2009年3月アーカイブ
2009年3月31日
大瀬崎・湾内でのダイビング 「キンギョハナダイの終焉」
2009年3月28日。
大瀬崎・ダイビングハウスマンボウ前の桟橋からエントリーし、ケーソン手前の砂地で観察。
息も絶え絶えなキンギョハナダイ
砂地にじっとして動かないキンギョハナダイ。
どうしたというのでしょうか。
この時期、普通は岩の隙間や、ソフトコーラルに隠れているはずなのですが。
砂地に腹をつけてしまって・・。
こうして体を海底につけてしまっている状況というのは、この手の魚にとっては、何らかのトラブル、病気、怪我、あるいは寿命が絶える間近であることを意味します。
ライトを当てても反応しません。
もし肉食魚がいたら襲われてしまうでしょう・・・。
じっと看取ってあげたい気持ちでした。
2009年3月30日
大瀬崎ウミウシ天国! 「ヤマトウミウシ」 Homoiodoris japonica
2009年3月28日。大瀬崎湾内マンボウ桟橋~第二漁礁で発見。
ヤマトウミウシ Homoiodoris japonica
体長が約8cm。
ダイバーのフィンキックによるものと思われる砂をかぶってしまっています。
このように砂をかぶってしまう事は、体を自由に動かすことができない生物たちにとっては、致命傷になりかねないダメージとなるそうです。
次回からは、ブロワーを持ってダイビングしようかな?
砂を吹き飛ばしてあげたい…
中世浮力のコントロールと、フィンキックのマナー…ダイバーとしてまず最初にマスターすべき技術ですね。
大瀬崎ウミウシ天国! 「シラヒメウミウシ」 Chromodoris sinensis
2009年3月28日
大瀬崎 湾内 マンボウ前の桟橋からエントリー
シラヒメウミウシ Chromodoris sinensis
春濁りの落ち着いた大瀬崎の湾内で観察しました。海藻にへばりついていた1cmくらいの個体です。
大瀬崎ウミウシ天国! 「ヨルンナ属の仲間SP1」Jorunna sp. 1
ヨルンナ属の一種 Jorunna sp. 1
2009年3月28日 大瀬崎湾内。
マンボウ前桟橋からケーソン方面、左側の漁礁で観察しました。
ウミウシの解説サイトではデータ量、信頼性共にトップレベルの「ウミウシ図鑑.com」を参照してヨルンナ属の一種 sp.1としました。
2009年3月28日
キモス系・謎の生物発見! 西伊豆大瀬崎で見た巨大ゲジゲジ 「ウミケムシ」
巨大ゲジゲジ?キモスな謎の生物
西伊豆・大瀬崎、湾内ポイントでのダイビング中に発見した、生き物。
体長は約20cmくらいか?
ゲジゲジ?
ムカデ?
毛虫?
謎の生物・・・後日、詳しい方に教えていただきました。
ウミケムシ
- 門 : 環形動物門 Annelida
- 綱 : 多毛綱 Polychaeta
- 目 : ウミケムシ目 Amphinomida
- 科 : ウミケムシ科 Amphinomidae Savigny, 1818
- ウミケムシ Chloeia flava
※ 猛毒があるので触ってはいけません。
恐らく、死んだ魚の死体を貪っていたと思えます。
左側に写っている、貝が群がっているのが魚の死体です。
水中ライトで照らすと、なんと、光に向って歩いてきました。
しかも速い!
うわぁあああ~!
砂の中に潜っていきます。
キ、キモス・・・
銀座並木通りの大人の隠れ家「Wine Bar 池田」 シャトー・マルゴーの夜
高級店の立ち並ぶ銀座8丁目並木通り
ここ、銀座並木通りは、おそらく世界で最も客単価が高額なお店が立ち並ぶ一角ではないでしょうか。特に並木通り、銀座8丁目付近は、ルイ・ヴィトンなどの高級ブティックに並んで、『レストラン ロオジエ』があり、夕方からは高級車で渋滞になる特別な地域です。20時近くになると、高級クラブの同伴客達が、周囲のソシアル・ビルに飲み込まれるように入っていきます。
この『Wine Bar 池田』も、そんなソシアルビルの6階という絶妙な位置にあります。中は、分厚い立派なカウンターとテーブル席が数卓、奥にはシガー用のバーも設置されています。さらに、入口にはワインカーヴが設置されていて、オーナーのワインへの力の入れようが伝わるようです。
この『Wine Bar 池田』は、栃木県宇都宮を拠点とする池田グループの経営で、オーナー自ら采配を摂るお店。すぐ近くに系列の『銀座池田』、宇都宮に同じく『Wine Bar 池田』の支店があります。
サービスという感動を売るお店『Wine Bar 池田』
私がこの『Wine Bar 池田』に通うようになって、もう10年近く(開店から10年)経ってしまいましたが、バーの中では高級なお店でありながらも、こうして魅力を感じるのはどんな時でもお客への気配り、心配りが素晴らしく、来てよかった、楽しかったと思わせてくれるサービスを与えてくれることにあります。
バーマンの方々は、いずれも世界中のコンペティションで入賞経験を多数保有する筋金入りのバーマン達ばかり。グラスの手入れ、ボトル磨き、氷の準備やカクテル用の素材のカッティング技術、もちろん食器の手入れに至るまで完璧なまでに準備を整えていることが良くわかります。
一つ一つの動作の全てがエンターテイメントであるバーでは、例えばグラス一つへの思い入れがお客に伝われば、同じ酒でも数倍の味となって生きてくるわけで、だからこそ、わざわざバーに出向いてお酒を飲むわけです。
シャトー・マルゴー 1987
今日は幸運なことに、写真のシャトー・マルゴーを飲むことができました。1987年のヴィンテージですが、市場価格より数パーセント高い程度の値段。
本当にその価格でいいのかと、何度も聞きなおしたのですが、高騰前に仕入れたものなのだという。あまりに安いと事故品ではないかと疑うものだが、この『Wine Bar 池田』との付き合いは10年近くにもなり、品質には絶大な信頼をしている。
飲みかけだった、ボランジェを飲み乾し、前菜にも手をつけずデカンタージュを待った。
流石、ワインの女王と呼ばれるにふさわしい。
重厚でありながらもやわらかな噛みごたえは、マルゴーの真骨頂。
つまみなど本来いらないのだが、幸運を与えてくれたお店には、それでは失礼というもの。
『Wine Bar 池田』では、世界各国のチーズから常に20種類位を取りそろえて注文する事が出来るのですが、アロマが花開く頃、チーズを注文することとし、まずは、メニューの中から、美味しそうなものをいくつか注文した。
プロシュット
オードブル(付出し)
付き出しとして出されたオードブル。趣味の良さが分かります。
キャビア ベルーガ
ベルーガです。ワシントン条約の問題や、地域紛争の問題などで手に入りにくくなってますね。いずれは輸入品は、かなり規制されることになるでしょう。国産のキャビアの品質が上がることをひたすら望みます。
Lustau Almacenista Oloroso Pata de Gallina 1/38 Jarana
最後の締めは、シェリー酒。このシェリーは、「アルマセニスタ」という名前が付けられています。
アルマセニスタとは、ボデガ(ワインの熟成庫)を持ち、家族代々受け継がれてきたシェリーを200樽以上所有している人々の事で、ワインの愛好家以上の熱狂的なファンの事を言います。
多くのアルマセニスタは個人の実業家や医者などの職業の方で、ボデガを個人で所有しているという超裕福層です。
この「アルマセニスタ・オロロソ・パタ・デ・ガリーニャ・1/38・エミリオ・ルスタウ」は、アルマセニスタの一員だったエミリオ・ルスタウのブランドで、アルマセニスタから買い付けたシェリーを用いて製品化し、一切ブレンドを行わないため、樽のナンバーが「1/38」のように記されているのだそうです。
こういったお酒に関するお話をうかがいながら、極上のひと時が過ぎていくのでした。
Wine Bar 池田 (ワインバー / 新橋、内幸町、銀座)
2009年3月27日
ヴィラ・デステ・スペシャル・リザーヴ・ブリュット2004 VILLA D'ESTE
イタリアのコモ湖(コモ湖:Lago di Como、またはラーリオ湖:Lario)と呼ばれる地域があるそう。
もちろん、行った事はないのですが、湖のほぼ中央に位置する半島には、どこかで聞いたことがある「ベッラージョ」と呼ばれる村があるそうで、イタリアの最高級リゾート地になっているそうです。「G.H. VILLA SERBELLONI」という5つ星のホテルがあるのも、このベッラージョ村だそうです。
この、「ヴィラ・デステ・スペシャル・リザーヴ・ブリュット2004 」は、そのコモ湖畔にある「Villa D'este」というやはり超一流のホテルの、オリジナルのブリュットです。
本来、このヴィラ・デステでしか飲めないはずのスパークリング・ワインなのですが、なぜか東京で手に入るんですね。
とても素敵な泡立ちで、スパークリング・ワインにありがちな、ツンとしたとげとげしさがありません。蜂蜜のような甘みと香りが素晴らしく、きんと冷やせば、あっという間に飲み干してしまいます。
Endlessblueお気に入りのスパークリング・ワインです。
大瀬崎マクロ天国! 「ツヤマメアゲマキガイ」
西伊豆・大瀬崎でのダイビング。
ダイビングハウスマンボウさんのガイドで観察しました。
先端ポイントでの安全停止中、水深約4mくらいの浅場の石をひっくり返して生物観察。
面白いもの発見。
シトラスグリーンというか、チャートリュースというか・・蛍光イエローの明るいボディに、鮮烈なオレンジ色のポツポツ・・・。
大きさは、一粒が約4cmくらいでしょうか。
実は、この一つ一つが、貝です。
ぽろぽろと零れ落ちます。
面白いですねぇ。
皆さんも安全停止中に観察してみてください。
※ ひっくり返した石は、必ず、そっと元の向きに戻しておいてください。魚たちに食べられてしまいます。
大瀬崎ウミウシ天国! 「コミドリリュウグウウミウシ」
西伊豆・大瀬崎湾内のケーソンで観察したコミドリリュウグウウミウシ。
まっ黄色の体は、暗い海の中でもよく目立ちます。
大きい個体は4cmくらい。小さいものは2cmくらいのものと、多数発見することができました。
大瀬崎ウミウシ天国! 「コモンウミウシ」
西伊豆・大瀬崎「先端」ポイントで発見したコモンウミウシ(Chromodoris aureopurpurea Collingwood, 1881)です。
春濁りの頂点だった3月下旬の大瀬崎。
水温は12度前後と非常に冷たく、海の中も冷たかったのですが、海中の生物たちにとっては、まさに春の祭典。
色とりどりのウミウシたちが乱舞していました。
2009年3月26日
大瀬崎ウミウシ天国! 「マンリョウウミウシ」
西伊豆の春は年が明けてすぐにやってきます。
梅が咲くころには早くも河津桜が咲き乱れ、3月の春一番と共に、一帯の沿岸部には春濁りが発生します。春濁りの発生した大瀬崎は、昼間だというのに、真っ暗。水深20mを過ぎる頃には、ライトがなければ何も見えません。
その大瀬崎湾内、水深22m付近にあるケーソン。
ソフトコーラルとウミウシたちの楽園。
「マンリョウウミウシ(Hoplodoris armata )」です。
SEA&SEA DX-1Gで撮影しました。
大きな個体で、10cm程度の大きさでした。
こんなのが沢山・・・
真っ暗になると、ウミウシたちも安心して出てくるのでしょうか。
いつもは、いったいどこにいるの??
