、プロフェッショナル・ダイバーとして必要な知識や技能を身につけます。
また、特殊な知識やトレーニングが必要になると思いますが、ボランタリーとしてのダイビングも、重要なセグメントと言って良いでしょう。
あるいは自分自身の健康管理というテーマも重要ですよね〜。
さて、これだけ勉強してきて、自分の楽しみだけでダイビングをするのでは、何か勿体無いような気がしてなりません。
以前、目の前で交通事故を目撃した事があり、その時にEFRの知識とレスキューのトレーニングが役に立ったと自分では思いました。
救命活動をした訳ではありませんが、トレーニングをしていた事で為すべき事をとっさに実行する事ができたのは、やはりダイビングをしていて良かったと思いました。
他に自分には、いったい何が出来るかと考えているのですが、せめて海中のゴミに気がついたら回収しようかとか、コミュニケーション能力をもっと磨いて、海の素晴らしさを色々な方に伝えられるようになれないかな、などと思っています。
このブログを作ったのもそういった気持ちからなのですが、まだまだ、文書が下手くそだし、写真も人に見せられるほど上手ではないので、色々勉強していかないと、ダメでしょうね。
いつかブログが盛り上がって、バナー収入やアフィリエイト収入が、もし入るようになったら、自然保護の団体にでも寄付したいななどと思ってます。
頑張れば、少しは世の中のお役に立てるかな?
お役に立てるといいのですが。
2008年9月 5日
黄金崎・安良里でのダイビング 安良里ダイビングセンター
明日は西伊豆・黄金崎、安良里でダイビングの予定です。
お世話になるのは「安良里ダイビングセンター」さんです。
東伊豆がニゴニゴ状態が続いているので、きっと混雑しているかもしれませんね。
久しぶりの西伊豆です。
天気も良さそうですし、海況も抜群とのこと。
とても楽しみ。
「安良里ダイビングセンター」さん
よろしくお願いします!
伊東ダイビングサービス 伊東で潜るならここ!
伊東ダイビングサービス
それにしても、ここ、伊東ダイビングサービスさんの施設は使いやすいですし、サービスも行き届いていてとても快適です。
ダイビングセンターの他に生け簀によるイルカのショウも行っているので、色々なお客さんを相手にされているからでしょうか?
スタッフの方々の接客態度もダイビングセンターにしては(^-^)申し分ないですし、ボートも全く問題ないです。
2年ほど前にここに来た時、五島根でかなり流れが強く、ボンテンのロープが切れてしまい、大変な思いをしたことがありました。
その時のイメージがあったのですが、先週も今週も、海況が悪いにも関わらず、これだけ楽しませてくれるのですから、色々な方にお勧めしたいと思います。
何でも民宿経営もされていてまだ新築らしいので、次はお願いしてみようかな…掛け流しの温泉付きだそうです!
2008年9月 4日
禁煙しよう!禁煙だー!
ダイビング技術を上達させるためには、もっと心肺能力を鍛えなければ・・・
足腰も鍛えなければ・・・
もっと走りこむぞぅ!
その為には、煙草はNG!
頑張って禁煙するぞぅ!
ニコレットを貼って今日も頑張ってます!
2008年9月 3日
健康維持としてのダイビング
メタボリックシンドロームなんて言葉が一般化してますが、私も数年前まではかなりの『メタボ』でした。
このままでは、生活習慣病を発病すること間違いなし、と健康診断の度に告知され、それでも生活態度を改善することなくメタボな毎日を過ごしていたのです。
ある時ダイビング中に過呼吸状況になり、苦しくなってダイビングを中断したことがきっかけで、これは生活態度を変えていかなければダイビングも続けられないと思い、メタボ脱却作戦を決心したのです。
実際に行ったダイエット作戦は以下のような事です。
まず、ほぼ毎日ジムに通い、筋肉トレーニングと水泳を交互に行って、基礎代謝を上げる努力をしました。
毎日筋肉トレーニングはできないので、筋肉トレーニング〜プールで水泳〜筋肉トレーニング…と交互に行います。
食事は規則正しくきちんと3食とり、寝る前2時間は食べないように努力します。
これだけで、みるみる痩せていくようになり、1ヶ月もすると体型も整ってきて効果覿面でした。
半年もしないで20kgの減量に成功し、リバウンドもないようです。
ただ、ジムばっかり行っていると、どうしても飽きがきます。
そこで、ダイビングが有効なのです。
ダイビングだけでは、決して痩せることはありません。
多少のカロリー消費にはなりますが、せいぜい週に1〜2回のダイビングでは、基礎代謝を上げるまでのトレーニングにはならないからです。
しかし全身運動と水圧によるマッサージ効果は健康の維持には有効だと思います。
また、ジムでのトレーニング成果がダイビングの上達にもとても役立つので、ジムに通う目的や目標にもなりますよね。
私の場合は最後に禁煙に挑戦しなければなりません。
ダイビングに喫煙は最大のタブーなのですが、意外に喫煙するダイバーは多く、海から上がった後の一服がとても美味しい事がなおさら喫煙の邪魔をします。
今日もニコチンパッチを張って、挑戦中です!