大瀬崎マクロ天国! 「オキゴンベ」
西伊豆・大瀬崎、外海の「柵下(さくした)」ポイント。
春濁りで海のなかは、嵐の夜のように濁りと流れが発生していました。
でもそんな真っ暗な海の中で、生物たちは、春の訪れを喜び合っているようです。
SEA&SEA DX-1Gで撮影しました。
オレンジのボディに緑色の目。
背びれにはWWの面白い髭のようなものがあります。
伊豆の海では、最もポピュラーな魚です。
毎回、顔を合わせるオキゴンベ。
今日は、どことなく元気そう。
春を喜んでいるのでしょうか。
大瀬崎ウミウシ天国!「ミアミラウミウシ」
春濁りで視界が悪かった大瀬崎・柵下ポイントで観察しました。
この日は、25m付近の水温が12度と、最近では最も冷たい状況で、ウミウシたちも小さく縮んでいる事が多かったようです。
このミアミラウミウシは体長が2cmくらいだったでしょうか。かなり小さい個体。でも、もしストレッチしたらもっと5cm位に伸びるのでしょうね。
それにしてもなんて美しい色合いなんでしょう。
青、紫、黄色、オレンジ・・・絶妙なグラデーション。
いったいどうしてこんな色合いになったのでしょう。不思議でなりませんね。
2009年3月25日
大瀬崎ウミウシ天国! 「ウデフリツノザヤウミウシとツユダマガイ」
西伊豆・大瀬崎「柵下」ポイントでのダイビング。
ダイビングハウスマンボウさんのガイドで観察しました。
春濁りのきついこの日の大瀬崎は水温も12度近辺と、かなり冷たく、ダイバーにとっては冷たい海でした。でも海の生物たちにとっては、春の訪れを喜び合っているような雰囲気。
この2cmくらいの小さな、ピカチュウこと、ウデフリツノザヤウミウシもよちよちと歩きまわってます。
さらに小さな(3mmくらい)のツユダマガイと春のあいさつ。
ピカチュウ 「おはよーございまーちゅ」 (幼児語風で読んでください)
ツユダマ 「おう!おはよう!」 (オヤジ風のイメージ)
ピカチュウ 「天気がいいから遊びに行くんでちゅ」
ツユダマ 「ママはどうした?ひとりで遠くに行ったら危ないぞ?」
ピカチュウ 「・・・。」
ツユダマ 「・・・まあ、いいや、俺もママの顔は覚えてない。」
ピカチュウ 「・・・。」
ツユダマ 「・・・辛いこと聞いちゃたみたいだな・・・・・・・・ごめんよ。」
ピカチュウ 「らん!らん!らん~~! 楽しいなぁ~~~!」
ツユダマ 「・・・・・・まったく・・・春だぜ・・・。」
大瀬崎ウミウシ天国! 「コソデウミウシ」
大瀬崎の湾内でのダイビングは、まさにマクロ天国!ウミウシ天国!
もう、探せば探すほどいろいろなウミウシが見えてきます。
そう、発見・・・というより見えてくるって感じでしょうか?
このコソデウミウシは、大瀬崎・湾内のケーソンで観察したものです。
ダイビングハウスマンボウさんのガイドで潜りました。
体長は2cmくらい。ケーソンの岩肌に同化したような黒とオレンジの斑点紋様。
カモフラージュされていてよくわからないのですが、光を当てながら、じっと眼を凝らすと・・何やら動くものが・・。
上の写真の左上のほうにも、気がつかなかったのですが、ウミウシらしきものが写ってますね。
良く見ると間違いなくウミウシ。
肉眼では判別しにくいのですが、カメラのズームで・・・やっぱりね。
半透明のボディが美しいですね。
大瀬崎ダイビング「フサカサゴとナマコ」
大瀬崎・柵下ポイント。
春濁りで前が全然見えません。
ダークバスターで照らせば照らすほど、乱反射してしまって視界が利かない。
ちょっとスリリングなダイビングでした。
視界に突然飛び込んできたのは、このフサカサゴ。
ストロボが当たっているので真っ赤に見えますが、実際に肉眼でみると真黒です。
岩の上にちょこんと乗っている姿が可愛いと思い、撮影してみました。
ダイビング後に、写真を見てみるとびっくり、後ろに大きなマナマコが写っているではありませんか。全然気が付きませんでした。フサカサゴもナマコの接近に緊張しているのでしょうか?背びれを広げ、尾びれも広げて、すぐに離脱できるような態勢になってますね。
2009年3月24日
第26回 水中映像祭開催 江東文化センターホール2009年4月11日
大瀬崎ダイビング「イソカサゴ」 春濁りの中の魚たち
イソカサゴ(Scorpaenodes littoralis)です。
春濁りで緑色に染まった海の底でじっとしていました。
春濁りとは、植物性プランクトンが大量発生することによる透視度の低下の事ですが、ダイバーにとっては厄介な現象であっても、自然の海で生きる生物達にとっては、食物連鎖の最底辺である植物性プランクトンの発生は、喜ばしい春の訪れを意味しています。
きっと、このイソカサゴも、植物性プランクトンに集まる小魚たちを狙って出てきたのでしょうね。
生き生きとした眼がとても印象的でした。
大瀬崎ウミウシ天国! 「ヤマトワグシウミウシ」
西伊豆・大瀬崎「先端(せんたん)」ポイント、約15m付近で撮影。
シロミノウミウシ(Aeolidiella alba Risbec)と似ているのですが、触角の形が違います。シロミノウミウシの触角は御手洗団子のように、ぽこん、ぽこんと串団子状態になっているのですが、このヤマトワグシウミウシの触角は、ご覧のように、ゴーヤに似たツブツブがたくさんついてます。
体長はとても小さく、数mm程度ではないでしょうか。
色のバリエーションが沢山あるようで、茶色系、緑色っぽいやつもいるようです。
こういう小さいウミウシを探していると、とても楽しくてたまりません。
大瀬崎柵下ウミウシ三昧!「サギリオトメウミウシ」Dermatobranchus semistriatus Baba, 1949
西伊豆・大瀬崎「柵下」ポイントで観察したサギリオトメウミウシ。
この写真は、かなり拡大してまして、最初にぱっと見た時は、ウミウシとは気が付かずに撮影しておりました。なんか・・もっこり・・もしかして、ウミウシ?と思い、念のため2回シャッターを切っていたのです。
ダイビング後によくよく見ると、やはり触角が・・・ああ、やっぱりウミウシちゃんね。
念のため撮影しておいてよかったです。
身体の模様は縞がたくさん入っていて、どうして「オトメ」と名付けられたのか?
乙女って感じではないのですが・・・
でも、そうか!
見つけにくかった、恥ずかしがり屋で控えめなところが「オトメ」なのかも知れませんね。
2009年3月23日
花椒麻婆豆腐と黒豚餃子 「天鴻餃子房の激辛マーボードーフ」
飯田橋の駅のすぐそばにある餃子のチェーン店です。
ランチタイムのメニューを見ると「花椒麻婆豆腐(ホアジャオマーボードウフ)」がありました。
普通の麻婆豆腐はよく見ますが、本格的に花山椒を用いた花椒麻婆豆腐は、高級店に行かないとありません。喜んで入ってみました。
なぜかお店の中はガラガラ
店員の方は全て中国の方でした。まだ12時30分なのに、席はガラガラ・・飯田橋という土地柄のせいなのでしょうか。この飯田橋には中華料理、餃子専門店が集中しているので、競争が激しいのかなと思いました。
天鴻餃子房の黒豚餃子
ランチセットの餃子です。3個ついているのですが結構大きめなのでおなかが膨れます。
もっちりとした皮が特徴です。餡は野菜がたっぷりと入っていて、なかなか美味しい。
残念なのは、お皿が冷えているので、お皿に触れている部分が冷めてしまっている事、おそらく冷蔵庫から出して、すぐに調理したのでしょうか、中の温度が少し低い気がしました。
天鴻餃子房の花椒麻婆豆腐
花山椒の香りが立ち込めます。お店の方が、流暢な日本語で「からいですよ・・」と言いながら運んでくれました。黒豚のミンチは包丁で細かく切られた本格的なもので、いわゆる挽肉ではありません。粉をふって、油に通し、それから調理したのでしょう。しっかりと味が絡んでとても美味しかったです。
しかし、これほど美味しい花椒麻婆豆腐を出すのに、なぜお客さんが少ないのでしょうね。
不思議な気がしました。
天鴻餃子房 飯田橋駅前店 (テンコウギョウザボウ) (餃子 / 飯田橋)
大瀬崎の春濁り「幻想的なダイビング」
2009年3月21日。
春濁りが発生し、どのポイントも透視度1m~5mという状況。
30m近い水底まで行くと真っ暗闇になってしまいます。
この日は、ダイビングハウスマンボウさんのガイドで、大瀬崎「外海・柵下(さくした)」、「岬の先端(せんたん)」、「湾内(わんない)」の3大ポイントに潜ることができました。
春濁りの幻想的な風景
柵下の水深15m付近にいつもいるアオサハギ。
この日は、強い流れと、濁りの中で、ゆらゆら~~。
シャッター速度が合わず、失敗作品なのですが、なんか幻想的でいい感じ・・
アオサハギちゃん、くるくる回ってますよ・・
大瀬崎ウミウシ天国!「シロウミウシ」
シロウミウシ(Chromodoris orientalis )です。
西伊豆・大瀬崎「岬の先端」ポイントでのダイビングで観察しました。ダイビングハウスマンボウさんのガイドです。
ポピュラーなウミウシの一つですが、とても柔らかな色彩ですね。
体長は約2cmくらいでしょうか。
少し強めの潮流にも全くめげることなく、岩肌を這いまわっていました。
クロイソカイメンなどのカイメン類を食べるのだそうです。
SEA&SEA DX-1Gで撮影しました。
大瀬崎マクロ天国! 「ホソテンロクケボリガイ」
春濁りで視界が悪くなった西伊豆・大瀬崎「柵下(さくした)」ポイントでのダイビングで観察しました。
ダイビングハウスマンボウさんのガイドでダイビングです。
以前も、大瀬崎・湾内で観察したホソテンロクケボリガイの写真をご紹介しましたが、この今回の個体は、薄い体表を収縮させて、タカラガイ特有のつややかな貝殻を見せてくれてます。
なにか、とっても妖艶。
薄いシルク製のキャミソールを纏った女性を思わせます。
2009年3月22日
Dolcetto d'Alba 2007 ドルチェット・ダルバ
Dolcetto〈 ドルチェット 〉とは、イタリアの ピエモンテ地方を原産とするぶどう品種のことです。
Alba(アルバ)は、Cuneoにある村の名前だそうです。
ということで、アルバ村のドルチェット品種の葡萄酒ってかんじですね。
イタリアワインは、奥深いです。
このTENUTA CARRETTAのドルチェットの素晴らしいこと。
開封した直後は、ピリリとした刺激。
まるで発泡性のワインであるかのような刺激が楽しめます。
少し時間をおくと本領を発揮。
ふくよかな香りと、軽いタンニンの渋みがくすぐります。
この品質で2000円しないお値段ですから、イタリアワインはすごいですよね。
コストパフォーマンスがいいですね。
Cotes du Ventoux In Fine Rouge 2007
フランス・ローヌの赤ワイン。
グルナッシュ70%、シラー30% をブレンドしたワインで、セメント製のタンクで醸造したというワイン。
リーズナブルな価格ながら、本当に楽しめるワインです。
軽くつまみながらのパーティに向くようなワインで、じっくり味を確かめるようjな飲み方には耐えられません。
目が覚めるような青紫かかったルージュ。
香りもフレッシュで口当たりも良いので、赤ワインが苦手な方でも楽しめるとおもいます。
大瀬崎ウミウシ天国! 「ダイオウタテジマウミウシ」
春濁りで真っ暗になった西伊豆・大瀬崎の湾内ポイント。
透視度はわずか1m。
この日の大瀬崎のポイントの中で最も濁りがひどかったのは、やはり湾内でした。
水深20mを超えると真っ暗闇。
向かうポイントは、マンボウ前桟橋からまっすぐ行った延長線上にある「ケーソン」。
ようやく到着したケーソン(約3m四方のコンクリートブロック)。
そのコンクリート上になにやら、巨大な生物が・・・。
ダースベーダー・・・
そんなイメージ。
体長10cmはある大きなダイオウタテジマウミウシ
夜のウミウシ。
そんな感じ・・・あるいは、アニメ「エバンゲリオン」に出てきそうな使途(シト)か。
怪しい雰囲気を持つウミウシでした。
大瀬崎ウミウシ天国! 「クロイバラウミウシ」
西伊豆・大瀬崎。
春濁りの中、ダイビングハウスマンボウさんのガイドで潜りました。
ポイントは、湾内、水深22m付近のケーソン。
体長は約1cmくらいでしょうか。とても小さな個体。
じっ~~と目を凝らさないと見えません。
ケーソンの岩肌には、こういう小さな生物がたくさんいます。
楽しいですねぇ。
今度は、ルーペ持参で行こうかな。
癒されますねぇ。
クロイバラウミウシの語源は何でしょうねぇ?
黒い薔薇?
黒棘?
大瀬崎ウミウシ天国! 「アカエラミノウミウシ」
西伊豆・大瀬崎でのダイビング。
ダイビングハウスマンボウさんのガイドで、湾内のケーソンへ。
春濁りの影響で、真昼なのに夜中のように暗いケーソン。
ダークバスターで照らすと、いたるところにウミウシたちが。
アカエラミノウミウシ(Sakuraeolis enosimensis)SEA&SEA DX-1Gで撮影。
体長は約2cmくらい。
春の訪れを喜ぶように触角を振り上げて這いまわってます。
西伊豆・大瀬崎「春濁り」のダイビング~真っ暗闇だが面白い
春濁りまっ盛り 透明度1~5m
西伊豆・大瀬崎「ダイビングハウスマンボウ」さんのガイドで、外海「柵下(さくした)」、先端(せんたん)、湾内(わんない)の三大ポイントを潜ってきました。
ところが、3週間ほど前から発生し始めた「春濁り」。
先週が山だったようですが、今週も物凄いニゴニゴ状態。
透視度は悪い場所で約1m。良い場所でも5mしか見えません。
上の動画像は、2009年3月21日に撮影した、西伊豆・大瀬崎の外海「柵下」(さくした)ポイントの様子です。数日前までは、もっと酷い濁り方だったそうです。
春濁りとは?
「春濁り」とは、初春(3月~4月)頃に突然、海域に細かい浮遊物が流れ始め、その後、数日で大量の植物性プランクトンが広範囲に突然発生することによって、水中の透視度が、1m前後まで悪化する現象の事です。ダイビングの世界で使用されている言葉なので、正式には何と言うのか私には知識がありません。
さて、この春濁りは、どうして発生するのでしょうか?
いろいろ調べてはみるのですが、個人的には以下のような理由なのではないかと思っています。
春濁りの発生原因として考えられること
-
春一番の到来とともに、西高東低の冬型の気圧配置から、徐々に東高西低の配置へと変化し、その事によって南方からの温かい海流が沿岸部に吹き寄せられることになる。
-
吹き寄せられた暖かい海流は、表層に滞留していた冷水層を表層から深層へと押しやることになる。
-
通常、日本沿岸部の中層より深い深海層の水温は、10℃~4℃程度と考えた場合、表層から落ちてきた冷水層と混じり合い、中層部の水温が上昇する。
-
水温が上昇した海水は、深海の滞留物、沈殿物を巻き上げながら表層へと上昇していくことになる。
-
こうして、中層から深層の浮遊物、沈殿物など栄養素が多く溶け込んだ海水が表層へと浮かび上がってくることなり、春濁りの初期状態となる。
-
さらに、春先の風雨により、陸上からの栄養素が大量に海中へ流出し、沿岸部は深海からの栄養素と、陸上からの栄養素で富栄養状態となる。
-
さらに、桜の開花季節直前になると、一気に日照時間が増加し、表層の水温がさらに上昇。
-
そして大量の植物性プランクトンが発生することになる。
・・と、あてずっぽうですが、春濁りの発生原因について仮説を考えてみました。
事実、2週間前(3月7日)の西伊豆・大瀬崎の湾内ポイントの水温は、
- 表層・・・13度
- 25m付近・・・14度
という状態でした。
しかし、今日、3月21日の同一ポイントでは、
- 表層・・・16度 (3度上昇)
- 25m付近・・・11度 (3度低下)
という表水温と低水温の逆転現象が発生しています。
この逆転現象こそが、表層と低層の海水が逆転してしまう現象を起こし、急激な富栄養化の原因となります。その富栄養状態の海に日光が長時間差し込むことによって、一気に「春濁り」となるのではないでしょうか。
ちなみに、この水温の逆転現象は、湖や沼などの止水では、最も起こりやすく「Spring Turn Over スプリング・ターン・オーバー」と呼ばれています。湖などで、冬の間、とても澄みきっていたのに、突然、真茶色に濁ってしまう時期があり、それが、「Spring Turn Over スプリング・ターン・オーバー」です。
春濁りの海で踊るタコ
ダンスするタコ発見!カワユスですねぇ!
面白いと思いませんか?ライトを当てるとたくさんの浮遊物が写ってますよね。これが、春濁り・・・植物性プランクトンです。
2009年3月20日
美味しいもの見つけた! 飯田橋・九段下の「時代寿し」の牡蠣とじ丼
ランチタイムの穴場 時代寿し
飯田橋の東京大神宮近辺。平日の御昼時となれば、どの店も満員。行列のできるお店も少なくない。この時代寿しは、以前から知ってはいたのだが、なかなか入りにくい雰囲気があり、いつも暖簾をくぐらずにいたお店です。
かきとじとは?
いろいろ想像しました、牡蠣の事だと思うのですが、卵でとじるのか?
しかし、そんな事してなまぐさかったり、固くなってしまったり、美味しくないのでは?
考えれば、考えるほど気になってしまい、勇気をもって入ってみる事にしました。
店内は意外と広く、10名ほど座れるカウンター席と、広めの座敷・個室があります。想像通り、満員ではなく、半分くらい埋まっている状況でしょうか。
カウンター席の隅に座らせていただきました。
注文したのは勿論、「かきとじ丼」です。
さて、どんなものが出てくるのか?
予想をはるかに超えた美味しさ「かきとじ丼」
待つこと15分。かなり待ちました。良く考えてみれば、鮨屋ですので、目の前のカウンターで仕事をしている大将は、お寿司のメニューを担当しているわけで、私が注文した「かきとじ丼」は別の場所にある厨房で作っているわけです。
熱いお茶を飲みながら待っていると、出てきました「かきとじ丼」。サラダと小鉢、甘エビのお味噌汁がついて1050円!
やっぱり、生臭くなってしまうんじゃ・・恐る恐る食べると、これがとんでもない。
生臭いどころか、出汁のうまみと牡蠣の甘みが絶妙に絡み合って、これがうまい!