今度こそ禁煙に成功するぞ!
ダイビング用ローラーバックについて
伊豆を中心に楽しんでいる首都圏のダイバーさん達は、大抵ローラーバックに器材を入れてガラガラと引きずって運びます。
私ももちろん大きなローラーバックを引っ張って、東京駅から熱海〜伊東〜下田と移動してます。
最近駅の構内に『キャリーバック注意』のポスターが張られているのをご存知でしょうか?
旅行者の間で人気のキャリーバックに足をとられた転倒事故が増えているのだそうです。
ダイビング器材が入ったローラーバックは、一般のキャリーバックより大きく、しかも重たいため、事故が起きたときには躓くくらいではすみません。
もし高齢者の方やハンディキャップをお持ちの方が、事故に巻き込まれたらと考えるとゾッとします。
熱海駅で伊東線への乗り換えで、沢山のダイバーがエレベーターに並ぶのですが、出来ればお年寄りや足の不自由な方を優先してあげたいものです。
乗り換え時間がないのは百も承知ですが、遊びにいくダイバーが優先されていいという事ではないはずです。
雨の日には濡れたままの器材から水が流れ、列車の社内を濡らしてしまう事がないよう、しっかり防水パックしましょう。
足を滑らせて事故の原因になります。
我々ダイバーにとって、列車移動は重要な交通手段です。問題を起こしてしまって規制されてしまう事も考えらます。
できるだけ一般の利用者の方に迷惑をかけないように、気配りしたいものです。
2008年9月 1日
悪魔のサメ ミツクリザメ
前の記事に書いたミツクリザメについてWikipediaに画像が出てます。
ミツクリザメの画像(Wikipedia)
そう。たぶん、私が子供のころに図鑑で見たミツクリザメの絵は、この写真を基にしたものだと記憶しています。
この飛び出した口がヘンテコで、記憶に残っているのでしょう。
そして、同世代の方なら覚えていらっしゃるでしょう・・そう、ジグラですよね!
大怪獣ガメラと戦った深海怪獣ジグラがこのミツクリザメにそっくりです。
きっと、ジグラのデザインの原案だったのでは?
そうに違いない!
上のリンクで確認してみてください。
そっくり!!
幻のサメ 「ミツクリザメ(ゴブリン・シャーク)」東京湾の深海の神秘
昨晩(2008年8月31日)に放映された、NHKスペシャル「幻のサメを探せ~秘境 東京海底谷~ 」をご覧になりましたか?
凄かったですねぇ。
生きているミツクリサメ(ゴブリン・シャーク~悪魔のサメ)の姿を撮影した素晴らしい番組でした。
興味深かったのは、東京湾海底谷と呼ばれる海底渓谷の存在です。
なんでも1~2万年前に、東京川と名付けられた太古の河川があり、その河川が作り上げた渓谷が水位の上昇によって深海300mからさらに深く構成されているのだそうです。
調べてみると、東京湾以外にも、御宿海底谷、片貝海底谷、勝浦海底谷、鴨川海底谷、房総海底谷、御蔵海底谷
など、関東近海には多くの海底谷が存在しているのだそうです。
これらの海底谷は相模湾からの相模舟状海盆につながり、伊豆・小笠原海溝に直接流れ込んでいるようです。
また、NHKの番組の中では、なぜ東京海底谷が世界的にも稀な存在であるかという理由に「富栄養環境」を説明しており、この富栄養化の理由は、大都市の生活排水の効率的な浄水による栄養素だと報じておりました。
実に興味深い内容ですよね。
本来の自然環境よりも、東京の大都市機能が高度化したことにより、富栄養化をもたらし、豊富な水産資源の源になっているんだそうです。もちろん、大都市の公害による問題は多く残されているのでしょうが、隣国、中華人民共和国での公害問題と比べればはるかに救われる内容だと思います。
ダイビングをしていると水質や魚影、魚の種類に興味を持ちますが、近年、相模湾に隣接するダイビングスポット「大瀬崎」で、深海性の魚であるミズウオが数多く目撃されたり、南伊豆の北川でなんとメガマウスが捕獲されたりと普通では考えられないようなことがこのエリアでは起きます。
こういったハプニングが多いのも、先に書いたように特殊な条件が重なった特別な海であるからなのでしょうね。
長い間、ダイビングをしておりますが、沖縄や南太平洋の島々も魅力的ですが、何といっても地元の東京湾、相模湾、駿河湾をもっと大切にしたいですよね。
NHKスペシャルの映像には、東京湾の素晴らしい海中映像が放映されていました。色鮮やかなソフトコーラル、群れる魚たち。まさに芳醇の海。この美しい海が永遠であるように皆で守っていけるといいですね。
【関連記事】
「美しい海が永遠でありますように」サイト記事から…
最近のコメント