しかも牡蠣がたくさん、いったい何粒入っているのだろう?
10粒くらい?かなりたくさん入ってます。
卵がふんわりしていて、くどさがない。
これは何か秘密が?
・・・じっくりと分析・・・もしかしたら、間違っているかもしれませんが、揚げ玉が入っている?
ほのかに胡麻油の香りがするのはそのせいでしょうか。
揚げ玉が、牡蠣の煮汁を吸いこんでふくらみ、それが卵でとじられる事で、ねっとり、ふんわりとした独特の仕上がりになっているのでは?
違うかなぁ?たぶん揚げ玉だと思います。
いや、それにしても、これは美味しいものを見つけてしまいました。
しかも、周囲は激混みなのに全然空いてる!
こうしてブログに書いてしまうと、一気に有名になってしまいそうですが、何といってんも季節限定ですから。早くいかないと、この美味しい「かきとじ丼」は食べれなくなってしまいますよ。
ちなみに、カウンターの別の席のお客さんが注文していた、「穴子天丼」や「煮魚定食」もすごく美味しそうでした。煮魚は、大きなカレイの煮付けが丸一匹!
うまそうでした!
次は絶対、煮魚定食にしよう!
時代寿司 (じだいすし) (寿司 / 飯田橋、九段下、水道橋)
水道橋の餃子専門店「藤井屋」ランチタイムは行列ができるお店
ランチタイムは満員・行列ができる事も・・
JR水道橋駅のすぐそば。飲食店が立ち並ぶ激戦区。
ラーメンを含めた中華料理系のお店が7割ぐらいあるのではないでしょうか。日本人がいかにラーメン、中華料理が好きかと考えさせられる街でもあります。
この激戦区で小さなお店で頑張っているのが『餃子専門店 藤井屋』(ふじいや)です。
確かに餃子専門店なのだが
この餃子専門店という看板が気になり、一度は入ってみたいと思っていたのですが、いつも満席。入口で4~5名の行列があることもあり、なかなか入ることができないでいました。この日は、ランチタイムを過ぎた13時頃でしたので、特に待つこともなく入ることができました。
中に入ってみると、カウンターのみの座席配置で、しかも間隔が非常に狭いので、混雑時は非常にきついだろうなと予想されます。
「元祖餃子定食」750円を注文。焼き加減の腕は確かではないかと思います。皮がパンパンに膨れていて破れもなく、カリカリの部分と、もっちりとした部分、その両方がきっちり用意されていて楽しめます。カリカリ部分ばかりの一口餃子系では楽しめないこのモッチリ感がとても良いと思います。
残念に思うのはこの餃子の皮は、特に手打ちという事もなさそうなので、モッチリとはしているのだけれどそれ以上の物がない事でしょうか。
750円のランチセットで、手造り餃子はできるのか?とも思いますが、例えば浅草・千束通りの『末っ子』などでは、朝から晩まで餃子の皮を打ってます。
結局のところ、このちょっとした努力の差で勝負がついてしまうのです。餃子専門店というのであれば、是非手作り感をもっと大事にしてもらえば、焼きの腕前との相乗効果で、一日中、行列ができるお店になるのではないでしょうか。
夜は着た事がないのですが、餃子とビールの黄金のコンビを求めて、食通が並ぶお店になるのではないかと思います。
是非頑張ってほしいなと思います。
2009年3月19日
海南鶏飯 ハイナンチーファンのナシゴレン
海南鶏飯 (ハイナンチーファン) (東南アジア料理(その他) / 水道橋、神保町)
2009年3月18日
ウェスティンホテル東京 ミシュラン一つ星 「鉄板焼 恵比寿」 その3
米沢牛のサーロインステーキ
いよいよメインディッシュ。米沢牛のサーロインを鉄板焼きにしていただく。肉の調理も見ごたえがあるエンターテイメントの一つだ。鮮やかな手さばき。サーロインは一度にすべてを焼いてしまうのではなく、お客の食事の進み具合を見ながら半分ずつ、カットを変えながら焼いてくれる。
付け合わせの野菜も準備万端。 柔らかくてとても美味しい肉だった。
ガーリックライス
鉄板焼きの最後の食事は、ガーリックライスに限る。お米を調理する工程が見ていて大変面白いからだ。しかも、レストランによってそれぞれ作り方が微妙に違うため、とても面白い。ここ、ウェスティンホテル東京の恵比寿では、比較的オーソドックスな作り方をしていた。
塩コショウと胡麻が振られ、丁寧に炒められる。醤油で最後に香りをつけるが、ここでは、直接鉄板の上に垂らした醤油に、上からご飯をのせるようにして混ぜ合わせていた。
ウェスティンホテル東京 ミシュラン一つ星 「鉄板焼 恵比寿」 その2
鉄板焼きは魚介系がよい
鉄板焼きの醍醐味は、カウンターに座って、目の前の鉄板で食材が見事な手さばきで調理されるのを見ながら食事ができるという事にある。調理人との会話も楽しいエンターテイメントの一つ。そういう観点で言えば、鉄板焼きで最も見ごたえのあるのは、魚介系の素材の料理ではないだろうか。
伊勢エビの鉄板焼き
鉄板焼きの素材で最もオーソドックスな素材。伊勢エビである。伊勢エビの調理ほど、一般的なものはない。それだけに鉄板焼き料理人の腕前が試される。
実に見事な手さばきで伊勢エビが調理される。ものの数分で勝負がきまる。手前に見えているのは、伊勢エビ用のソースで、伊勢エビを調理している間に、丁度良く火が入る仕組み。
この伊勢エビの鉄板焼きは、前菜の二品と比較して、はるかに良い。さすがの腕前である。火の通り具合が絶妙で、伊勢エビの甘みや食感を失うことなく仕上げられている。ソースも、トマトの酸味がとても口当たりがよく、大変満足できる料理だった。
鮑の岩塩蒸し
席についた直後から、蒸し始めていたアワビの岩塩蒸し。『うかい亭』でもおなじみの鉄板焼き料理のエンターテイメント。
岩海苔のソースとはやられた。こう来るとは思いもよらなかった。鮑そのものの香りはもちろん素晴らしいが、岩のりのソースによって、一層、磯の香りが素晴らしい。これは大変美味しい料理だった。
2009年3月17日
ウェスティンホテル東京 ミシュラン一つ星 「鉄板焼 恵比寿」 その1
恵比寿 ウェスティンホテル東京の鉄板焼き
今日は、ゴージャスに夕食をということで、ウェスティンホテル東京へ。
恵比寿ガーデンプレイスに面したこのホテルは、外国人観光客や、ビジネスユースのVIPも多い、都内有数の高級ホテルで、レストランもピカ一と聞く。特に『鉄板焼 恵比寿』は、かのミシュラン「レッドガイドブック」で星ひとつが付いているレストランである。
大トロマグロの鉄板焼き
まぐろの大トロの部分を鉄板焼きにしたもの。見た目には大変贅沢な料理だが、はっきりいって美味しくなかった。大トロマグロという食材は、鉄板焼きには不向きなのではなかろうか?油っぽさと生臭さが勝ってしまい、よろしくない。残念な料理だった。
フォアグラの鉄板焼き
このフォアグラは、かなりいい素材を持ちていると思われるが、オレンジやイチゴ、バルサミコをベースにしたソースは、面白みがなく、工夫が欲しい。フォアグラを用いた料理は、フォアグラだけではくどさが前面に立ってしまい、どうしても重たい。できれば魚介やあっさりした鶏肉などと組み合わせて使うようにしてはどうだろうか。いずれにしても、そういった繊細さを鉄板焼きに求めるのは難があるので、このフォアグラの一品は見直す必要があるのではないかと思う。
鉄板焼 恵比寿 (てっぱんやき えびす) (鉄板焼き / 恵比寿、目黒、白金台)
大瀬崎での危険なフィッシング!獲物はダイバーなのか!?
駿河湾に面した、大瀬崎「外海」ポイント。日本固有種といわれるサクラダイの群生海域であり、数々の珍しい海洋生物を見る事が出来るポイントです。
最近ではザトウクジラがたびたび目撃されるなど、駿河湾の神秘を目前に観察することができる貴重なポイントです。
しかし、残念な事に、この外海ポイントの4つしかないエントリースロープに陣取り、撒き餌を撒きながら釣りをしている人がいます。釣りをすること自体に文句を言うつもりはありませんが、ダイバーにとってはエントリー・エグジットポイントは、命にもかかわる重要な場所です。そのエントリーポイントに陣取り、真正面に仕掛けを投入するということは、間違いなく、ダイバーに直撃する可能性があります。事実、そういった事故も発生しており、できるだけ、潜水区域でのフィッシングを遠慮いただけるとありがたいと考えております。
獲物はダイバー?危険な大瀬崎のフィッシング
大瀬崎のダイビングポイントに投げ込まれた、釣りの仕掛けです。テグスの先に、生きたアジを一匹掛けしています。もちろん、釣り針がむき出しになっています。私のカメラから、わずか1m先に投げ込まれました。故意に投げ込んだとは思いたくないのですが、危険極まりない状態である事は間違いないです。
また、釣り人がいるときには、必ずといっていいほど、水中にビニール袋が漂っていたり、切れたテグスがからみついている事が多く、ゴミの始末、釣り具の始末を徹底していただきたくお願いします。
エントリースロープのコンクリート部分で、撒き餌のオキアミを広げる、あるいは捨てて帰るなどの行為は論外です。海に捨てられた撒き餌は、ヘドロとなって堆積してしまいます。危険な行為は行わない、海を汚さないこと、これが最低限のマナーだと思います。
2009年3月16日
味わい深さが特徴のマーラー刀削麺 鐘楼 水道橋店 (ジョンロウ)
水道橋のランチ激戦区にある『鐘楼 水道橋店』
近所に刀削麺の専門店は多数ありますが、この鐘楼は、かなりおススメのお店です。
ランチタイムは、結構、行列ができる事が多く人気があるお店です。
こちらの刀削麺は、麺がやや固めで、腰があり、かといってブツブツと切れてしまうようなことはなく、しなやかさがあるのが特徴。
一番人気のマーラー刀削麺
最初に食べ始める時には、温度の関係か非常に辛く感じます。しかし、2口~3口と食べ進むごとに辛さを感じなくなり、代わりに香辛料の豊かな香りが立ちあがってきます。
麺は最後までスープをからめ、とても喉越しが良く、この麻辣刀削麺という料理の素晴らしさを体全体で味わう事になります。汗だくになってスープを飲みほした時、とてもさわやかな清涼感を味わう事ができます。
鐘楼 水道橋店 (ジョンロウ) (四川料理 / 神保町、水道橋)
2009年3月15日
西伊豆・大瀬崎ダイビング ポイント・マップ 『外海』
柵下からドロップオフへ
柵下からエントリーし、広大な白い砂浜を延々泳いでいきます。距離はかなりありますが、水深30mからのドロップオフには、びっしりとムチカラマツが群生しており、沢山のサクラダイの群れを見ることができます。
ショートドロップオフ(3~4m程度の階段状のドロップオフ)に安心していると、急に深度が深くなっている場所があり、一気に40mまで落ちている場所もありますので、注意する必要があります。
ドロップオフのサクラダイを見た後は、一旦、25m付近でDeep Stopし、その後、大川方面へ流しながらエグジットする事があります。もちろん潮流によっては、柵下からエグジットします。十分に安全停止をしてからエグジットするようにしましょう。
大川下からのエントリー
外海でのダイビングでは、大川下からのエントリーが最も一般的なコースです。ミツボシクロスズメダイが群れている岩を超え、水深10m前後をキープし、ロープ付近まで泳いでから、徐々に深度をとる方が、エア持ちが長くなります。水深25m付近から、ソフトコーラルが群生する捨石が見え始め、ウミウシやエビ、カニの絶好の住み家になっています。
このあたりは、最も人気のあるポイントですので、カエルアンコウやウミウシがいるポイントは、譲り合って観察することにしましょう。尚、このあたりの海底は、とても細かい砂地です。フィンキックで砂を巻き上げないように気を付けましょう。
2連のウミウチワを見たら、水深に注意しましょう。特に、カメラ撮影に夢中になっていると、いつの間にか30m以上の深場に落ちてしまう事があります。十分注意しましょう。
門下からタマサキ
柵下の入り口からはかなり遠いのと、潮流の関係で、あまり使用しないエントリーポイントです。むしろ、大川下や、一本松からエントリーし、潮流に流されながらダイビングを楽しんで、門下でエグジットするという方法を良く使います。そういう意味では、門下からのエントリーは潮流が、岬の先端方向(柵下への方向)に流れている場合に利用することがあります。
タマザキまでは、かなり歩きますので、夏の混雑時では、穴場的なポイントになります。実際には、潮流が先端方向に流れていないと、戻ってこれないリスクがあるため、利用する機会が少ないポイントです。ボートからのエントリーも可能です。
最近の大瀬崎では、この外海ポイントで、ザトウクジラの親子が目撃されています。柵下のすぐ目の前のポイントを泳いでいったという目撃例もあります。また、マンボウが出没することも多く、駿河湾に直接面した外海ポイントの、豊かな自然が楽しめます。
銀座で元気なラーメン屋 「らーめん松富(まつとみ)」
知る人ぞ知る銀座グルメが集まる店
この店は、銀座・電通通り、東芝ビルの裏、細い路地を入った場所にあり、人目につかないせいかそれほど有名なお店ではありません。サラリーマンが飲んで帰宅する時間には行列ができますが、それ以外の時間帯は比較的並ばずに入る事ができます。
特に銀座の高級クラブ街が閉店する午前1時頃になると、銀座の食通たちが、ラーメンを食べるなら「ここ」という事で、忍んでくる場所として知られています。
限定30食! 天然塩を使ったコクのあるスープ「あさりらーめん」
北海道日高昆布や青森県のホタテ貝柱、ミネラル分世界一といわれている天然塩で仕上げたスープにあさりの香りとコクが合わさった、贅沢なラーメン。
上に乗っている刻み昆布がアクセントになっています。バターは、できれば、どけてしまい、天然塩の味わいを楽しんだ後に、最後にバターを加えてスープのバリエーションを楽しむと良いでしょう。
甘めのたれとカリカリの皮 「ジューシーな手羽先」
この「らーめん 松富」の一品料理は、結構美味しい。有名なのは「特許シュウマイ」と呼ばれるシュウマイですが、この手羽先も侮れません。パリパリに仕上げられた皮は、まるで北京ダックのように油を掛けながら調理されたのだろうか?中の肉が思いのほかジューシーで、肉汁が噴き出る。
シャトールクーニュ・ボルドー・シューペリュール 2005
Chateau Recougne Bourdeaux Superieur Milhade
ミラードのボルドー・シュペリュール。
2,000円以下のボルドーの中では、まあまあではなかろうか。
酸味とタンニンが少し強めの飲み口は、結構、通好み。
ミラード社によるボルドー・シュペリュールです。
廉価な割りには、飲み応えがある、さすがボルドーと言わせる一本です。
つまみには、甘めのチーズやドライフルーツが合うでしょう。
ニンニク系の香りが強い料理では、少し腰が弱い気がします。
ブルー系のチーズでも、物足りなさが出てしまいます。
プラムやチェリー、アンズなどのドライフルーツが似合うと思います。
2009年3月14日
銀座 笑笑庵 (しょうしょうあん) 蕎麦屋というより居酒屋
13時を過ぎたころでも銀座の飲食店はランチタイムでにぎわいます。
たまには新しい店でも探してみようと思い、裏通りへ。
ホテル・モントレーのすぐ近くにある『笑笑庵』(しょうしょうあん)に入ってみました。
サービスがうまく回っていない
なんとこのお店は、ガラガラでした。入口は立派な雰囲気で、高級感が漂う魅力ある店内なのですが、お客さんは数名。店員はすでにやる気がないのか、テーブルの上のセットを片づけている状況。そんな、タイミングで入ったので、当然、端っこの席に座ることになりました。
ところが、私が入った後、1名の客がすぐに入ってこられたのですが、店員の女性が言ったのは、「相席でよろしいでしょうか?」・・・流石にお客さんもびっくりしたようでした。だって、ガラガラなのに。
さらに2名のお客が入店。この客さんは、静かに話をしたかったらしく、奥の片付けられているテーブルを指定しました。ところが、また店員が「そちらは、もうクローズなので、ここで・・」。
しぶしぶ、その2名のお客さんは、僕らの隣に・・・。
さらに、1名のお客さんが・・・。
なんと、店員が、今座った2名の客に「相席をお願いして・・・」、途中まで言いかけた、ところで、お客の顔色を見たのでしょう、慌ててクローズしていた奥の席の用意を始めておりました。
なんとも、いやな雰囲気を感じました。
他にも注文した飲み物を間違った場所に運んでしまったり、対応が悪くて帰ってしまったお客も・・・。
残念な蕎麦
注文したのは、鴨せいろ。なんと1600円。高い・・・すごくおいしいのかと期待したのが失敗。
客の応対で、いやな気分だったのですが、悪い予感的中。
この鴨せいろ、蕎麦の出来は悪くないのですが、この大ぶりな器に油で揚げた?のか、かなり油っこい葱と鴨肉。薬味がついていない。
葱を口に入れると油臭い。ごま油で調理してほしかったのですが、何でしょう?
天ぷら油?
さらに葱の外側がねとねとに油にまみれているので箸でつかめません。
鴨肉・・・この、いかにもスーパーで売られている「鴨ロース」を連想させる切り方。
はっきりいって、鴨肉を歯で噛み切れる人って、それほど多くありません。なので、蕎麦屋で使う鴨肉は、薄くスライスするか、『満留賀』のように刻んで使用します。このロースそのままを油で揚げた?ものがどばっと・・・。
食べる気がなくなってしまいました。
後から知ったのですが、このお店は蕎麦屋でなく、本業は「居酒屋」だったのですね。
笑笑庵 (しょうしょうあん) (居酒屋 / 銀座一丁目、銀座、宝町)
2009年3月13日
『麺や さごじょう』 海老塩ラーメン 飯田橋のラーメン激戦区
飯田橋、東京大神宮のすぐそばに『麺や さごじょう』があります。
いつも、店の前を通るのですが、なかなか入るきっかけがつかめませんでした。
この日は、北風がきつく、暖かい昼食を食べたいと思い、徘徊したのですが、目当てのお店は全て満杯。
思い出したのがこの、『麺や さごじょう』です。
これが、『麺や さごじょう』の海老塩ラーメンです。
200円追加するとランチサービスで、餃子3つとご飯がつきます。
まず、スープですが、とても薄い。
塩ラーメンなので、薄口なのは分かりますが、とても薄い。
醤油なり、塩なりを足したくなる薄さです。
しかし、ベースになっている出汁はいい味なので、もうちょっと濃い目にすれば、激混み間違い無しではないでしょうか?
麺がとてもいいと思いました。
タリアッテレのような手打ち風の平麺。
しかも、重たくなく、ペタペタのした食感はすごく癖になります。
海老ですが、エビチリをワンタンに包んで、入れたとメニューに書いてあったような?
エビチリ、という感じではなく、塩コショウをした小エビを(恐らく片栗粉で衣を着けて)揚げたものをワンタンで包んだ、とても手の込んだものです。
残念なのは、やはり味の薄さではないでしょうか?
都会人は、高カロリー高塩分に味がなれてしまっているので、この微妙な味わいが分からないかもしれません。
浅草の『元祖恵比寿ラーメン』では、ワンタンの上に、わざわざ醤油たれを一滴ずつ乗せていました。
その意味が、この海老塩ラーメンを食べて分かったような気がします。
ナルトはいらないかもしれませんね。
タマゴもいらないかもしれません。
この二つをなくして、もっと香りの高い、アオサを海苔の代わりに入れるとか・・・。
葱は、もっと真ん中に乗せて、お客さんが好みで散らせるようにした方がいいでしょう。
岩海苔は、アイディアとしてはいいのですが、香りが全くありませんでした。
問題なのは、カウンターに座ると、余計なもの(食事に関係がない書類とか、掃除道具とか、材料とか・・)、そういうものが目に付きます。
たったそれだけの事で、リピート客が減ってしまいます。なぜかと言うと、僕ら会社員は、数十分の昼食の時間が何よりの「憩いの時間」だからです。
ランチ時に行列を作るには、こんなコツが必要と思うのですが、是非挑戦してみて欲しいなと思います。とっても丁寧な仕事をしているお店です。
西伊豆・大瀬崎ダイビングマップ 『湾内』 11のチェックポイント
大瀬崎のNo.1 ダイビングポイント「湾内」
西伊豆・大瀬崎の最も広大で奥深い魅力に包まれるポイント「湾内」(わんない)。
そのダイビングマップを公開。
大瀬崎・湾内ポイント(1) 「マンボウ桟橋前のゴロタ」
- ダイビングボート「MANBOW号」が停泊するマンボウ桟橋からエントリーしてすぐのゴロタ。夏にはソラスズメダイの群れ、秋~冬にはボラの群れ(ボラクーダ)が大量に見れる場所。
- 冬は、クロサギが群れており、産卵場所にもなっている。
大瀬崎・湾内ポイント(2) 「クマノミタイヤからタンク方面」
- 湾内から岬の先端方向に流したポイント。マンボウ桟橋の 先端に釣り人がいる場合には、テグスに接触しないよう注意して潜行する必要がある。
- ミジンベニハゼが沢山観察できる隠れポイントなのだが、時期によっては全く発見できない事もある。
大瀬崎・湾内ポイント(3) 「MANBOW号」
- 湾内の中心ほどではないが、中世浮力の講習やアドバンス講習を良く実施しているポイント。
- 一見、何も生物がいなさそうに見えるが、実際は、プロカメラマンが1時間陣取るほど面白いポイント。
- 極小(1~2cm)のイロカエルアンコウを数固体見ることができる他、浅海に生息するウミウシのほとんどを発見する事が出来る。
- ナイトダイビングでは、旅館街の光に誘われて寄ってきた深海性の生物達が、マンボウ桟橋からこの付近に吹き溜まるため、特に面白いポイントになる。
大瀬崎・湾内ポイント(4) 「MANBOW号からケーソン」
- MANBOW号から一気に25m付近までなだらかな砂地が続いている。
- ロープの先には一辺が3mサイズのケーソンが沈められており、多数の海洋生物たちの住処になっている。
- ケーソン、あるいはその付近には多種のソフトコーラルが群生しており、マクロ撮影をするにはうってつけのポイントになっている。
大瀬崎・湾内ポイント(5) 「ケーソンからフタ」
- さらにケーソンから先に進むと、非常になだらかな角度で深度を増していく。
- このあたりの海底の砂紋は、岸の方向を向いておらず、沖に向かっている場所や、岬の先端方向を向いている場合がある。
- したがって、もしこの付近にダイビングする場合には、ケーソンからMANBOW号に向かうロープを目印に、コンパスを確認し、砂紋の方向や、光の明るさを頼りに方向を得るのではなく、コンパスを信じて行動する必要がある。
- この砂紋を見誤って進むと、どんどんと湾の中央に向かって(深場へ向かって)進んでしまうので要注意。
大瀬崎・湾内ポイント(6) 「タイヤ付近」
- 砂地に半分埋もれているタイヤがある。
- 運がよければ、スナダコの類を見ることができるが、大抵はカサゴ類の住処になっている。
- しかし付近に二枚貝の貝殻が散らばっている場合には、タコがいる可能性が高いので、静かに近寄ってみるとよい。
大瀬崎・湾内ポイント(7) 「パイプ付近」
- パイプ付近のストラクチャには、ミジンベニハゼが定着している事がある。
- 不用意に近づくと、隠れてしまうので、空き瓶や空き缶らしい投棄物や、巻貝などを発見したら、数mはなれて様子をみながら近づく必要がある。
大瀬崎・湾内ポイント(8) 「パイプ付近の捨石」
- 捨石が所々山になっている。
- ソフトコーラルが発生し、多種類のウミウシやエビ、カニ類を観察する事が出来る。
- このあたりのポイントに行くには、マンボウ桟橋からだとかなり遠い。
- 湾の中央部からエントリーし、そのまま直進した方がはるかに楽に到達でき、リスクも少ない。
- 湾内では、どの場所を中心に巡るかをあらかじめ決めておき、最もリスクのない場所からエントリーする計画を立てることが肝心である。
- 特にビギナーダイバーを同行している時には、無理な計画は禁物である。
大瀬崎・湾内ポイント(9) 「ビーナス~バイク周辺」
- 湾内中央部の目印になっているビーナス像。
- ヒドラ虫、ソフトコーラルがついている場所には、ほぼ確実に何らかのウミウシを発見する事が出来る。
- バイク周辺にも海洋生物が豊富で、飽きさせない。
- 湾内のポイントの中では中央部にあたるためか、比較的ダイバーが少ないエリアである。
大瀬崎・湾内ポイント(10) 「水神~クマのプーさん」
- オープンウォーター講習のグループが、必ずお参りに行くのが、この水神様である。
- 大瀬神社の祠で、たいてい、中には大きなウツボがいて驚かされる。
- 石積みの祠なので、寄りかかったりすると崩れてしまうので注意が必要。
- アドバンスド・オープンウォーターの講習では、もう少し深場のクマのプーさん像まで行く事ができる。
- 大瀬館からエントリーし、水神→クマのプーさん→ケーソン→エグジットというコースが、都市型ショップのお決まりコース。
- したがって最も海洋生物が目に付かない場所でもある。
- しかし、真冬のダイバーが少ない時期や、ナイトダイビングでは、このあたりにレアな深海性の魚類が出没する事が多い。毎年、騒ぎになっているニタリの出没エリアもこのあたりである。
大瀬崎・湾内ポイント(11) 「湾内再奥部」
- 大瀬館前のケーソンから観光船桟橋方向は、ゴミや投棄物が多く、水底が汚されている印象がある。
- しかし、それだけに生物達の隠れ家になる場所も多いわけで、ゆっくりとマクロ生物を探すのには、とても楽しいエリアにもなっている。
- 観光船桟橋からさらに奥は、他の場所よりも比較的急深であるため、注意しなければならない。生簀の網が張られている時には、回遊性の魚の群れが通る事が多く、時に驚くほどの大群に囲まれる事もある。
2009年3月12日
煉瓦亭 銀座で洋食ランチをするなら「れんが亭」
銀座グルメ絶賛の老舗洋食屋
銀座でグルメといえば、B級から世界の最高級クラスと、多種多様ですが、特に洋食の分野は、超有名店揃いで競争の激しい地域です。おそらく世界No.1クラスの競争率なのではないでしょうか。
そんな激戦区の銀座で、ファンをうならせる味を作り続けているのが、煉瓦亭です。
煉瓦亭のカニサラダ
洋食屋のサラダは、調理人の技術の終結といってもいいでしょう。野菜の保存から下ごしらえ、カットの仕方、水洗い~冷やし方、そして盛りつけ方など。サラダって思ったより大変な料理だなあと想像します。
煉瓦亭のマカロニグラタン
こんもりと盛られたマカロニとベシャメルソース。パン粉とチーズが振られて焼かれたマカロニグラタン。とてもさっぱりとした味です。マカロニは太めで、長いタイプが使われています。この長いマカロニがとても好きで、探してました!って感じでいただきました。浅草のイタリアンの名店『カプチノ』のグラタンも長いマカロニだったかと思います。
銀座 煉瓦亭のカキフライ
このシーズンの洋食といえば、カキフライですよね。大好きなメニューです。ここのカキフライは、中粒の牡蠣を使ったフライで、サクッとした衣とねっとり、ジューシーな牡蠣の食感がとてもGoodでした。
銀座の洋食屋さんのカキフライはそれぞれ個性があります。
最も大粒なのが、銀座電通通りにある『キャンドル』でしょうか。
最もおしゃれ、高級なのが『みかわや』でしょうか。
この煉瓦亭のカキフライはその中間くらい。お値段も手ごろで、ボリュームもあります。
2009年3月11日
西伊豆・大瀬崎 湾内ダイビング「おもしろ生物大集合」
これでも完全防備?ミズヒキガニ
ミズヒキガニです。大瀬崎・湾内の約25m付近をダイビング中に観察しました。このミズヒキガニ、写真に写っているようにシロガヤなどのヒドロ虫を身に着け、敵から身を守ろうとします。
確かにシロガヤには毒があり、それを知っている外敵には効果があるかも?
でもなんとも頼りない盾だと思いませんか?
大瀬崎のキモス!これは一体何者か??
この得体の知れない物質は?西伊豆、大瀬崎のキモス発見か?
大きさは約15cmほど、半透明でくにょくにょしています。
はっきりとしておりませんが、ダイビングハウスマンボウのガイドさんの解説では、ゴカイの仲間の卵ではないかというお話でした。
侮れません、大瀬崎。
キモス系の生物を探すには世界一のミステリーゾーンかも?
浅瀬にたくさんおります「イソヨコバサミ」
定番のヤドカリさんです。ちゃんと名前がついております。「イソヨコバサミ」という種類のようです。
西伊豆・大瀬崎湾内でのダイビングの後、エグジット手前のゴロタ場にたくさんいます。
こうやってみるとひょうきんな顔をしてますね。
あんまり遊んでいると、魚が来て食べられてしまうので注意しましょう。
大瀬崎湾内マクロ天国「ウミフクロウ」
大瀬崎・湾内の浅瀬にいる「ウミフクロウ」
このウミフクロウは、西伊豆・大瀬崎の湾内、水深2~3mくらいの場所で発見しました。朽ちかけた空き缶をひっくり返したら、こいつが・・
このウミフクロウですが、結構、動くのが速いんです。
ぬめぬめ、ぬめ~~~って感じ。
ナメクジを想像しちゃいます。
ぬめ~~~って感じでしょ?
大瀬崎湾内でのダイビング「サツマカサゴ」七変化
色々な色の個体がいるサツマカサゴ
ここ西伊豆・大瀬崎にはカサゴの一族をたくさん観察することができます。このサツマカサゴは、湾内の水深20m程度の場所で見つけました。ほぼ、毎週のようにこの場所で見つける事ができますから、あまり移動していないものと思えます。
黒っぽいサツマカサゴ
前の写真の個体は真っ白なのですが、この個体は、どちらかというと黒っぽい体色をしています。周囲の環境はさほど変化がないように思えるのですが、どうしてこんなに色が違うのでしょうね。何が理由で色が変化するのか詳しく知りたいところです。
2009年3月10日
スミゾメミノウミウシ Protaeolidiella arta Baba 西伊豆大瀬崎湾内
オウギウミヒドラに必ずいるスミゾメミノウミウシ
西伊豆大瀬崎の湾内ポイントには、各所にソフトコーラルの群生があるが、このオウギウミヒドラという、枝状のソフトコーラルには、必ずと言っていいほどウミウシがいます。特にこのスミゾメミノウミウシとガーベラミノウミウシは、このオウギウミヒドラが好物なようです。
西伊豆・大瀬崎ウミウシ天国「ミズタマウミウシ」Thecacera pennigera
プルプルしたグミみたいな「ミズタマウミウシ」
大瀬崎湾内の水深28m付近で撮影しました。
斑点の色合いや模様のバリエーションがたくさんあるようですが、この個体は、ツノザヤウミウシのような半透明の身体と、黒と黄色の模様になっています。
サヤの先端が黄色と白になっているのが、この「ミズタマウミウシ」の特徴かと思います。
大瀬崎マメダワラの住人「アナハゼ」Pseudoblennius percoides
大瀬崎湾内の小さな住人「アナハゼ」幼魚
西伊豆・大瀬崎。春先になるとホンダワラや、マメダワラ等の海藻が生い茂ります。これらの海藻には、生まれたばかりの魚たちの幼魚がたくさん住みついています。
このアナハゼの幼魚もその一つで、大瀬崎の湾内ではとてもポピュラーな魚です。
2009年3月 9日
大瀬崎湾内ウミウシ天国 「アカエラミノウミウシ」
アカエラウミウシ
このアカエラウミウシは、大瀬崎湾内の水深25m付近で観察したものです。ダイビングハウスマンボウさんのガイドで発見しました。体長は約3cmくらい、もっと大きくなる個体もあるようです。
大瀬崎湾内の小さな妖精「セスジミノウミウシ」
体長3cmほどの海の妖精セスジミノウミウシ
とても美しいウミウシですよね。透き通った体とオレンジ色の触覚。パープルのアクセントが何とも素敵です。どうしてこんなに素敵な色彩感が生まれ出てくるのか不思議でなりません。
イソコンペイトウガニ Hoplophrys oatesii
ソフトコーラルに共生するイソコンペイトウガニ
大瀬崎湾内でのダイビングで観察しました。
ウミトサカに住み、ウミトサカの房をハサミで切って、体に貼り付け、擬態しようとする頭のいい蟹です。
そういう意味では、共生ではなくて、ウミトサカからすれば、寄生かもしれませんね。
2009年3月 8日
世界最少のイカ 「ヒメイカ」Idiosepius paradoxus Ortmann,1888
春先のマメダワラは楽しい
大瀬崎湾内でのダイビングほど時間を忘れさせてくれる場所は無い。ダイナミックな要素はあまりありませんが、広大な砂地に点々と存在するストラクチャには、必ずといっていいほど生物が生活しています。
これからの季節、大瀬崎の湾内は、ホンダワラやマメダワラなどの海藻類が成長する季節。その海藻の茂みは、小さな生物たちの楽園になっています。
マメダワラの妖精 ヒメイカ
特にこのヒメイカは、体長約3cm。妖精のようにひらひらと泳ぎ、くるくると体色を変化させて楽しませてくれます。ずっと見ていても飽きる事がありません。
くるくると体色が変化するヒメイカ
ライトをあてたり、ストロボの光を浴びせると突然、体色を変化させます。
この写真は、ストロボの光を浴びて警戒し、足を上にあげて威嚇している様子です。ちっちゃいけど、やんちゃなやつなんです。
逃げていくヒメイカ
カメラを向けてストロボを連射すると、マメダワラの要塞を離れ、海中に泳ぎ出しました。勇気がある個体ですが、もしかしたら近くに卵があったのかな?ひょっとしたらそうかもしれませんね。
西伊豆・大瀬崎ウミウシ天国「クロスジリュウグウウミウシ属の一種」
クロスジリュウグウウミウシ属の一種
体長5mm弱の極小ウミウシ。名前ははっきりと付けられていません。
クロスジリュウグウウミウシの一種(Nembrotha sp. 3)とされています。
西伊豆・大瀬崎の湾内は、パッと見には何もないような砂浜が広がっていますが、逆にその「何もなさそうなほど」単純な地形だからこそ、小さなストラクチャー(岩、海藻、漁礁、ソフトコーラル、投棄物など)に生物が集中しています。
ですので、一カ所のストラクチャーでじっと、数十分生物を観察していても、次から次へと生き物が見えてくるという面白さがあります。
小さなマクロの世界の面白さを堪能するには、絶好の場所なんです。
何度潜っても飽きないポイントですね。
2009年3月 7日
フジエラミノウミウシ Cuthona ornata Baba, 1937 大瀬崎マンボウ
大瀬崎湾内のケーソン近くの藻場で観察。ダイビングハウスマンボウさんのガイドでダイビングしました。かなり小さい個体で、体長は約3cm。
藻の間にカメラを差し込んで撮影しました。流れがかなりあったため、横揺れが強く、ピントがなかなか合いません。
ダンズミノウミウシ Cuthona sp. 西伊豆大瀬崎湾内ダイビング
ダンズミノウミウシ Cuthona sp.
西伊豆・大瀬崎のダイビングハウスマンボウさんのガイドで観察しました。この日は、湾内に春濁りが発生。さらに先端方向からのかなり強い潮流がありました。
背中のミノは、よく見るとブルーに光っています。
とても奇麗なウミウシでした。
コミドリリュウグウウミウシ 大瀬崎 湾内トリプル・ダイビング
コミドリリュウグウウミウシ Tambja amakusana
ダイビングハウスマンボウさんのガイドで、大瀬崎3本湾内ダイビングで観察しました。
鮮やかな黄色が美しいウミウシです。
こんな小さい奴もいましたよ。
体長は約1cmくらいです。
2009年3月 6日
Presidial 2005 Bordeaux プレジディアル バードラベル
ボルドー・サンテミリオンの最高峰、シャトー・ヴァランドローをつくり出した、ジャン・リュック・テュヌヴァンの作。
香りは今一つな感じですが、ボルドーらしいしっかりとしたフルボディ。
開封してすぐは、甘みが強いのですが、時間がたつにつれてタンニンの味わいが広がってきます。
ボルドーワインの中では、気軽に楽しめる貴重な一本です。
立ち食いソバのグルメ王『とんがらし』 水道橋で揚げ立て天ぷらそば
水道橋の駅から歩いて3分くらい。
ちょっと分かりにくい場所にありますが、お昼時は大繁盛。
10人以上はいつも行列します。そんな、立ち食いソバ屋、見たことありますか?
並んでいる人は、この店じゃないと「いやだ」という人たちばかりです。
なぜって、すぐそばには、有名な立ち食い蕎麦屋が沢山ある場所ですから。
こんな、ちいさなお店なのに、お客さんは分かるんですね。
昼時になると長い行列が出来ます。
店の中にも行列。
それはなぜか?
だって、凄いんですよ、ここの天ぷらそば。
じゃ~~ん!
これが、550円の盛り合わせそば。
茄子の天麩羅、イカのてんぷら、小エビの天麩羅!
文句ないでしょ!
しかも、じゅうじゅう、いうほど揚げたてなんです。
熱々の海老天は、ぷりぷりしていて、そばつゆにつけるのがもったいない。
そのまま、塩をかけていただきたいくらいです。
イカや野菜もとても美味しい。
タイミングよく、(本当に数秒のタイミングを重要としている様子)揚げたてんぷらがいかに美味しいかを見せ付けられるようです。
しかし、立ち食い蕎麦ですから、蕎麦自体は、湯で麺の「あれ」です。
あくまで、立ち食い蕎麦屋です。
蕎麦を大盛りにしても60円プラスの610円。
この激安さなら文句はないでしょう。
2009年3月 5日
西伊豆大瀬崎ダイビング水中写真 SEA&SEA DX-1G
イソカサゴ(大瀬崎・外海 大川下)
ニジギンポ
オオモンハタ
オルトマンワラエビ
ボウズコウイカ 大瀬崎・湾内でのダイビング
ボウズコウイカ Sepia erostrata
大瀬崎ダイビングハウスマンボウさんのガイドで、湾内ポイントを十分堪能し、エグジットする寸前のゴロタ場で観察しました。
大瀬崎ダイビング イロカエルアンコウ
イロカエルアンコウ Antennarius pictus
2009年3月 4日
アオサハギ おちゃめでかわいい大瀬崎の人気者
アオサハギ Brachaluteres ulvarum
体長3cmくらいの丸ボール。
この丸いボールに、妙に大きな目がついている。
これがまたスバシッコイ。
何に照れているのか知らないけれど、ちょっとピンクがかって・・・唇もピンク。
アオサハギは、このピンク色のタイプの他に黄色いタイプのヤツもいます。どうして色が違うのか分かりませんが、思いっきり色が違う。
2009年3月 3日
大瀬崎ダイビングの常連 地味だが可愛い奴等
かまってもらえないNo.1 ヨウジウオ Syngnathus schlegeli Kaup,1856
ヨウジウオの仲間の中では、最も大きいのに、なにせ地味なもんだから、誰も撮影してくれなかったりします。(笑)
しかも、大抵ヨウジウオが出没する時は、海にウネリがあったりして、この細くて長いからだがウネウネとゆれるもんだから、ピントが合わない。インターネットで探してもヨウジウオが良く撮れている写真がほとんどないのもこれが理由か?
また、比較的浅い場所にいるため、エントリーしたばかりのダイバーが発見しても、「バッテリーがもったいない・・・」なんて思っちゃって、ろくに撮影してくれません。可愛そうに。
エグジット寸前で、発見されても、色んな魚を見て満腹のダイバー達は、「ああ、いるね・・」ぐらいの反応・・かまってもらえない。
同じヨウジウオ科の魚には、イシヨウジ、オイランヨウジ、タツノオトシゴなど人気の種族があるのに、なぜか、ヨウジウオ科の首長「ヨウジウオ」は地味なので人気がイマイチ。
でも、このヨウジウオばかりを狙っているマニアの方もいらっしゃるという噂も聞きましたので、いつの日か、大瀬崎の大スターに君臨する日もあるかも。
ガンバレ!ヨウジウオ!
傍にいるのに気がついてもらえないNo.1 「オニカサゴ」
ヨウジウオよりも可愛そうなのが、これ。
オニカサゴ Scorpaenopsis cirrhosa (Thunberg).。
なにせ、目の前にいるのに、気がついてもらえない。
すぐ、目の前にいても気がつかれない。
可愛そうなやつです。
たまに、気がついてもらえても、絵にならない。
ダイバーの頭の中には、「オニカサゴといえば、唐揚げだ・・」くらいしか思い浮かばない。
かわいそうなヤツです。
派手なのに目立たないやつ ハナキンチャクフグ
思いっきり化粧してるのに、ダイバーの目の前にちょろちょろと飛び出してくるのに、それでも気がついてもらえません。なぜなのか?
こうしてじっと、見てみると、口元が可愛くて・・・
アイラインは派手だけど・・・
ちょっとウマヅラなのがアレだけど・・・
精一杯アピールしてるのにね。
今日の海は寒いね・・・そんな悲しそうな顔しないで頑張ろうね。
練習台にしかしてもらえない イソカサゴ
ウミウシを探していると、絶対に目の前に出てくるのが、彼。
イソカサゴ。
今日こそ、マクロモードを決めてバッチリ、ウミウシを撮影するぞ!
と、意気込むダイバーの撮影練習になっちゃうイソカサゴ君。
バシバシ、ストロボを浴びせようが、バンバン砂を撒き散らせようが逃げずに耐えて頑張ってるのにね。
彼がいるおかげで、ダイバーは写真撮影の練習が出来るのに。
レア種に間違えられちゃう フサカサゴ
最後は彼。レアな深海魚である「イズカサゴ」にそっくりな為、写真判定・・激写されてしまうのですが、大抵は、一般的なフサカサゴ。
こんな綺麗な朱色の体なのに、ちょっと背びれの形状が違うだけで、「ああ・・またか」で、済まされちゃうかわいそうなヤツ。
ドフライニアシュリンプ Periclimenes sp3. 大瀬崎の小さな宝石
ドフライニアシュリンプ Periclimenes sp.
ドフライニアシュリンプと言う名前が正確らしい。とても似た種類にアカホシカクレエビ(Periclimenes sp.)がいるが、それとは微妙に違うのだそうです。
何が違うのかというと、まず、共生しているイソギンチャクが違う。
このドフライニアシュリンプは、スナイソギンチャク(Dofleinia armata)に共生するらしく、良くみると背中の出っ張りの模様もアカホシカクレエビとは違いがあるようです。
ウデフトイソギンチャク Macrodactyla aspera (Haddon and Shackleton, 1893)
今回、ドフライニアシュリンプを観察したのは、このフトウデイソギンチャクの周囲でした。
SEA&SEA DX-1Gのマクロモードで、ぐっと近寄って撮影します。
さらに近寄ります。
SEA&SEA DX-1Gのマクロモードでは、クローズアップレンズを使用しなくても、ある程度近寄れば、かなり小さな生物でも撮影できる事が分かりました。
次回は、クローズアップレンズに挑戦してみます。
2009年3月 2日
銀座 うかい亭 ゴージャスなディナーを楽しませてくれるお店(その2)
ウニが乗ったカブのスープ
海胆が乗ったカブのスープ。カブをすりおろしてポタージュスープにした、香りが素晴らしい一品でした。一気に胃が落ち着き、食欲増進。
タラバガニの炭火焼
新鮮なタラバガニを炭火焼にしたオードブル。極めて新鮮なタラバガニは、焼いても身が崩れず、殻にひっつくようになるのだそうです。蟹の香ばしさ、ジューシーさが素晴らしいオードブルです。
カワハギのカルパッチョ 肝ソース添え
これも凄いオードブルでした。薄造りにしたカワハギを塩コショウ、バージン・オリーブオイルでカルパッチョに仕立て、カワハギの肝で作ったソースが添えられています。食感とカワハギの甘みが堪能できる素晴らしい一品です。また写真をみてお分かりの通り、食器が素晴らしい。洋食器にはウェッジウッドが使われているようです。キリコのグラスも(メーカーは分かりませんでしたが)、いい食器を使用してますよね。
鮑の岩塩蒸し 黒トリュフソース
銀座 うかい亭 ゴージャスなディナーを楽しませてくれるお店(その5)
メインは勿論 黒毛和牛とガーリックライス
うかい亭の和牛は、「うかい牛」と名前が付けられている専用の牛肉のようです。程良い脂でやわらかなお肉でした。
ご飯はもちろん、ガーリックライスですよね。恐ろしくみじん切りにされたにんにくをオリーブ油で丹念に炒めるのですが、なんとオリーブオイルは全て捨ててしまうのです。
炒めたにんにくの油だけで焼き飯を作ります。
できれば動画をご覧いただきたかった・・・
それほど見ていて面白い。
どうすれば、こんなにさっぱりと、ガーリックライスが出来上がるのか、見入ってしまいました。
最後に醤油で香り付けをするのですが、この方法も、他店とは全く違う方法。
いやぁ楽しかったです。
綿のように軽いシフォンケーキ
香ばしい、濃厚な味わいのプリン
デザートのシフォンケーキは、凄く軽く、綿を口に運ぶような感覚でした。
プリンはカラメルの香りとバニラが際立つ濃厚な味わいです。
料理は勿論、十分満足させてくれましたし、また、店員の方々のサービス精神の高尚さにはただただ脱帽。
エンターテイメントな要素もたっぷりで、鉄板焼きの頂点といってもいいようなお店だと思います。
素晴らしい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
銀座 うかい亭 (ぎんざ うかいてい) (鉄板焼き / 東銀座、築地市場、銀座)銀座 うかい亭 ゴージャスなディナーを楽しませてくれるお店(その4)
タケノコの鉄板焼き
これまたオプションのタケノコの鉄板焼き。さて、タケノコをどう料理するのか見たくて注文しました。
まずは、茹でたタケノコを鉄板で焼き目を入れて・・・
次に裏返して、皮の方も焼き目を入れます。ふむふむ…
そして醤油で香りをつけて。じゅわ~~~~
木の芽のソースが掛けられて完成です。あ~~また食べたい。写真を見るだけで味がよみがえってきます。シャキシャキとしたタケノコの歯ごたえと、香りがものすごく美味しい。醤油の焦げた香りがたまりません。
銀座 うかい亭 ゴージャスなディナーを楽しませてくれるお店(その3)
オードブルを食べている間に、目前の鉄板に岩塩の山が。その中にはアワビが2つ。じっくりと蒸しあげられた鮑は、まるで魔法がかかったように柔らかく、そして磯の香りがいっぱいに立ちあがります。
最後に肝の部分をバターソテーし、バターベースのソースと、黒トリュフのソースが掛けられて完成。これはすごい。鮑の甘みが素晴らしい上に、黒トリュフのソースの程良い酸味が加わって素晴らしい味わいでした。
見事な鉄板焼きの技 まさにエンターテイメント
オプションで追加した、蛤とクルマエビ。こんな籠に入ってやってきました。
見事な手さばき、大きな車エビが美しく、楽しく調理されていきます。鉄板焼きは、こうして目の前で調理を見る事が出来るのが楽しいですよね。まさにエンターテイメントです。
クルマエビと蛤の鉄板焼き
そして完成した蛤の鉄板焼きです。アツアツ。ホクホク。最後に貝殻に残ったスープが最高です。
クルマエビも完成。見事に盛りつけますよねぇ。
世界一小さなイカ 「ヒメイカ」 Idiosepius paradoxus 大瀬崎湾内
ヒメイカ Idiosepius paradoxus
このヒメイカは世界一小さなイカとして知られています。成魚の大きさが体長約3cm。
これでも立派な大人のイカです。
2009年3月 1日
フカヒレ土鍋煮込みそば 銀座・筑紫楼のふかひれランチ
『銀座 筑紫楼』のふかひれ煮込みそば
今日はさらに寒く、霙まじりの雨が降っています。
何か温かいものを食べようという事で、とろ~り、あたたかなフカヒレそばを求めて筑紫楼へ。
いつも思うのですが、ここ『筑紫楼』の前菜は、かなり美味しい。もちろん、特別に注文した前菜を比べればきりがないのですが、ランチの超混雑時に、数分で、ここまで盛りつけてくるのですから、かなりの力の入れようだと思います。
蟹肉入りフカヒレ煮込みそば
蟹の肉が入ったふかひれスープの中華そば。とろりとした濃厚なスープが麺にからみ、とても美味しいです。お好みで、コショウや酢を加えると風味が変わって楽しむことができます。
フカヒレの姿煮が乗ったスープそばもいいものですが、こうしてほぐしたフカヒレが、蟹肉と絡み合って、とろみと共に麺にからみつくのも、これはこれで、とても美味しいです。
フカヒレ土鍋煮込みそば
次は、大きな土鍋で煮込んだスープそばです。写真は、土鍋から取り分けていただいたものです。2~3人でシェアして食べることができます。
このフカヒレ土鍋煮込みそばは、鶏ガラスープのコラーゲンと、フカヒレのコラーゲンのダブル効果ですね。食べながら、唇がぬめぬめ、つるつる、してくるのが分かります。
ぐつぐつと煮込んだ鶏がらスープのコクと、セロリが薬味として効いてます。
凄くさっぱりとしていて、それでいて奥深い味わい。
とても美味しい料理だと思います。
このセロリの使い方は、銀座アスターのセロリそばにも似ています。
筑紫樓 銀座店 (筑紫楼 ツクシロウ)
「死滅回遊魚(無効分散)」 西伊豆・大瀬崎の冬に耐える魚達
- 2008年10月5日 大瀬崎 気温24度 水温23度
- 2008年11月1日 大瀬崎 気温23度 水温20度
- 2008年12月29日 大瀬崎 気温14度 水温17度
- 2009年1月11日 大瀬崎 気温8度 水温17度
- 2009年1月31日 井田 気温15度 水温14度
- 2009年2月28日 大瀬崎 気温7度 水温12度
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